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Yamareco

記録ID: 2281396
全員に公開
山滑走
北陸

雨と雪の小桜平避難小屋泊まり

2020年03月28日(土) 〜 2020年03月29日(日)
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:33
距離
25.2km
登り
1,887m
下り
1,913m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:03
休憩
0:17
合計
7:20
8:21
28
スタート地点
8:49
8:49
22
9:11
9:11
44
9:55
10:12
329
2日目
山行
4:58
休憩
0:06
合計
5:04
5:50
220
9:30
9:36
52
10:28
10:28
20
10:48
10:48
6
10:54
ゴール地点
天候 1日目 : 霧雨のち曇りのち雨 2日目 : 雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩間一里野線ゲート前
岩間一里野線に雪はありません。チャリで通行可能です。
ただし細かい落石が多いのでロードで行くことはお勧めしません。
雨のまま迎えたゲート前。霧雨になったところでスタート。
2020年03月28日 08:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 8:35
雨のまま迎えたゲート前。霧雨になったところでスタート。
新岩間温泉の駐車場。雨は止んでます。
2020年03月28日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:17
新岩間温泉の駐車場。雨は止んでます。
山崎旅館さんはやっぱり混浴露天風呂でしょう。
2020年03月28日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:17
山崎旅館さんはやっぱり混浴露天風呂でしょう。
ここから右の林道に向かいます
2020年03月28日 09:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:18
ここから右の林道に向かいます
小桜平避難小屋まで4.2kmというのは間違いで7.2kmです。キーボード打ち間違い?
2020年03月28日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:34
小桜平避難小屋まで4.2kmというのは間違いで7.2kmです。キーボード打ち間違い?
初めてゲート開いてるのを見ました。
2020年03月28日 09:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 9:35
初めてゲート開いてるのを見ました。
林道には雪が残ります。
2020年03月28日 09:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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林道には雪が残ります。
露天風呂ガスの中…っ誰もいませんが。
2020年03月28日 09:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:38
露天風呂ガスの中…っ誰もいませんが。
いい感じのフキノトウ
2020年03月28日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 9:43
いい感じのフキノトウ
ちょっとだけ片斜面
2020年03月28日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
3/28 9:50
ちょっとだけ片斜面
登山口。出だしの急な登山道は雪混じりだったので避けて左手の斜面を登りました。
2020年03月28日 10:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 10:00
登山口。出だしの急な登山道は雪混じりだったので避けて左手の斜面を登りました。
時々雪切れ兼用履で歩きます
2020年03月28日 10:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 10:46
時々雪切れ兼用履で歩きます
ダケカンバ林
2020年03月28日 12:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 12:36
ダケカンバ林
標高上がってやっとガスが晴れます
2020年03月28日 13:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 13:33
標高上がってやっとガスが晴れます
ダケカンバ林を抜けました
2020年03月28日 13:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/28 13:36
ダケカンバ林を抜けました
穏やかな雪山
2020年03月28日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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穏やかな雪山
ホシガラス
2020年03月28日 13:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ホシガラス
笈ヶ岳がもう少しで出そう
2020年03月28日 13:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 13:53
笈ヶ岳がもう少しで出そう
笈ヶ岳が現れました
2020年03月28日 14:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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笈ヶ岳が現れました
笈ヶ岳ズーム
2020年03月28日 14:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 14:01
笈ヶ岳ズーム
ここの雪庇を踏み抜いて落ちると大変なことになります
2020年03月28日 14:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 14:19
ここの雪庇を踏み抜いて落ちると大変なことになります
妙法山。去年より突起が育った?!
2020年03月28日 14:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 14:42
妙法山。去年より突起が育った?!
別世界
2020年03月28日 15:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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別世界
もう少しで小屋に
2020年03月28日 15:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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もう少しで小屋に
振り返るとまたガスが
2020年03月28日 15:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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振り返るとまたガスが
小屋はどこ〜?!
2020年03月28日 15:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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小屋はどこ〜?!
ありました。埋もれてなくてよかった!
2020年03月28日 15:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/28 15:44
ありました。埋もれてなくてよかった!
2階からの出入りになりそう
2020年03月28日 15:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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2階からの出入りになりそう
2階の出入口
2020年03月28日 15:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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2階の出入口
1階の出入口
2020年03月28日 15:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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1階の出入口
荷物の上げ下げが大変…
2020年03月29日 05:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 5:41
荷物の上げ下げが大変…
掃除して後にします
2020年03月29日 05:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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掃除して後にします
出入口には少し雪が
2020年03月29日 05:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/29 5:41
出入口には少し雪が
お世話になりました。雪降ってます。
2020年03月29日 05:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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お世話になりました。雪降ってます。
また今度
2020年03月29日 05:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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また今度
雪庇ところは慎重に
2020年03月29日 07:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/29 7:20
雪庇ところは慎重に
ダケカンバ林を滑ります
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ダケカンバ林を滑ります
尾根筋はテクニカル
2020年03月29日 08:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/29 8:39
尾根筋はテクニカル
登山道も雪切れが出てきて…
2020年03月29日 08:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 8:50
登山道も雪切れが出てきて…
諦めて兼用履で歩きます
2020年03月29日 09:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3/29 9:05
諦めて兼用履で歩きます
林道に出てしばらくはスキーで
2020年03月29日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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林道に出てしばらくはスキーで
山崎旅館の混浴露天風呂、ガスが晴れました。営業中は薮に阻まれて見えませんよ(笑)
2020年03月29日 10:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:19
山崎旅館の混浴露天風呂、ガスが晴れました。営業中は薮に阻まれて見えませんよ(笑)
青空も
2020年03月29日 10:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:22
青空も
小桜平でこの青空が欲しかった〜
2020年03月29日 10:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:30
小桜平でこの青空が欲しかった〜
途中で単独の登山者と遭遇。物好き?
2020年03月29日 10:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:40
途中で単独の登山者と遭遇。物好き?
猿がいました。一匹だったので群れから外された?
2020年03月29日 10:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:44
猿がいました。一匹だったので群れから外された?
無事にゴール
2020年03月29日 10:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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3/29 10:59
無事にゴール

感想

先週の赤兎山避難小屋泊まりに続いて小桜平避難小屋泊まりで山スキーしてきました。しかし今週末もまたもや微妙な天気。もはや小雨や小雪はあまり気にしなくなったのかも知れません。泊まり山行ですよ…
さて早朝の道中は雨で予報通り。一里野に着く頃には雨も止む予報でしたが、いざ着いてみると霧雨。うーん、ここまで来たけどやっぱり止めようかなぁ…と思っていると霧雨はほぼ止んだので雨具着てスタートします。まずはチャリで。
岩間一里野線には全く雪は残ってません。あるのは小さな落石くらい。時々落石の多いところがあってそこは足をついて石を避けてゆっくり進みます。ちょっとチャリで頑張り過ぎた感がありますが、あっという間に山崎旅館に到着します。この辺りまだ残雪が多いです。
楽々新道行きの林道ゲートは珍しく開いていました。もっともすぐに雪が出ているので、ここから先チャリで進んでも意味がありません。まだスキー履くほどでもなく、アプローチシューズで登山口まで歩きます。
登山口にもしっかり雪があります。ここはいきなり急な登りなのですが、微妙に雪が残っていて登りにくそう。仕方なく左側の雪のある斜面をスキーで登ることにしました。基本は登山道を歩きます。それ以外は大抵薮が繁ってますので。登山道はところどころ雪が切れていて、スキーを脱いで兼用靴で歩くか、シールのまま落ち葉の上を歩きます。
標高1100mくらいからはほぼ雪がつながっており、帰りもここまではスキーで滑ってこれそうです。痩せ尾根の急登が続きスキーでの登りは苦労します。
標高1350mまで登るとようやく急登が終わり、広くなって好きなルートを歩けるようになります。帰りの登り返しを最小にしようとルート取りしてみましたが、細かな谷筋の横断が多く、結局帰りには使いませんでした。
しばらく登るとダケカンバ林に入ります。ここはやや急ですが、登るのに苦労するほどでもありません。スキーの食いつきは良くもなく悪くもなく、ずっとクトーを装着していましたがクトーの隙間に重い雪がこびりついて重しになってました。
チャリで頑張りすぎたのかそろそろ足が棒のようになってきました。緩やかな痩せ尾根を通り抜け、帰りに登り返しになる鞍部を通り抜ければ3回ほど登りを繰り返してようやく小桜平に到着です。
小桜平では早々に小屋が見えるかと思えば最後の登りをクリアするまでは見えてきません。もし完全に埋もれていると探すのに大変なので心配していましたが、まだ1mくらいは大丈夫でした。ただし1階からの入場は無理で、はしごを4段ほど登って2階からの入場となります。
2階から入るのは初めてです。この時期にここに来たのも初めてです。2階から大きくて重いザックやスキーなどを中に入れるのはかなり大変で、重い荷物を持って屋内のはしごを登り降りしないといけません。なんとか無事に入れば、キレイな小屋が待っています。
ここの小屋、というか北部白山の小屋は管理人の乾さんの心意気で、小道具が色々揃っています。ここには防寒シートや箒とチリトリ、トイレのブラシに今回はトイレットペーパーまで揃っていました。
まずはマットを敷いて疲れ果てた体を横たえて休憩します。去年は4/28に訪れたのですが、その時は見返坂までスキーで行く余裕がありましたが今回はもう燃料切れです。少し休憩したら水作り用の雪を取りに行き、今夜と明日の水を作ります。
水とお湯を作れば後は定番のお餅を焼いてお雑煮にします。もうずっとこればっかりですが、食器洗いが簡単でお腹も満足できます。ラジオでコロナウイルス情報も聴いて、まだまだ感染が増えるなぁと感じました。
夜7時過ぎにはもう片付いて、軽く歯磨きしておやすみします。外はすでに雪が降り始めています。明日は4時にアラームで起きることにします。
赤兎山避難小屋ではescape viviを使いましたが、やはり結露が激しく朝にはviviの内側とシュラフの外側がびしょ濡れになります。それを避けて今回はGOREのシュラフカバーにしました。暖かさは似たようなもので、GOREはさすがに結露はまったくありませんでした。違いはやはりお値段でしょうか。

朝起きるとまだ雪が降っています。積雪は10cmは増えたようです。朝食もまたお雑煮。食事を終えたらパッキングし、小屋の中を箒で2回掃除してまたキレイにしておきます。
雪の中のスタートなのでまた雨具を着用します。今回はゴーグルを置いてきたので、降雪の中裸眼スキーです。雪は真っ白で凹凸が分からず、慎重に進めます。
途中、同行者の姿が見えなくなりました。ほんの少し進んだ積りでしたが、動画撮影でもしているのか?待っていても来ないので、無線で呼びかけるも応答なし。仕方なくシールを貼って登り返すことにします。すると無線が入り、向こうも私の姿が見えないとのこと、谷に向かっているところで、どうやら私よりも左手に降りていったようです。とにかくこれ以上下らず、登り返すよう指示します。そして私は左手のトレースを探しながら登り返すと、ほどなくしてトレースを発見。そちらに向かってトレースを追っかけて滑り込むと無事に姿を発見しました。
この瞬間の後、未来というのは予想もしない何かが起こるかも知れません。どこかで怪我して動けなくなった、体調が悪くなった、滑落した、雪崩に巻き込まれた・・・と想像しただけで恐ろしいシーンはたくさん考えられます。そんな時には絶対に自分の都合のいい方向に勝手に判断してはいけません。きっと自力でこっちに向かってきてくれる、なんてことは考えないように。とにかく姿を見つけるまで、どんな急斜面でも登り返して相手のトレースを追いかけます。
夏山でもそうですが雪山は特に下山時にどんどん下に向かっていきがちです。そしてそれが間違っていたルートだとして、登り返しに大変な労力を要します。なのでおかしいと思ったら下には進まないように。元のルートに戻るようにしましょう。

その後はトラバースして元のルートに無事に戻りました。降雪も徐々に回復し、視界も開けて痩せ尾根急斜面のルートをスキーで苦労して下山し、時に兼用靴で歩き、無事に登山口に戻りました。
そこから山崎旅館までは少しだけスキーして、アプローチシューズに履き替えて歩きます。それからは雪の積もったチャリに跨って岩間一里野線を走るのでした。

結局天気は良くありませんでした。なのによくこんな山行したと思います。
それにしてもやはり楽な山スキーを繰り返していたので体力は落ちているような感じがします。またシートラ山スキーを繰り返して体力を戻して行けということでしょうか。

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