神山☆昼のひと時の裏山散歩
- GPS
- 00:55
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 218m
- 下り
- 217m
コースタイム
- 山行
- 0:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:56
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
この日はついに自宅でテレワークである。慣れない遠隔の仕事ではあるが、コロナの影響をうけて仕事そのものが非常に少ない。昼休みの時間に近所を散策することにする。
神山、つい「かみやま」と読みそうになるが、「こうやま」と読むのが正しい。読んで字の如く、上賀茂神社の御神体の山であり、賀茂別雷大神(かものわけいかづちのおおかみ)が降臨されたとする山らしい。自宅からはかなり近いのだが、あまりにも近いとかわざわざ登ろうという意欲を感じることもなく登ったこともなかったのだった。
二軒茶屋を鞍馬街道から西側に入った住宅地を奥に進むと。地図では尾根の取り付きに長い階段が記されている。果たして何のために階段があるのだろうかと思いながら、この長い階段を登ってゆくと、階段の上に円形の貯水槽が目に入る。
貯水槽のフェンスに沿って明瞭な踏み跡があり、難なく尾根に出ることが出来る。尾根を西に向かうと、おそらく一昨年の台風によるものと思われる倒木がかなり多数ある。しかし、倒木は鋸で処理された痕が見られる。
このあたりは京都産業大学の私有地であるらしく、神山コロシアムへ真新しい道標もある。後で確認すると神山コロシアムは京都産業大学の野外ステージであり、大学の施設らしい。どうやら整備をしてくれているのは大学のようだ。
コロナのクラスターですっかり有名になってしまった京都産業大学であるが、明らかになっていないだけで欧州に卒業旅行に行き、国内にウイルスを持ち込んだ若者は他にも少なからずいることだろう。
尾根は新緑が盛りであり、色とりどりのパッチワークが見られる。樹間から右手には神山の山頂を垣間見る。倒木のせいで見晴らしがよくなったのだろうか、倒木の上に登ると東には比叡山から大文字山にかけての稜線が一望のもとだ。
小さな鞍部を過ぎて尾根が北側に向きを転じると上賀茂の市街を挟んで樹間から西側の山が見える。山頂が近づくと、注連縄を巻いた大きな石がある。磐座(いわくら)らしい。わずかに北に進むと隅が欠けた三角点の柱石がある。
山頂からは北側にミツバツツジと新緑の中を下る。鞍部に至るとから先は踏み跡は薄いようだ。東側に下る尾根の上にも踏み跡が続いているようだが、谷筋を下る。尾根を辿った方が下りやすかったように思える。山の東側から間断なく重機の音が聞こえてくる。
すぐにも谷は大きく広がり、左手には幾重にも堰堤が築かれている。林道から舗装路に出たところで先ほどの重機の音の理由がわかった。新たに宅地を造成しているようだ。介護老人保健施設「友々苑」の脇を通って再び鞍馬街道に出る。
短時間で家まで帰ってこれる山が家のすぐ近所にあることの有り難さを今更ながらに感じるのだった。
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