スイスアルプス遠征登山(メンヒ&ブライトホルン)【過去レコ】
コースタイム
アイガーグレッチャー駅9:36からアイガー北壁の麓をトレッキングして、グリンデルワルドまで下山14:50(参考のアイガー北壁の麓歩き8km、3時間歩きを延長)
8月8日 晴れ
ユングフラウヨッホ駅3454m 9:30スタート⇒稜線取り付き点10時頃〜12時半頃メンヒ山頂4099m(参考コースタイム5時間)⇒16:30メンヒヨッホヒュッテ泊
8月11日 晴れ
マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(ロープウェイ終点)3883m〜ブライトホルン4164m(参考コースタイム4時間)
8月12日 晴れ
ローテンボーデン駅2815m10:30(逆さマッターホルンを眺めるコース1時間、3km)リッフェルベルク駅(花スポットいっぱいコース1時間20分、2.6km)途中で昼食(カップ麺)リッフェルアルプ駅(山上湖や森林限界を望む1時間15分、5km)を通過してツェルマットまで下山。
天候 | 9日曇り以外、晴に恵まれました(晴おやじのジンクス大いに発揮!)。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
ブライトホルン4164mは、ツェルマットを拠点にして、マッターホルン・グレッシャー・パラダイスからスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
メンヒ登山は、岩と雪の山でナイフリッジな危険箇所を登ります。 ブライトホルン登山は、メンヒ登山より比較的安全です。 |
写真
装備
個人装備 |
ピッケルは現地レンタルでハーネスとアイゼンは持参
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感想
私の退職記念として、3人の山仲間と一緒にスイスアルプス遠征登山してきました。
仲間の一人が良く海外出張されているので、ツアー会社に頼らず飛行機、宿の予約などすべて手配してくれました。
その時の観光&登山記録を、フォトアルバムを参考にして書き込みします。
2016年8月5日晴れ
スイスアルプス遠征初日は、キャセイパシフィック航空で関西国際空港18:40発、香港経由でチューリッヒ国際空港に旅立ちました。
ビジネスクラスだったので、座席はゆったりで、機内食は豪華でした。でも、座っているだけで、こんなに食べていたらブタになりそうと思いました。
8月6日晴れ
スイス最初の観光地は、スイス最大の都市チューリッヒで市街地を散策しました。まだ、朝8時頃で人も少なく、店もほとんど開いていませんでした。
次に、スイスの首都ベルンの旧市街地を散策しました。
ここは、赤レンガ屋根の街並みで世界遺産にも指定され、観光客もいっぱいいました。
インターラーケンで乗換、スイス最初の宿泊地グリンデルワルドにやって来ました。
8月7日晴れ
スイス観光3日目は、グリンデルワルドから登山電車に乗ってアイガーレクチャー駅に向かい、アイガー北壁の麓トレッキングに行きました。
当初は、途中8kmまで歩き、また電車に乗って帰る予定が、天気も良くて調子よいからと、もとのグリンデルワルドまで歩いたのでけっこう疲れました。
スイスのコースタイムは、外国人の足に合わせているのか厳しかったです。
8月8日快晴
この日は、メンヒ4099mを登りました。
この山は、岩あり雪渓ありで、地元のガイド2名付きでハーネスにザイルを固定し、アイゼンを付けピッケルを持って 登りました。
登り口から見たメンヒはそれほど高く感じませんでしたが、4000m高度に依る高山病、アイゼンを付けての岩登りでコースタイム5時間の登山はけっこう疲れました。
でも、天候に恵まれ、山頂から見た景色は最高でした!
後日、イモトアヤコが1週間後にメンヒに登ったことを知りました。
8月9日曇り〜小雨
メンヒ4099m登山の日には、メンヒヨッホヒュッテ標高3657mに泊まりました。
山小屋は男女一緒の部屋で、私の横には外人のアベックが寝ていました。
夕食は、スープとジャガイモとウインナーとベーコンの料理がテーブル毎に運ばれて来て、各自よそって食べましたが、あまり食欲無く食べることが出来ませんでした。
翌朝、冷え込んでトイレの手洗い水は凍っていました。
この日はスイス旅行中一番天気が悪く雨にも遭い、メンリッヒェン展望台に登っても雲で何も見えませんでした。
8月10日晴れ
スイス旅行6日目は、グリンデルワルドからツェルマットに移動しました。
スイスは何処も地肌が見えないぐらい緑の牧場が広がっていました。
鉄道は、基本的に改札口は無くて発車案内も無く時間が来ると発車で、車中で検察に来ました。
ツェルマットも登山の街で、街やホテルの窓からマッターホルンを眺めることが出来ました。
また、どのホテルの窓辺にも赤いゼラニウムの花が飾られて綺麗な街並みになっていました。
また、登山関連の店が多く並び安売り販売されていました。
この街は、ガソリン車乗り入れ禁止で、電気タクシーや馬車が観光客の足になっていました。
8月11日快晴
スイス旅行7日目は、ブライトホルン4164mに登りました。
この山は雪山で岩は無くピッケルの代わりWストックでOKで、メンヒ4099mより登りやすくガイドは一人だけでした(メンヒはガイド2人)。
3日前にメンヒに登っていたので、高山病にもならず比較的楽に登ることが出来ました。
この日も快晴でたくさんの登山者が登っていて、山頂からの景色は最高に素晴らしかったです。
8月12日晴れ
スイス旅行8日目は、ローテンボーデン駅まで登山電車で登り、そこから逆さマッターホルンを見ながらトレッキングしました。
丁度、日本人観光客もたくさんやって来ましたが、いつの間にか消えてしまいました(一部分しか歩いていなかった)。
天気は快晴で、逆さマッターホルンも思い存分楽しめることが出来、途中から電車で下山する予定が、調子が良かったので麓のツェルマットまで歩き通しました。
8月13日晴れ
スイス旅行9日目は、ツェルマットから氷河特急に乗って、二度ほど乗り換えて美しい湖の街ルツェルンに移動しました。
氷河特急は、世界一遅い特急(平均時速約35km)と言うことで、パノラマ列車はスイスアルプス渓谷の景色をゆっくり楽しめる事が出来ました。
でも、ガラス張りの列車は太陽が真面に当たりまぶしくて、駅では対抗列車待ちもあり、もっと早く走ればと思いました。
8月14日快晴
スイス旅行10日目は、朝のルツェルンを散歩してスイスの旅は終わり、チューリッヒから香港を経由して日本に帰りました。
香港では、乗り換え飛行機が遅れて、5時間も空港で時間を潰すことになりましたが、事故も無く怪我も無くスイスアルプス遠征を終えて帰って来ました。
※9泊10日のスイスアルプス遠征(登山&トレッキング&観光)の総予算は約64万円でした。
飛行機代金(ビジネスクラス)約38万円
宿と登山ガイド料 約17万円
参考に、メンヒ登山ガイド料は二人付いて約18万円
参考に、ブライトホルン登山ガイド料は一人だけで約6万円
食事と土産代 約9万円
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