ヒラタケ、チャナメツムタケが出た奥秩父のきのこ探索
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 543m
- 下り
- 561m
コースタイム
昼前に、下山。
天候 | 雨、のち曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回も道がない森を歩きました。 |
写真
感想
10月に入っても、最高気温30度弱の暑さが続く南関東では、山のきのこたちも、本来の秋が待ち遠しいのでないか。
今回はいつもよりも標高を上げた森で、作柄の様子を観察しに行った。
ナラタケはようやく数が増えてきた。けれども、例年のように朽木を覆うような勢いはなく、時期的にも今季は終盤になってしまった様子。
今回は、秋後半のきのこ、チャナメツムタケが、時期に入り出していた。
いつもならば地面に砕け散った朽木の屑から生え出すのが目立つ。しかし、今季は倒木から生え出した幼菌が目だった。
夏から9月にかけての乾燥が影響したのかもしれない。
あと1週間ほどで、今季も盛期になる。
今回うれしかったのは、ヒラタケの株が見つかったこと。かなり太い倒木についていたので、今季の後半、初冬にかけても、また来季も楽しみだ。
ハナイグチは標高1500mを超すこの高度では、終期に入って、わずかしか見られなかった。
家に帰って、ヒラタケ、クリタケ、ブナシメジは、ベーコンとオリーブオイルで炒め、ワイン蒸しにして、ルッコラを添えた。ヒラタケの分厚めの傘と柄から、じゅわっとうまみが浸み出した。
きのこ汁は、チャナメ、ナラタケ、ムキタケなど、きれいなところだけを採集したものを使って、下ゆでせずに、そのまま煮て、味噌味で全体を包み込んだ。
おいしかった。
私は、きのこの採集については、初物の新鮮なきのこを、1回で食べきれる分だけ採集する主義。摘むよりも眺め、写真に残し、また眺めるのが楽しい。
味見する分は、山から、少しずつ、おすそ分けしていただくという身の上にある。
今回も、待ち望んだ初物の味を少しずつ、森からおすそ分けしていただき、幸せだった。
コメント
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まだ風邪でノビています。今週は仕事の山も没でした。久しぶりの風邪引きです。積年のツケでしょうか。
yoneyamaさん、単身生活から開放されて、ご家族も合流され、一段落して、ほっとしたのかも知れませんね。
知らずに疲れがたまっていたのかも。
もう栄養のバランスも、規則的な生活も、大丈夫でしょうから、しばらくあったかくして、落ち着いたらきのこ、行きましょう。
幸い、今年は、秋本番が遅いです。
4番のチャナメツムタケの写真、綺麗ですね!
我が家の近所のチャナメツムタケはまだ出てきません。
今年は乾燥が激しいので、出なかったりして・・・
ナラタケもまだ姿を見ません。
今年も不作かもしれませんね。
近所のクリタケポイント、今年は伐採されて見る影もありません。
どこに取りに行こうか思案中です。
今回は、ヒラタケがうれしかったです。このエリアではかなりめずらしい。
3、4年前に隣りの立ち木にとりついているのを見つけていました。今季は、倒木の側に移転してきました。
4番のチャナメは、カミさんがコンデジで撮影したものです。私のやや古い一眼よりもISO感度の性能がよく、暗い場所でも明るい写真が写せます。
きのこは花よりも被写体が大きいので、コンデジの方が周囲の情景を入れたいい構図が得られますね。
花も、風がなければ、1センチマクロ機能で対応できますね。
使っているうちに、だんだんピントもぶれも、進化してきたようです。
チャナメツムタケは、ナメコがほとんどない南関東エリアでは、同等の味を楽しめる貴重なきのこです。
mitugasiwaさんのご近所でも、今年はちょっと遅めに、クリタケとともに、出てきてくれるのではと思います。
毎年この季節になると楽しいですね・・・・健康のために山を歩いて自然の恵みを頂いて美味しく食べております。趣味の山にシイタケ・ナメコ・舞茸を植えているので歩いて毎日収穫。
ブナハリタケは今年は採っていません。
tokiyosi64さんへ
コメントありがとうございます。
自分のきのこ山を育成しているなんて、うらやましいですね。
こちらは、自然のなかに入るには、時間と手間をかけてかなり移動しなければなりません。
この時期、きのこのシーズンが終わりに近づくと、ちょっと寂しいきもちになります。
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