また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2312530
全員に公開
ハイキング
北アメリカ

【2001年ヨセミテ】5月のヘッチヘッチーは暑かった Lake Vernon, Tiltil Valley, Hetchhetchy Reservoir, Yosemite NP

2001年05月24日(木) 〜 2001年05月27日(日)
 - 拍手
sampei Highland その他2人
GPS
80:00
距離
39.7km
登り
5,743m
下り
5,742m
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ヘッチヘッチー貯水池まで自家用車で移動
ヘッチ・ヘッチー貯水池からの強烈な登りで疲れ切ってしまった。
ヘッチ・ヘッチー貯水池からの強烈な登りで疲れ切ってしまった。
標高が低いだけあって、これまでの山行とは大きく異なり、夜寒くない。
標高が低いだけあって、これまでの山行とは大きく異なり、夜寒くない。
フロッグクリークでは・・またまた爆釣である。
2
フロッグクリークでは・・またまた爆釣である。
前日の疲れが残る我々は、安きに流れてレークバーノンへ行くこととした。
前日の疲れが残る我々は、安きに流れてレークバーノンへ行くこととした。
3時間程の道のりである。多少標高が高いこともあり、少し冷たい風が吹くため、昨日に比べてだいぶ楽。やはり、いかに夜寒くなくても高いところへ行くべきだったかも。
2
3時間程の道のりである。多少標高が高いこともあり、少し冷たい風が吹くため、昨日に比べてだいぶ楽。やはり、いかに夜寒くなくても高いところへ行くべきだったかも。
たまたま(笑)ラインが張ってニンフが浮かび上がったところへニジマスが連発で来た。
たまたま(笑)ラインが張ってニンフが浮かび上がったところへニジマスが連発で来た。
チルチルバレーは林間の快適なキャンプ地で、すでに文明の臭いがプンプンしている。ここでも皆で釣り。
1
チルチルバレーは林間の快適なキャンプ地で、すでに文明の臭いがプンプンしている。ここでも皆で釣り。
キャンプ地での文明ライフ。熊の多発地帯であると聞いてちょっとびびった。
キャンプ地での文明ライフ。熊の多発地帯であると聞いてちょっとびびった。
なんとも暑いバックパッキングだった。写真はヘッチヘッチードーム。ハーフドーム並みに立派だ。
1
なんとも暑いバックパッキングだった。写真はヘッチヘッチードーム。ハーフドーム並みに立派だ。
ということでおしまい!
2
ということでおしまい!

感想

5月24日(Beehive迄6.8マイル)

29日には帰国が待っている。7月だと思っていたのに、職場の都合で早まったのだ。思えば3年のサンフランシスコ暮らしであったが、シエラへのバックパッキングは、勉強に、そして少しは仕事にいそしんだ(つもり)の作者にとってとても楽しい息抜きであった。帰る前にもう一度行きたいと駄々をこねる作者に、お魚に目が無い三平氏に加え、事情が許したH氏、よっこー君の3名が加わり、メモリアルデー・ウィークエンドにおいて4日間のバックパッキングが実現した。
とはいえ、まだ5月。標高の高いところは残雪・融雪が多くて歩けないに違いない、いや、雪が降るかもしれない。そこで比較的標高が低いヘッチ・ヘッチー貯水池からのコースを歩くことにした。
ところが、その企画がしょっぱなから裏目に出て、目が回るくらいの暑さの登りが5時間弱続く。良くあるパターンだが、テン場のBeehiveに到着したときには完全に疲れきってしまった。
Beehiveはちょっとした草原になっており、あまり清潔ではないが泉がある。近くにはフロッグクリークという川がある。融雪で釣りにならないかもしれないという危惧を抱きつつも、釣りの魔力に抗し切れない我々は、体に鞭を入れて川へと走った。そして・・釣れる釣れる!またまた爆釣である。Beehiveでの一夜は、標高が低いだけあって、夜寒くなく有難かった。

5月25日(Lake Vernon迄3.5マイル)

さて、今日はジャックメインキャニオンまで行くはずだった。しかし、前日の疲れが残る我々は、安きに流れてレークバーノンへ行く第2案をあっさり採用したのであった。そういうことにして、出発前にフロッグクリークで釣りをするに至っては、全くのお気楽釣行である。
レークバーノンまでは3時間程の道のりである。多少標高が高いこともあり、少し冷たい風が吹くため、昨日に比べて楽に感じる。やはり、いかに夜寒くなくても高いところへ行くべきだったかも。
レークバーノンの周りはグラナイトの岩肌が露出したシエラらしい趣。この湖およびその上下流のフォールズクリークがシエラ北西部でも有数の好スポットらしい。ジャックメインキャニオンへ行けばそこを釣れたのだが、まあ、よしとしよう。
我々は湖のアウトレットで釣りをはじめた。ここより下流は流れが激しすぎてまだ釣りにならない。逆にこの部分には岸沿いに尺上のニジマスがごろごろ泳いでいたからである。しかし・・・、食わない。ドライには全然来ない。ニンフに代えても来ない。が、マスの前でたまたま(笑)ラインが張ってニンフが浮かび上がったところへ連発で来た。ううむ、非常に美しいニジマスである。5時間くらいがんばって、みんなで10匹くらいだろうか?しかし、釣れたマスの大きさ、美しさは十分に印象的であった。しかし、季節的に湖のマスの産卵期かなんかだったんだろうか??ペアで泳いでいるマスも多かったし・・・。ちょっとなんか悪いことをしてるような気もした。

5月26日(Tiltill Valley迄6.8マイル)

さて、思ったほどは釣れなかったが美しいレークバーノンを後にし、岩肌が露出したスイッチバックをあがって行く。レークバーノンからは単調な下りが続く。う〜ん、暑い。3連休が始まるとあって、結構上ってくる連中もいるが、さすがの白人達もきつそうである。しかし、この登りに耐えられるのは立派である。
4マイルくらいのところに小さな草原、というか湿原がある。先頭を行く三平は持ち前の野生の勘を発揮し、行く手に出没する蛇を的確に言い当てる。三平によれば、蛇の匂いがするというのであるが、我々には到底わからない感覚である。そして、三平が見つけた4匹目の蛇は、なんとガラガラヘビであった。その独特の模様と尻尾の形態からして間違いない。蛇探知機を連れていることを天に感謝した。最初はこの草原にキャンプしようという話もあったが、さっさとチルチルバレーへ向かうことにした。
そこからも一つ急なくだりを降りるとチルチルバレーである。林間の快適なキャンプ地で、すでに文明の臭いがプンプンしている。熊の多発地帯であると聞いてちょっとびびったが、近くを流れるチルチルクリークの瀬音にもう気もそぞろである。皆で釣りをすることにする。チルチルクリークではあまり大きな魚は釣れないが、なかなか食い気にあふれるニジマスくんたちが相手を務めてくれた。

5月27日(O'Shaughnessy Dam Trailhead迄6.9)

最終日、もう帰るだけである。なんとも暑いバックパッキングであった。帰りは殆どの道のりがヘッチヘッチー貯水池の湖岸を歩いていく格好になるため、登り下りもあまりない。ヘッチヘッチー貯水池はサンフランシスコ市の持ち物だという。ヨセミテ国立公園内にある唯一の人造湖であり、自然の回復のため壊そうという動きすらある。しかし、カリフォルニアは慢性水不足の州であり、頭の痛いところだ。
途中、巨大なヘッチヘッチードームの下を通過した。まるで、ヨセミテバレーのハーフドーム並のでかさである。ダム湖であることを差し引いても景色は雄大で美しい。
二つの滝を渡ってダムまで戻ると、ダムの上に水道が引いてあって水が飲める。4人ともがぶ飲みしたのはゆーまでもない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:79人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら