硫黄岳-横岳-赤岳-中岳-阿弥陀岳-御小屋山

1962年03月03日 〜 1962年03月04日

• GPS: 32:00
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,056m
• 下り: 2,055m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

21:43 スタート地点
21:43 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

4/24 17:48

振り帰ると、広大な八ヶ岳の裾野が・・
大部登って来た

4/24 17:48

大同心も見えた。迫力がある。

4/24 17:48

明日登る、赤岳、中岳、阿弥陀岳をバックに、一寸カッコウをつけて！（持って来た三脚使用）

4/24 17:48

硫黄岳石室付近に着いた。今夜は此所でビバーク。

4/24 17:48

夕暮れが迫るが、快晴で北アルプスの山々もよく見える

4/24 17:47

横岳（この頃は小屋の様な物が有った）

4/24 17:47

中岳から赤岳を振り帰る。
（正面中央の黒い部分を真っ直ぐに降りてしまった）

4/24 17:47

阿弥陀岳を振り帰る

4/24 17:48

御小屋神社にお礼の挨拶をして、帰路を急ぐ。

感想

tochan

・新宿発23:55の各駅停車で出発
・茅野駅の待合室で、朝一番のバスを待つことに。（国鉄の駅員さんに、”此所に居ても良いですか？！”と、聞いたら、”行く所ないんでしょう！”と、ストーブに一杯石炭を入れてくれた。）
・朝一のバスで八ヶ岳農場まで
・快晴で赤岳鉱泉までは、輪かんを使わずに歩けた
・殆ど風も無く、稜線に出ても気持ちが良い。
・夕暮前に余裕を持って硫黄岳石室に着いた.此所でビバーク。

・翌日も好天で、気持ち良く稜線を辿る。
・赤岳から下ろうとしたが、阿弥陀岳へのルートが判らない。仕方が無いので、阿弥陀岳へ真っ直ぐのコースを下り始めたら、垂直の岩壁。戻るつもりはないので、そのまま下ったら、ホールドが掴めず、にっちもさっちも行かなくなった。気が動転していたのか、バカにも軍手を外せば掴めるかと素手に・・・
・寒さで指の力が無くなり、そのまま10m程滑落。右手指の挫傷が酷く、出血も酷い。しかし、暫くしたら、凍って出血が止まった。だが、首から下げていた、買ったばかりのMinoltaS1も、岩壁にぶつかり損傷が酷い。それでも、シャッターが切れる時もある。
・歩くのは支障無さそうなので、阿弥陀岳に向かう。
・阿弥陀岳への登りは、問題無かったが、御小屋尾根の下りに入って困難を極める。昨秋の大型台風の影響？で倒木が多く、腰下迄のラッセルが倒木前後では首まで潜る状態。首だけ出た状態で空を仰ぎ、このまま休んで居たいと何度も思う。何とか進まないと帰れないので、泳ぎながら頑張る。
・御小屋神社からは、最終バスに間に合わせるべく、小走りで急ぐ。何とかバスの発車直前に八ヶ岳農場着。
・夜行列車で帰郷し、未明の会社にそのまま出勤。職場の床で少し寝た。