祖母山(北谷ルート)
- GPS
- 07:10
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 820m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 快晴 (ただし、山頂付近は雲・霧で覆われることが多かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
比較的、登山道はよく整備されており、歩きやすい。特に千間平付近は林の中を歩くのが気持ちよい。 国観峠より上は道が急になり、滑りやすいところが多い。要所要所にはロープが張られている。 北谷登山口に登山届けポストあり。ふもとの五ヶ所集落にはコンビニなどはない。 物資は阿蘇谷や高千穂などで仕入れておいたほうが無難。 宿泊は高森町の津留集落に取った。 |
写真
感想
先々週、祖母山に登りたくて尾平登山口(大分県側)からアプローチしたが、予想以上に道が険しく、途中で引き返した。それがとても悔しくて、悔しくて、今回祖母山に再び挑戦した。
登山ルートには最も距離が短い北谷ルートを選んだ。
朝早く登り始められるように、前日に寝貯めして、深夜に福岡を出発。07:00ころに三秀台に到着。
三秀台から祖母山を遠望したが、なぜか祖母山にのみ雲が厚くかかって、姿を拝むことができなかった。
その後、林道で北谷登山口へ移動。07:50ころから登り始める。
深夜から車を運転していたため、最初はあくびしながら登りはじめたが、自分の歩くペースが予想以上に速いことに驚いた。1合区間をおよそ10分間隔で歩くことができた。しかもほとんど息切れしない。日頃の自転車トレーニングの成果か?
予想以上のペースで4合目、千間平、茶屋場、国観峠を通過する。特に、千間平付近は広い尾根の上の雑木林の中を歩くのが、とても気持ちがよかった。雑木林の日の当たるところにはススキが生えていて、とても風情があった。国観峠からは祖母山山頂の写真を撮ろうとしたが、霧がかかってうまく行かなかった。
国観峠を通過すると、道が急になる。土が露出している箇所が多く、滑りやすい。ステッキを突いて慎重に足を運ぶ。
10:40ころに頂上に到着。予定より1時間以上速かった。
残念ながら、山頂に雲がかかったり、周辺の山に雲がかかったりで、視界があまり開けなかった。大障子岩がすこし見えたくらいだった。昼食を食べながら1時間ほど待ったが、状況はあまり変わらなかった。本当は傾山の姿を見たかったのだが。
山頂からの展望をあきらめ、11:50ころから下山する。最初は風穴ルートを下山する予定だったが、意外にも険しそうだったため、登ってきた道をそのまま引き返すことにした。国観峠からは祖母山山頂の姿をはっきり拝むことができたので、ここで記念撮影をした。15:00ころ、無事に北谷登山口に到着。
下山後、ふたたび三秀台に行き、そこではじめて祖母山の全体像を拝むことができた。夕日に映えた祖母山はとても美しかった。―それは青い空に突き出た青緑色の金字塔だった。久住や阿蘇のような突出した個性的な山容とは異なり、周囲の山々に囲まれ、慎ましくも穏やかな山容である。今回祖母山に登ってみたが、山の大きさ・森の深さなど非常に"懐が深い"山であると感じた。昔の人が"祖母(おばあちゃん)の山"と名付けたのがうなづける。
祖母山山頂に到達した達成感と、祖母山の山容を拝めたことに満足しながら、その日の宿に向かった。
(ちなみに、今回の山行距離は自己最高記録である!)
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