強風の平標山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
天候 | 晴れ されど強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪のこの頃は、入山者も多いため、トレースはしっかりしているはずなのですが、今年はやはり少し様子が違います。今回選んだ松手山からのコースは、平標山山頂直下で、トレースは不明瞭になります。箇所によっては急斜面のトラバースもありますので、できるだけ避けて安全なルートファインディングも必要です。雪は腐り気味なので、滑り台のような滑落は無いでしょうが、バランスを崩してしまうとどこに転がるかわかりません。流れに任せた安易なコース取りは止めた方が良いでしょう。 |
その他周辺情報 | 新潟県側は湯沢温泉、群馬県側も猿ヶ京など名湯が名を連ねます。 日帰り温泉もいくつかありますが、今は休業しているようです。 |
写真
感想
―「強風で途中で下りてきました」
松手山から平標山に向かう途中、複数のパーティーの方々が声をかけてくれました。
確かに風があるなと思っていたが、上はそんなに強いのか、私の素人予報では、これ
から更に天候は回復し、風もやむ・・・・・いやいや正常性バイアスに陥ってはいけない。声をかけてくれた方々はたった今怖い思いをして途中下山という決断をされた
方々なのだから。
恐る恐る高度を上げる。確かに強風だ、しかし、怖さを感じるほどではない。いやいや、正常性バイアスは禁物と、念仏のように唱えながら更に歩を進める。気が付くと強い登りを終え、山頂稜線に飛び出た。確かに風は一層強くなったようだが、まだ
恐怖は感じない。周囲を見渡せば、異様な苗場山の巨体、巻機山から続く越後の山並み、谷川岳の双耳峰と枚挙にいとまがない。
山頂へのアップダウンが始まり、トレースがほとんど無い。薄く確認できるところ
もトラバース気味で、強風の中、避けた方が良いと判断し、ルート工作に入る。ほど
なく山頂に到着。相変わらずの強風で、仙の倉への縦走を断念し、早々に下山を決め
込んだものの、山の家に行くか、ピストンにするか悩むところ。眺めが良い分、ピストン下山に決定し、再び強風の中に身を委ねることになった。
風も気のせいか少し緩やかになったようだ。下りは面白いように順調に進み、振り返って平標山があっという間に小さくなったところで余裕のランチタイムとしよう。
自粛要請のなか、単独で、近くで、マイカー移動で、日帰りで、登山中も飛沫散乱
防止、下山後もどこにも立ち寄らないスタイルで、このGWはこの一日だけと決めて
決行してみた。残りの休日は資料整理に注力したい。
8合目で下山しました。
良く行きましたね!
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