女峰山 20-01（行者堂より黒岩ルート1）

2020年05月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,820m
• 下り: 1,820m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:10

6:52 行者堂
7:46 7:46 稚児ヶ墓
8:26 8:30 白樺金剛
9:10 9:13 八風
9:24 9:30 黒岩
10:46 10:50 展望地
11:13 11:20 唐沢避難小屋
12:10 12:50 女峰山
14:30 14:44 黒岩
15:30 15:30 稚児ヶ墓
16:00 16:02 行者堂
16:02 ゴール地点

天候

薄日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行者堂近くの駐車場
5〜6台可

コース状況／危険箇所等

登山道は、行者堂の左裏側からが始まり、登山届用のポストは行者堂の直ぐ裏にあります。
登山道の出だしは、明瞭ではありませんが、方角が変わる場所には案内板が有ります。

＜行者堂ー殺生禁断境石＞杉林の中の急、緩、急斜面
杉林の中の短い急斜面を登ると、緩斜面が続き途中林道に出て、杉林に戻ると直ぐに急斜面になります。急斜面を登り切ると大きな殺生禁断境石が目の前に現れます。

＜殺生禁断境石ー稚児ヶ墓＞緩斜面
殺生禁断境石を過ぎると、良く踏まれた明瞭な登山道です。
途中、樋状の部分が何度かあり、粘土質の土が滑るので注意。
春はつつじが咲き綺麗です。
比較的見晴らしの良い笹原からは女峰山が望めます。

＜稚児ヶ墓ー水場分岐＞緩斜面で、こちらも、春はつつじが咲き綺麗です。
主にレンゲツツジが多くトウゴクミツバツツジもあります。
広大な笹原に出ると間もなく男体山が左に見え、水場分岐に着きます。
水場はの水は、生で飲むには衛生的に好ましくないので加熱を勧めます。
（今回男体山は見えません）

＜水場分岐ー白樺金剛＞緩斜面
水場分岐付近は笹原で、笹の斜面に男体山を望めます。（今回は見えません）
笹原から唐松林になります。

＜白樺金剛ー八風＞ほぼ緩、中斜面
2か所の急斜面が登りずらい。
春は白樺金剛を過ぎると白やしおが綺麗です。下のツツジが終わるとこの辺りの白やしおが咲きだします。
尾根道を右へ曲がると岩場近くで急になり八風に出ます。八風は見晴らしが良く天気が良い日は富士山が見えます。（今回は見えません）
北側に見える尾根は、赤薙山から奥社跡、更に一里ヶ曽根までの稜線が見えます。

＜八風ー黒岩＞中急斜面
少し稜線を進むと女峰の看板があります。案内板に従い進むと黒岩の南面をトラバースします。ガレ場の横断で滑りやすく注意必要。
看板を無視して尾根を直進すると、落葉松金剛を経由し、笹の急斜面を登り黒岩に着きます。笹が滑るので注意。
黒岩からは大迫力の断崖が目前に広がります。（谷側に近づくと危険）
5月にアカヤシオが赤薙山から奥社跡の断崖に咲きます。
その後、シロヤシオに変わります。


＜黒岩ー遥拝石＞
稜線を降ると遥拝石に出ます。（登跡が不明瞭なので注意）
遥拝石からも迫力の渓谷美が見られます。

＜遥拝石ー箱石金剛＞急、緩、急斜面
遥拝石からの登りは結構苦しく感じます。今回はこの辺りから雪道となりました。
「苦しけりされどのぼりたし」の看板…アタッテル…
5月には桜草の仲間が道端に咲きます。

＜箱石金剛ー唐沢小屋＞緩斜面
途中景色の良い場所があります。
ザレ場のトラバースを過ぎると少しで唐沢小屋に着きます。ザレ場のトラバースはゆっくり進んだほうが滑りません。

＜唐沢小屋ー山頂＞緩、急斜面
唐沢小屋でアイゼンの装着。
シラビソの樹林帯を過ぎると崩れやすいガレ場をトラバースし、最後の急登となります。ガレ場からは男体山の眺望良し。（大きな岩の周辺が一番滑り易いので注意）
ここで富士山が見えました。

＜山頂＞
山頂からは360度の展望。今回は、比較的見晴らしが良く、会津の山々が見えました。
（今日は風もなく暖かなので最高です。）
越後の山々や尾瀬の山は真っ白です。
男体山、大真名子山、子真名子山の連なる様子が絶妙です。
その景色を見ながら帝釈山への尾根道を歩くと、何となく北アルプスを歩いている気分になります。（今回はパス）
帝釈山の山頂手前から見る女峰山は、ピラミラダスで形が良いです。

写真

5/9 7:46

稚児ヶ墓

5/9 8:05

笹原より男体山

5/9 8:30

白樺金剛

5/9 8:55

アカヤシオの蕾
来週ごろでしょうか

5/9 9:10

八風より男体山

5/9 9:14

この案内板に沿わず尾根道を行くと、落葉松金剛を経由し黒岩に着きます。

5/9 9:18

落葉松金剛

5/9 9:24

黒岩

5/9 9:24

ここで休憩

5/9 9:28

迫力の断崖

5/9 10:27

箱石金剛の手前からは完全に雪道
踏み抜きで疲れます。

5/9 10:35

展望地?より白銀の奥白根

5/9 10:39

女峰山頂が現れました

5/9 10:46

展望地?より白銀の奥白根

5/9 10:46

男体山、大真名子、子真名子

5/9 10:48

女峰が近づいた

5/9 11:13

唐沢小屋

5/9 12:07

山頂祠が埋まってます

5/9 12:10

女峰山頂
見晴らしもまあまあ…

5/9 12:10

富士山も何とか見えてます

5/9 11:53

富士山

5/9 12:10

奥白根山も

5/9 12:12

奥白根山

5/9 12:38

パノラマ

5/9 12:12

男体山親子

5/9 12:12

谷川岳も薄っすら

5/9 12:12

至仏山は真っ白

5/9 12:12

手前は燧ケ岳、左は真っ白な平ヶ岳

5/9 12:13

会津駒

5/9 12:13

前女峰と日光市内

5/9 12:20

山頂で会った県内の方
トレランをやっているそうです

5/9 12:39

夏に比べて東側の見晴らしが良い

5/9 12:50

奥社跡〜赤薙の断崖

5/9 12:51

アイゼンを装着し降ります
雪が白く柔らかいので、まるで雲の上を歩いている気分
天空を歩いている様で気持ち良い

5/9 14:43

黒岩に到着

5/9 15:34

ツツジもとボミを付けています
半月後かな‥‥

5/9 16:01

行者堂に戻りました

撮影機器：

PowerShot SX610 HS CANON

iPhone SE Apple

感想

s-tsukui

箱石金剛の前のコメツガ林の急斜面から雪が多くなり、凍っている部分も有るので注意深く行動
箱石金剛からは踏み抜き多く疲れました。
山頂付近は、登りはツボ足で行きましたが、下りはアイゼンを装着しました。
安心して降れば、景色も堪能できます。
雪で視線が高くなり、木の上から景色が見える
雪が白く柔らかいので、まるで雲の上を歩いている気分

帰りに唐沢小屋に3人の宿泊者に会いました。昨日梵字より登り昨夜は志津小屋に泊まったそうです。