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Yamareco

記録ID: 23612
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ハイキング
積丹・ニセコ・羊蹄山

シャクナゲ岳 1074.00m

2001年10月14日(日) [日帰り]
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コースタイム

11:00イワオヌプリ―12:30,132,2km,800m神仙沼入口−長沼―13:50分岐―15:05シャクナゲ岳―15:50分岐―16:20長沼―14:40神仙沼入口16:55
コース状況/
危険箇所等
家7:15―9:40,119,9kmイワオヌプリ駐車場―11:00イワオヌプリ―イワオヌプリ駐車場−12:30,132,2km,800m神仙沼入口−長沼―13:50分岐―15:05シャクナゲ岳―15:50分岐―16:20長沼―14:40神仙沼入口16:55−19:35,248,2km家
シャクナゲ岳への途中。岩上にいるのは章夫。
2017年07月09日 16:16撮影 by  SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/9 16:16
シャクナゲ岳への途中。岩上にいるのは章夫。
2017年07月09日 16:17撮影 by  SH-21 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/9 16:17

感想

長沼の辺の道がぬかってひどかった。

天気 曇り
次はシャクナゲ岳だ。イワオヌプリ駐車場から車道を下がって行く。三叉路を右、神仙沼・岩内の方へ行く。坂道を登ると、右に湿地が現れ、5湖巡りの道が見える。その交差点に神仙沼入口という標識が立っている。道路脇のスペースに車を止めて出発。
山の方へ登って行くとやがて尾根に出る。尾根を越えると、道は下りとなり沼に出る。
木道が付いている。中高年の団体さんとすれ違う。
やがて長沼の辺(ほとり)に出る。沼を半周する。ここの道はぬかるんでいて、非常に歩き辛い。靴もズボンも泥んこだ。
チセヌプリからの道と合流し、右、山頂を目指す。傾斜も急で、大きな石もゴロゴロしていて、本格的な登山道となる。イワオヌプリと違って、潅木が生えているのは救いだ。
空はガスに覆われている。午後かなりの時間が経ち、寂しげになってきた。
頂上は近い。自分を励ましながら登って行く。遂に頂上だ。
折角の頂上だが、ガスで、眺めは利かない。風も強い。ゆっくり、登頂の感激に浸る雰囲気ではない。早々に下山する。


シャクナゲ岳(1074m) ‘06、8/6(日)
桑園―喜茂別―ニセコ―新見峠登山口―892mピーク―白樺山―931mピーク―
747m 約950m
7:06 10:20 10:45 11:00 11 30

―991mピーク―シャクナゲ沼―シャクナゲ岳直下の分岐点―シャクナゲ岳―分岐点―
約950m 1074m
13:00 13:25 13:45 13:55

―白樺山―新見峠登山口―神仙沼駐車場―学田―稲穂峠―塩谷―銭函―桑園
15:10 15:45 15:55 16:05 19:15


朝、配達を終えた。章夫は、シャクナゲ岳へ行くといっていたが、まだ帰ってこない。代配で、週1回、忘れた頃にやるのだからどうしても時間がかかる。
体調は悪くない。寝不足も感じない。
「一緒に行ってもいいか」。「いいよ」。
既に登った山なので、昨夜のうちは、行く気はなかったが、登るのが別のコースであることもあり、朝になって急遽登る気になったのである。
靴を忘れたので取りに行くという。その間に準備が出来る。帰ってくるのに結構時間がかかり、出発は7時を過ぎてしまった。
西14丁目の電車通りを行く。道は結構混んでいる。休み中の日曜だ。天気もいい。海へ行く行楽客も多いのだろう。
定山渓を過ぎると車も少なくなり、順調に走る。喜茂別で右折、羊蹄山の南麓を、真狩を目指して走る。昆布温泉、湯元を過ぎ、左折、神仙沼のレストハウスを過ぎ左折、新見峠に着いた。駐車場は既にほぼ満車、およそ20台の車が停まっている。
準備をしていると、監視員の腕章を付けた高年男性が来る。シャクナゲ岳へは3つのグループが行った、という。大部分は目国内へ行ったようだ。
登山口は、目国内とは反対側で、新見温泉の方へ少し下った所だ。
道は林の中で、広くてゆるやか、歩き易い。
30分ぐらいで小ピークに着き、視界が開け、此処からは尾根歩きとなる。周りの樹の高さが低くなり、這い松や笹や草が多くなる。
標高はせいぜい800mぐらいだろうが、日本海からの季節風のため、亜高山帯の様相だ。
行く手には、まだ遥かに遠いが、目指すシャクナゲ岳が、均斉のいい姿で聳えている。振り返れば目国内岳がドッシリと裾を広げている。
雨の心配はないが、薄い雲が真夏の陽射しを和らげている。風も適当に戦いでいる。
薄くもやった感じで、遠くの山は霞んでいる。
次の目標である白樺山が稜線の向こうに見える。
およそ30分、稜線漫歩して、その小ピークである白樺山に着く。登山口から丁度1時間だ。
なだらかな樹林の向こうに、チセヌプリが大きく聳え、右に少し離れてシャクナゲ岳が、これはやや小さい。
そしてこれら2つの山のコルに向けて道がウネウネと見え隠れしている。先はまだ長い。
急降下して林の中に入る。道は白樺やダケカンバのトンネルになっていたりしてなかなかいい雰囲気だ。
しかし暫らく行くと大きな石がゴロゴロしていて、凄く歩き辛い、覆っている苔がまだ濡れていたりして滑りやすく、神経が疲れる。
急に視界が開け、シャクナゲ岳、その麓にシャクナゲ沼が見える。
此処からは沼へ下って行く。此処も大きな石がゴロゴロしていて、凄く歩き辛い。
やっと沼の辺に出る。水は少し干上がっている。黄色が鮮やかなニッコウキスゲと紫色のアヤメが咲いている。
此処からも大きな石がゴロゴロしていている。少し登ると、長沼・チセヌプリ方面との分岐点に着く。標識にはシャクナゲ岳まで200mとある。右折して最後の登りだ。此処もまた大きな石がゴロゴロしていている。然もこれまでと違って傾斜がきつい。
最後の一頑張りで山頂に着く。360°遮るものは何もない。間近にチセヌプリが、その山頂への登山道もはっきり見える。その背後にニセコアンヌプリが霞んでいる。
靄がかかって遠くが見えないのが残念だ。羊蹄山も幽かにその存在を確認できる程度だ。
下山は、僕は往路を引き返し、章夫は長沼、神仙沼を通って神仙沼レストハウスへ、と決める。シャクナゲ岳直下の分岐点で別れる。石ゴロの道を登って991mピークに近づくと、小1、小3ぐらいの男の子を連れたカップルが降りて来た。神仙沼に下るという。
此処の石ゴロゴロの道は子供達にとっては、手足が短いだけに大変だろう。気分いい挨拶を交わして擦れ違う。
ピークから少し行くと、道がほぼ普通の山道となり、緩やかなアップダウンで歩き易くなった。この辺りは低木の林がなだらかにうねっている。931mピークに登り、白樺山を過ぎると、稜線だ。右側は広いが、左側は切れ落ちていて、その谷の向こうに、今登って来たシャクナゲ岳が見える。
892mピークが近づくと駐車場が見える。車は2台だけになっている。
登山口に着く。3時45分だ。シャクナゲ岳から丁度2時間だ。
先ずは靴を脱ぎ素足になる。このときの足の心地良さはなんとも云えない。
サンダルに履き替え、エンジンをかける。10分ほどで神仙沼レストハウスの駐車場に着く。章夫が駐車場の端っこで待っている。
帰りは、一旦岩内方向に進み、学田を通って国道276号線に入ることになった。
今日は日曜だ。何年か前、羊蹄山からの帰り、留寿都の辺りから渋滞に巻き込まれたことがあり、中山峠は避けたのだ。
ガソリンの残りが心配になってきた。稲穂峠の登りではランプが点灯した。何とか乗り切ることが出来た。仁木でスタンドに寄り、なけなしの1000円でその分だけ入れる。
仁木のはずれから近道に入る。塩谷の手前で渋滞する。こんな所から渋滞だったらこの先どうなるか配だ。幸い、十字路を過ぎるとすぐ解消した。
順調に走って国道5号線に出る。小樽の街を抜けると、また渋滞だ。暗澹たる気持ちになる。抜け道はないから此処は腹を決めてかかるしかない。ノロノロ運転が続く。銭函でかなりの車が高速の方へ入って行った。その為か、銭函を過ぎたら渋滞が解消した。
桑園に着いたのは7時15分だった。神仙沼駐車場から、途中渋滞もあったが、3時間5分かかったことになる。走行距離は131kmだそうだ。
参考までに朝、桑園から新見峠までは132kmだったそうだ。
[感想] 標高差がおよそ300mだから軽く考えていたが、距離が結構長い、それに何よりも最後の3分の1の大きな石ゴロゴロの道である。此処で滑って転んだり、足を踏み外したら、捻挫、骨折、打撲などの危険性が高い。結構手強いコースである。
前半の3分の2は急な坂もなく、森林浴も出来る、規模は小さいが稜線漫歩の気分も味わえる。趣のある山である。

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