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Yamareco

記録ID: 23648
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

愛別岳 2112m

2003年07月26日(土) [日帰り]
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コースタイム


7/27(日)当麻道の駅−愛山渓温泉(206,4km)―昇天ノ滝―村雨ノ滝―滝ノ上分岐―銀明水
    4:20  5:20 5:30 6:20 6:40 6:55 9:00

永山岳―愛別岳分岐―愛別岳―愛別岳分岐―安足間岳―分岐―永山岳―銀明水―滝ノ上分岐―
9:35 10:10 10:55 11:10 11:55 12:25 12:30 13:05 13:35

村雨の滝―昇天の滝−愛山渓温泉―当麻道の駅(255km)―高速旭川―札幌(411,3km)
15:05 16:05 16:45 17:55 18:15 21:05

過去天気図(気象庁) 2003年07月の天気図
コース状況/
危険箇所等
天気 26日;晴れ。27日;晴れ
気温 0.0
見出し
日記 7/26(土) 札幌―新十津川―深川―当麻道の駅(泊)
      11:50 16:40 160,4km

7/27(日)当麻道の駅−愛山渓温泉(206,4km)―昇天ノ滝―村雨ノ滝―滝ノ上分岐―銀明水
    4:20  5:20 5:30 6:20 6:40 6:55 9:00

永山岳―愛別岳分岐―愛別岳―愛別岳分岐―安足間岳―分岐―永山岳―銀明水―滝ノ上分岐―
9:35 10:10 10:55 11:10 11:55 12:25 12:30 13:05 13:35

村雨の滝―昇天の滝−愛山渓温泉―当麻道の駅(255km)―高速旭川―札幌(411,3km)
15:05 16:05 16:45 17:55 18:15 21:05

愛山系温泉の温泉宿前の広場に車を置いて、ポンアンタロマ川の上流・イズミノ沢の左岸を登って行く。
愛山系温泉の温泉宿前の広場に車を置いて、ポンアンタロマ川の上流・イズミノ沢の左岸を登って行く。
昇天ノ滝。これは確か、対岸から流れ落ちていた。
昇天ノ滝。これは確か、対岸から流れ落ちていた。
村雨ノ滝。これは本流にかかった滝で、道は崖の高巻きになっていた。
*沼ノ平に散らばった大小の沼や、永山岳から見た愛別岳 など印象に残っているが、写真は残っていない。
村雨ノ滝。これは本流にかかった滝で、道は崖の高巻きになっていた。
*沼ノ平に散らばった大小の沼や、永山岳から見た愛別岳 など印象に残っているが、写真は残っていない。

感想

7/26(土) 札幌から遠いから、日帰りは無理だ。愛山渓温泉に1泊するのが常識的だろうが、暖かい時期なので当麻道の駅で車中泊だ。新聞配達を終え、一眠りして昼前に出発。
275号線、土曜の午後だが混んではいない。新十津川―雨竜―妹背牛と順調に走り、深川に着いた。ここで曽賀先生の家へ寄りたい。
住所ははっきりしている、何回か行ったこともあるが、もう10年も前のことだ。道路標識を見ながら探し、やっと見付かった。西高の前だった。留守だったので香典に手紙を添えて、ポストに入れる。思えば曽賀先生と敏音知に登ったのは40年前である。
当麻道の駅に着くと身体を拭き、夕食を摂り、寝る準備だ。
後ろの座席を倒し、ダンボールを拡げて平らにし、座布団を敷いて毛布を掛けて寝床だ。人影は稀だが車は数台あり、僕と同様車中泊する人もいるようだ。
まだ少し明るいが寝ることにする。夜中に目が覚め、トイレに行って、また眠る。

7/27(日) 目が醒めた。4時だ。少し早いが、ぐっすり眠れた。早速腹拵えをして、トイレに行って、出発だ。まだ暗い。星が綺麗だ。早出、早帰りに越したことはない。
走っているうちに段々明るくなってきた。1時間で愛山渓温泉に着く。
すっかり明るくなったが、ひっそりとして、まだ誰も起きだしていない。
準備をして出発。空気がひんやりとして爽快だ。ここは標高既に1000mだ。
樹林の中、安足間川に沿って遡って行く。
何時熊に出逢ってもおかしくない雰囲気だ。耳を澄ませ、時々笛を吹く。
これは自然に深呼吸することにもなり、登山には副次的な効果を発揮する。
やがて昇天の滝だ。小さな崖を攀じ登って高巻く。
暫らく行くとまた滝がある。村雨の滝である。
沼の平へ行く道との分岐点に来た。ここで水を補給、左側、急な斜面を登って行く。
急な坂道が続く。やがて森林限界を越え、振り返れば沼の平の眺めが素晴らしい。
右側が川で、上の方には雪渓が残っている。銀明水の看板が見える。最後の水場だ。
こんな高い所に水場があるのは本当に助かる。川に下りてみると、雪渓の下に綺麗な水が流れている。愛別岳に行って、戻るまでの水を汲めばいいのだ。
次は永山岳だ。ここまで来ると禿山である。すぐ見えているが結構遠くて、きつい。
永山岳は尾根の端である。崖の向こうに、荒々しい山肌の愛別岳が見える。
登山者が1人、愛別岳からこちらへ尾根を歩いてくる。
高年カップルが、比布岳から下りて来た。今朝層雲峡から北鎮岳を通って来たと言う。
一休みしてすぐ引き返して行った。僕も後を追うように出発した。
彼らは安足間岳にも愛別岳にも行かないで比布岳を越えて帰って行った。
比布岳の手前で左に、急斜面を下りていく。この山の最難所だ。急な上に、砂質で滑り易い。ここで足を滑らせたら、谷底まで滑落だ。
杖をしっかり突き、靴はカガト、エッジを利かせゆっくりだ。急斜面を降りきると、ナイフエッジの痩せ尾根だ。暫らくアップダウンして、愈々最後の登りだ。
頂上からは、通って来た痩せ尾根が見える。永山岳から比布岳への稜線、そこから切れ落ちている崖が、目の前に迫っているという感じである。
痩せ尾根を引き返し、急斜面を登り稜線に出る。
最初は、安足間岳から稜線を下って沼の平を廻る予定だったが、時間と余力を考え、安足間岳まで行って引き返すことにした。
永山岳に着くと、若い女性2人が休んでいる。愛別岳に登りたい、と。時間的には少しきついが、天気はいいし、日も長い。1人はかなりの経験者のようだから大丈夫だろう。
分岐の標識が反対側に立っており、小さいから見落とさないこと、分岐からの斜面は滑りやすいことを念押しして永山岳を後にする。銀明水に立ち寄って水を補給し、快調に降って行く。村雨の滝、昇天の滝を過ぎ、三十三曲りへの分岐点に差し掛かると、高年女性の二人連れがいる。ニコニコこちらを見て待っている、という様子である。
永山岳から、赤いリックの僕が愛別岳に登るのを見ていたそうである。昨日は層雲峡から登って、お鉢を廻り、今日は愛山渓温泉から永山岳まで行った、と。
話しながら歩いているうちに愛山渓温泉に着いた。彼女達は今夜はここに泊まるようだ。僕の方は支度して出発だ。
旭川から、高速に入り、一路札幌へ。

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コメント

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