スッカン沢上下流と桜沢ちょっと（スッカンブルーはどこから？）

2020年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 11.6km
• 登り: 909m
• 下り: 903m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:01
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:16

7:49 スタート地点
11:07 11:08 素蓮の滝
11:15 11:15 雄飛の滝
11:23 11:25 スッカン橋
11:38 11:48 咆哮霹靂の滝
13:26 13:26 スッカン橋
13:27 13:28 雄飛の滝
13:33 13:34 素蓮の滝
14:05 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雄飛橋駐車場に車を停めそこから上流、下流とピストンしました

その他周辺情報

外出規制が解かれて山の駅たかはらの駐車場が解放され、八方が原への道路封鎖も解かれてました

写真

6/24 20:11

ゆうひ橋を後に今日は上流へ探索

6/24 20:11

ずっと河原、地図ではイワイワ記号が続くが渓相はいたって平凡

6/24 20:17

水が透明だ！？スッカンブルーはどこ行った？

6/24 20:19

火山らしい地形

6/24 20:24

こんなに透明な水では、自分がスッカン沢にいることを忘れてしまう

6/24 20:28

第2の堰堤

6/24 20:33

イワナを放流したら増えるかな？

6/24 20:42

岸壁にイワタバコ

6/24 20:43

第3の堰堤、年季を感じる

6/24 20:49

水はきれいだけど登るつれ石が赤茶けてきた

6/24 20:50

時折温泉成分が湧き出してる

6/24 20:54

瀕死のエゾハルゼミ、彼らの大合唱が聞こえる季節になった

6/24 20:55

延々と荒れた河原が続く、倒木がたくさんあり焚火し放題だな

6/24 20:58

ここでも温泉成分が沸いているらしい

6/24 20:59

大岩の上に森

6/24 21:02

沢歩きは退屈だけど新緑が癒される

6/24 21:10

随所に赤いナメ

6/24 21:11

これだけ赤い岩も珍しい

6/24 21:21

赤いナメと河原、こんなパターンが多い

6/24 21:27

倒木が×、もうこれ以上行くなってこと？

6/24 21:38

お、予想外の滝が現れた。逆くの字状10mの斜瀑

6/24 21:39

水は・・やっぱりきれいですねぇ

6/24 21:42

滝の側壁登攀中

6/24 21:41

そのすぐ上に2段の堰堤

6/24 21:43

沢はこの辺りだけ急に高度を上げる

6/24 21:49

堰堤上で剣が峰から落ちる支流が出合う。本流と混ざり合い化学反応を起こして白くなってる

6/24 21:50

支流の滝5m

6/24 21:54

ここで遡行をやめ左岸に上がると広場と廃林道が現れた。きっと堰堤工事のために作ったんだと思う

6/24 21:55

打ち捨てられた多量の丸太

6/24 22:46

これは帰りに第3の堰堤付近で発見した石垣跡

6/24 22:48

なんとなく林道の跡のようなものも

6/24 22:51

第2の堰堤まで戻ってきました

6/24 22:52

桂の大木

6/24 23:10

駐車場まで戻ってきた。一休みして今度は下流へ向かう

6/24 23:13

ゆうひ橋の上から流れを覗く

6/24 23:16

遊歩道を下る（通行禁止の看板がでてました。良い子は真似しないように）

6/24 23:28

対岸に素簾の滝

6/24 23:29

この辺りの本流はスッカンブルーですね

6/24 23:29

水中の石にも白いものが付着してる

6/24 23:31

仁三郎の滝

6/24 23:34

雄飛の滝の展望台へ

6/24 23:33

対岸の水が滴る岸壁、夏は葉が生い茂りよく見えないけど

1/29 11:39

冬はこんな景色が見られます

6/24 23:33

雄飛の滝もよく見えない

1/29 11:50

ちなみにこれも冬の雄飛の滝（下流から撮ってます）

6/24 23:38

スッカン橋から上流を見る

6/24 23:38

桂の大木、スッカン沢の主です

6/24 23:39

桂を取り巻く遊歩道も年々崩壊が進む

6/24 23:40

その桂も老齢大分傷んでる

6/24 23:40

何年もずっとこのままで、もはや自治体は修理する気は無いみたい

6/24 23:42

薙刀岩

1/29 12:06

同じく冬の薙刀岩

6/24 23:43

ここの柱状節理は何度見てもすごいと思う

6/24 23:52

そのまま沢を下り

6/24 23:56

吊り橋を回り込むと桜沢

6/24 23:59

すぐに咆哮霹靂（ほうこうへきれき）の滝

6/25 0:00

水量が少なく名前負け（？）

6/25 0:07

いつもの通り横の壁を登ります

6/25 0:09

水が流れているところはヌルヌルなのでなるべく乾いた岩を辿る

6/25 0:11

その上は桜沢で一番美しいと思うところ

6/25 0:12

ナメと小滝が連続

6/25 0:12

卵のような石がドーン

6/25 0:13

またここに来れてよかった

6/25 0:13

夏ならウォータースライダー

6/25 0:23

水が流れが白糸の様

6/25 0:25

黒部源流を彷彿させる流れ、日が射しこんでくると新緑が水面に映えて美しい

6/25 0:29

この沢は水生昆虫が多く、石にヒラタカゲロウの幼虫がびっしり張り付いてます

6/25 0:27

しばらく眺めてました

6/25 0:29

下流の眺め

6/25 0:46

段々はまだ続く

6/25 0:32

側壁の支流からも白い筋が落ちてます

6/25 0:41

そろそろナメも終わり

6/25 0:45

ここの岩魚は小型で黒っぽい

6/25 1:25

遊歩道の橋が見えたらここで道に復帰、戻ります

6/25 1:48

仁三郎まで戻ってきた

6/25 1:58

少し先で再び沢に入る

6/25 1:59

両岸の岸壁が完全にハングした特異な景観が100mほど続く

6/25 1:59

右岸では湧水が滴り落ちてます

6/25 2:01

ここも冬は綺麗ですよね

6/25 2:00

ブルーが少し減ったが、石の白い付着物はそのまま

6/25 2:02

上に行くに従い狭くなってくる

6/25 2:03

威圧的な壁

6/25 2:05

下流を見る

6/25 2:05

ここでも倒木が通せんぼ

6/25 2:06

右岸からはずっと水の滴りが続く

6/25 2:08

ゴルジュの出口に5mの滝、すでに水のブルーが消えてる

6/25 2:10

滝を登ると一気に開け

6/25 2:12

水の透明度はさらに増す、ただ石は白い

6/25 2:20

最後の階段を上って探索は終了

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Satwo3

スッカン沢の上流はほとんど遡行記録が無く、あっても滝が無い代わりに堰堤が多いなどあまり評判がよろしくない。また雄飛橋から見下ろす水のブルーが何となく下流より薄いなあと感じていて、その探索を兼ねて久しぶりの沢歩きをしてきました。結果はご覧の通り、上流では数か所温泉成分の流出を見かけたが、水の色はかなり透明度が高く、また皆無と思っていた滝も最後に逆くの字10mを見ることができた。
スッカンブルーの色が顕著になったのは、両岸ハングしたゴルジュ状の辺りで、あの辺りで地下から悪水が湧き出しているのか、右岸から滴る水が原因なのかわからないが、支流の桜沢とは渓相、水質が全く違うのが面白い。