大朝日岳

2020年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 10:15
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,718m
• 下り: 1,711m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●駐車場は拡張されて200台程度可。
●付近に公共交通はありません。
●最寄りのコンビニは西川町間沢、大江町左沢、朝日町宮宿のいずれか。
　山形道を月山インターで下りた場合、何もないのでご注意。

コース状況／危険箇所等

残雪は大まかに3ヶ所。
・花抜峰近くの斜度の緩いトラバース
・三沢清水付近から断続的に小朝日岳まで
・銀玉水上部
アイゼン・ピッケル等は使用せず。心配な方は軽アイゼン程度はあっても良いかも。
古寺山から下山時、雪堤の稜線から90°右折し東へ下りる箇所を見落とさずに。
洗掘の進んだ登山道に雪が被っています。踏み抜き注意。

水場は一服清水のみ使用。銀玉水は未確認。

その他周辺情報

●大井沢温泉湯ったり館
　→http://www.gassan.co.jp/oisawa/
●山形県山岳情報ポータルサイト「やまがた山」
　→http://yamagatayama.com/

写真

広くなった古寺の駐車場からスタート。

ちょっとだけ森林軌道の廃線跡を行く。

一度泊まってみたかったなあ…

今年も仲良さげ♪

エゾハルゼミの大合唱を聞きながら。

一服清水。
ここで水筒を満たしておきます。
冷たくて美味！

近くには鮮やかなリュウキンカ。

ブナの峰走り、順調に登ってます。

先行者のトレースを使わせていただく。

雪堤に乗り上げて古寺山へ。

古寺山到着。

というわけで本日の定番ショット。

鳥原、頭殿山、白鷹山、瀧山、雁戸、熊野、屏風等々…

小朝日への夏道はまだ現れず。

それではあちらへ。

以東さんがカッコよすぎて…

足元の花はノウゴウイチゴが咲き始めた程度。

銀玉水の雪渓はまだまだたっぷり。

小屋は素通りで。

大朝日岳山頂到着。
百名山を三つ入れてみました。

南東側は吾妻連峰と特徴的な磐梯山。

北には障子ヶ岳や赤見堂の奥に月山と鳥海。

北西側の朝日主稜線。
この重厚感が朝日だね(^^)

西側は袖朝日の奥に巣戸々山とか鷲ヶ巣山とか。
奥には佐渡も。

南側は御影森・祝瓶に続く稜線と三体連山、飯豊。
飯豊の左に日光白根も視認できました。

あれ？誰かに手を振られている気がする…

花盛りのショウジョウバカマに見送られて下山開始。

小屋は関係者の方たちが保守作業を行っていました。

小朝日に向けて下って行きます。

ミネザクラ、もう少しで見頃です。

小朝日って隠れた名山だよなあと思う。

何度か「あれ頂上？」と騙されて…

登り返し完了💦

古寺山から来し方振り返る。
また来ますね(・ω・)ノ

古寺山から以東岳・摩耶山・湯ノ沢岳・障子ヶ岳を見ながら下って行く。

ここで雪堤を下りて花抜峰に向かう。
残雪があると分かりにくいです(´・ω・)

感想

mokkedano

毎年のように訪問している初夏の大朝日。
エゾハルゼミの大合唱を聞きながら新緑のブナ林を進み、雪渓をザクザクと踏みしめ、今年もどうにか大朝日に到着。
この日は視界がクリアで月山、鳥海、飯豊はもちろん、遠く日光連山も視認できた。
いつか夕日に染められ、または朝日を浴びながらこの景色を眺めてみたいものだ。
…って何年も思っているが実行に移す機会がなかなか訪れず;つД｀)
雄大な景色に後ろ髪を引かれるも、大量のメマトイを引き連れてのんびり帰路につく。
この日お会いしたのはトータルで10人ほど。シーズン前の静かな山だった。

小朝日でお話相手して下さった山形の方、ありがとうございました(^^)