記録ID: 2384155
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ハイキング
日光・那須・筑波
きのこ山から筑波山へ市境ル-トを辿った
2020年06月07日(日) [日帰り]
山とハム
- GPS
- 08:56
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,312m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:40
7:56
0:00
5分
きのこ山頂上
8:01
0:00
6分
車道
8:07
8:11
2分
藪尾根入口
8:13
0:00
8分
藪尾根ピーク
8:21
0:00
24分
藪尾根出口、ショ−トカット下降入口
8:45
0:00
2分
車道横断
8:47
0:00
6分
車道横断
8:56
0:00
4分
林道横断
9:00
0:00
9分
林道横断
9:09
0:00
2分
林道最高地点
9:11
0:00
14分
404ｍ峰
9:25
0:00
14分
林道横断、弁天山入口
9:49
0:00
14分
藪のル-ト入口
10:03
0:00
11分
Y字分岐の迷いやすいピ-ク
10:14
0:00
4分
間違いに気付き戻る
10:18
0:00
30分
Y字分岐の迷いやすいピ-クまで戻る
11:13
0:00
18分
一般ルートに合流
11:31
0:00
7分
下の林道に出る
11:38
11:43
25分
上の林道に出る
12:08
0:00
7分
桜川市、石岡市、つくば市の3市境
12:15
0:00
30分
道標、女体山まで0.9ｋｍ地点
13:00
0:00
23分
御幸ヶ原
14:10
0:00
8分
下の林道への下降地点
14:18
14:25
25分
下の林道から湯袋峠への尾根ル−ト下降地点
14:50
0:00
12分
つつじ平分岐
15:02
0:00
3分
車道から、上曽峠方面の林道へ
15:05
0:00
20分
お地蔵さんを通過
15:25
0:00
16分
林道からショ−トカットル−トへの入口
15:41
0:00
31分
上曽峠、きのこ山へのショ−トカットル−ト入口
16:12
0:00
17分
車道に出る、あとは車道歩き
16:32
ゴール地点（駐車地）
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
1.往路は市境ル-トできのこ山から筑波山へ その1 きのこ山から上曽峠まで �，�のこ山から上曽峠にかけての車道に「石岡市 桜川市」と書かれた道標を数多く見るが、その一つ一つが市境ル-トの出入り口を示している。 �△泙拭⇔嗅酊�の境界見出標も一定の間隔で設置されている。 �，鉢△魍萢僂垢襪海箸如△�のこ山から上曽峠までのル−トファインディングは比較的やさしい。ただし上曽峠付近では市境ル-トが尾根沿いではなく湿地を横断するところもあるので、迷わないように注意。 藪は全体的には薄いが、きのこ山を出発して間もなくの尾根にシノダケの密藪を含むのでそれなりの覚悟は必要だ。 その2 の1 上曽峠から弁天山まで �［啼擦法崟于�市 桜川市」と書かれた道標はない。 �⇔嗅酊�の境界見出標は上曽峠から弁天山までは一定の間隔で設置されている。藪は上曽峠から弁天山まではあまり濃くない。 その2 の2 弁天山から湯袋峠まで 林野庁の境界見出標は弁天山を過ぎると、市境ル−ト以外にも設置されているので、要注意。 弁天山から湯袋峠までは所々シノダケの密藪を含む。 またGPS をよく確認しながら進まないと、枝尾根に引きずり込まれる恐れのある小ピ−クがあり、ル−トファインディングの難しい領域だ。 その3 湯袋峠から三市境まで 湯袋峠の記念碑のすぐそばから市境の尾根に取り付くことができる。初めは頼りない踏み跡だが、まもなく国土地理院の地図に記載されている登山路に合流し、土俵場林道を経て仙郷林道に抜ける。 仙郷林道をわずか辿り、つつじヶ丘方面への道との合流地点から尾根を登ると、登山路となり、石岡市と桜川市の市境の最終地点である三市境に達する。なお、三市境も含め、不明瞭な分岐があるので、注意が必要だ。 三市境の先はつくば市の領域となり、筑波高原キャンプ場からの登山路と合流して、筑波山頂上に至る。 2.帰路は最短のル−トできのこ山まで 湯袋峠から上曽峠間は従来よりも標高差が50mほど少なくその分だけ楽に歩けるル−トを辿ってみた。 |
写真
曇りだが視界は良い。きのこ山の直下、パラグライダーの発着場から見た筑波山。
市境ル−トその1 きのこ山から上曽峠まで(緑色はシノダケの密藪のある区間。)「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
1
6/10 23:01
市境ル−トその1 きのこ山から上曽峠まで(緑色はシノダケの密藪のある区間。)
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
林道の傍の市境尾根を辿る。この後も極力、市境を辿る予定。市境には林野庁の境界見出標が点在。
石岡市桜川市の境界の道標。この道標が市境ル−トの案内板なので、分かりやすい。下に八郷町と真壁町の赤い境界杭が並んで埋設されている。
6/7 8:13
石岡市桜川市の境界の道標。この道標が市境ル−トの案内板なので、分かりやすい。下に八郷町と真壁町の赤い境界杭が並んで埋設されている。
ピ−クからの下りのシノダケの密藪、踏み跡や境界見出標を頼りに下って
上曽峠からきのこ山へのショ−トカットル−トとして歩きやすい道だが、ほとんど歩かれていない。
歩きやすい道と分かれて藪の市境ル−トへ。ただし藪初心者向きのル−ト。
市境ル−トその2 上曽峠から湯袋峠まで(緑色はシノダケの密藪のある区間。)「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
6/10 22:55
市境ル−トその2 上曽峠から湯袋峠まで(緑色はシノダケの密藪のある区間。)
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
林道を2度横断。（上曽峠から湯袋峠までの林道には「石岡市桜川市」と書かれた道標は一切なかった。）
上曽峠と湯袋峠を結ぶ林道の最高所地点。この辺りは道路が広く、車が何台も停められるところだ。
弁天山頂上の一角から、市境の尾根に分け入る。赤いテ−プが下がっているだけで、入口は見当もつかないところ。
ほどなく、Y字型の3差路ピ−クへ。偵察時に間違って南側の枝尾根に入り込んだ苦い経験があるのだが。
コ−スを右折しようとしてまさかの逆走コ−スを辿ってしまった。前方に高い尾根が見えたが実は弁天山方面の尾根だった。
あたりの様子が変なのでGPSを取り出してやっと間違いに気付いた。逆走によるル−トミス15分。
正規ル−トに戻って少し行くと小ピ−ク。この小ピ−クは偵察時に北に延びる枝尾根に間違って入ったので要注意だ。
正規ル−トを行く。尾根が90度向きを変えると、筑波山の頂上が見えて感激の一瞬。
シノダケの密藪が行く手を阻む。ここら一帯は、市境ル−トの核心部だ。
尾根の踏み跡ははっきりし、偵察時にここも間違って西の枝尾根に間違って入り込んだ地点。このまま緩い尾根を下って行きたくなるところだが、
6/7 10:41
尾根の踏み跡ははっきりし、偵察時にここも間違って西の枝尾根に間違って入り込んだ地点。このまま緩い尾根を下って行きたくなるところだが、
市境ル−トその3 湯袋峠から三市境まで
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
踏み跡がある。
ようやく藪歩きから解放された喜びをかみしめたながら、ダニ除けのために着て歩いてきた上下のヤッケを脱いだ。
ようやく藪歩きから解放された喜びをかみしめたながら、ダニ除けのために着て歩いてきた上下のヤッケを脱いだ。
樹林帯の尾根歩きではあるが、眺望が開けて、燕山と加波山と足尾山が顔を出した。
上の林道（仙郷林道 ）に出た。筑波高原キャンプ場につながる林道だ。
つつじが丘方面を指す紫色の標識が立っている。ここが市境ル−トの筑波山へ登る入口だ。
前回4月19日に来たときはなかった「カタクリ坂」の標識があった。この少し先でカタクリの写真を撮ったことを思い出した。
三市境の地点に到達。この先は「つくば市」の領地なので、桜川市と石岡市の市境ル−トは終了。
三市境は地図通りに、登山路が右と左と中央（頂上方向）の3方向に分かれる地点であると思われる。
頂上は、さすがに登山者が多かった。それでも数か月前のの2割くらいの登山者数だろうか。
今辿ってきたばかりの、きのこ山、弁天山方面。ただし山が連なり、どこを通ってきたのか同定するのは困難だ。
旧ユ−スホステル跡地を目指す。カタクリの案内板。前回はここにもカタクリが咲いていた。
旧ユ−スホステル跡地到着。車の数が少ないので、裏筑波から登る人が減っているのは間違いない。ケ−ブルカ−やロ−プウェ−が動き出して表から登る人が増えたということだろうか。
6/7 13:32
旧ユ−スホステル跡地到着。車の数が少ないので、裏筑波から登る人が減っているのは間違いない。ケ−ブルカ−やロ−プウェ−が動き出して表から登る人が増えたということだろうか。
帰路のル−ト 筑波高原キャンプ場からきのこ山までショ−トカットの最短ル−トを狙った。「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
6/11 19:08
帰路のル−ト 筑波高原キャンプ場からきのこ山までショ−トカットの最短ル−トを狙った。「この地図は、国土地理院の電子地形図を使用して作成したものである。」
筑波高原キャンプ場にも車はほとんど停まっていなかった。
関東ふれあいの道の入口を過ぎてそこから
関東ふれあいの道の入口を過ぎてそこから
道は尾根から、沢へ下る。私は踏み跡の微かな小ピ−クを目指して直進。
微かな踏み跡を頼りに、小広いピ−クに着くと「つつじ平」の標識があった。筑波山の登りで出会った、「カタクリ坂」と同じ作りだ。ここまで来るのは容易だが、
6/7 14:54
微かな踏み跡を頼りに、小広いピ−クに着くと「つつじ平」の標識があった。筑波山の登りで出会った、「カタクリ坂」と同じ作りだ。ここまで来るのは容易だが、
私は、このピ−クから東方向に踏み跡を辿って下った。「つつじ平」の標識から2~30m先に
写真のような赤テ−プが2本下がっているのを見つければOKだが、見つけるのは困難かもしれないので要注意。
赤テ−プの先に、微かな踏み跡が湯袋峠の車道方面に下っていくので辿る。
車道に出る。ここには車が停められるスペ−スがある。今日は1台の車が停まっていた。
林道に入ってすぐ、お地蔵様を通過。ここが上曽峠へのショ−トカットル−ト（変な道）の入口だが、今日はもう一つのショ−トカットル−トを目指して、林道を直進する。
6/7 15:07
林道に入ってすぐ、お地蔵様を通過。ここが上曽峠へのショ−トカットル−ト（変な道）の入口だが、今日はもう一つのショ−トカットル−トを目指して、林道を直進する。
林道を進むと20分ほどで6時間前に通過した弁天山の入口に着く。林道は左にカ-ブしてさらに登って行くがここで車の通れる林道とは別れて、作業用の狭い林道に入る。6/7 15:27
林道を進むと20分ほどで6時間前に通過した弁天山の入口に着く。林道は左にカ-ブしてさらに登って行くがここで車の通れる林道とは別れて、作業用の狭い林道に入る。
作業用の狭い林道はいくつにも枝分かれするので、要注意だが、枝分かれするときは下りの林道に入れば間違いない。
上曽峠付近の車道に出た。湯袋峠から上曽峠まで40分で通過したが、林道を忠実に辿るよりも標高で50mほど節約できるメリットがある。
6/7 15:44
上曽峠付近の車道に出た。湯袋峠から上曽峠まで40分で通過したが、林道を忠実に辿るよりも標高で50mほど節約できるメリットがある。
車道を横切ると、すぐにきのこ山のショ−トカットル−トへの入口だ。
このル−トはバイクの通り道にもなっていて、道ははっきりしている。ただし、轍の跡もあるのが玉に傷。
車道に出る。朝は道の反対側の藪尾根を降りてきたが、今は駐車地に戻るだけなので、楽な車道歩きを選択。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
今回はたそがれオヤジさんの「裏筑波でまた、わけのわからない歩きをしてしまった。」の記録に触発された。
シノダケの藪漕ぎは容易に想像できたので最初は敬遠していたのだが、騙されたと思って偵察を重ねること3回。偵察のたびに新たな発見の虜になって抜けられなくなってしまった。
シノダケの藪につきもののダニ対策も大変。本来は藪の薄い冬に歩くコ−スなのに、新型コロナウィルスの影響もあって、先送りしているうちに、暑い時期に突入してしまった。私はきのこ山から湯袋峠までを上下のヤッケを身にまとい、余計な汗をかきながら歩くしかなかったのだった。
弁天山から湯袋峠までの区間はすでに2回歩いているが、歩くたびにル−トミスを重ねてきた。ルートのほとんどはすでにトレ−ス済なのであとはつなぎ合わせるだけで楽勝のはず。だったが、今回もまた逆走というアクシデントを経験した。
ル−トミスを楽しめるだけの時間と体力のゆとりがない限りは決して立ち入ってはならない。そんな山域だということを痛感した今回の山歩きだった。
今回の山行に関連する私の記録を参考までに。
「湯袋峠から筑波山周回」2020年04月19日(日)https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2307431.html
「こだわりの裏筑波縦走(岩瀬駅から筑波山まで)」2019年05月03日(金)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1825628.html
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