南蔵王は花、真っ盛り！「屏風岳＆不忘山」（南蔵王縦走路）

2020年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 15.6km
• 登り: 974m
• 下り: 980m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:07

3:57 刈田峠路側帯駐車場
4:00 4:00 刈田峠登山口
4:23 4:23 前山
4:37 4:37 杉ヶ峰
4:50 5:02 芝草平
5:13 5:13 倉石・秋山沢コース分岐
5:26 5:27 屏風岳
5:34 5:34 水引入道コース分岐
5:52 5:54 南屏風岳
6:20 6:20 不忘山
6:27 6:34 不忘の碑・カエル岩
6:40 6:46 不忘山
7:11 7:13 南屏風岳
7:32 7:32 水引入道コース分岐
7:38 7:38 屏風岳
7:50 7:50 倉石・秋山沢コース分岐
8:01 8:01 芝草平
8:17 8:17 杉ヶ峰
8:32 8:32 前山
8:59 8:59 刈田峠登山口
9:04 刈田峠路側帯駐車場

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●刈田峠路側帯駐車場を利用
・駐車スペースは30台ほどあるが、下山時は満車で、かなり遠くに止めて登山口まで歩く人が多かった。ちなみに朝4時で3〜4割ほど埋まっていた。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：50人】


◆ルートの状況
・刈田峠から南屏風岳までは、高低差の小さいアップダウンはあるものの、緩やかな稜線歩きとなり、木道や階段も設置され初心者でも歩きやすい。
・南屏風岳から不忘山までは、技術難度は高くないが、痩せ尾根となり一部でスリッピーな区間や岩場もあるので注意したい。
・全体的に眺望の良い稜線歩きができ、変化に富んだ稜線歩きと、見頃を迎えたフラワーロードが楽しめ、この時期は特にお勧めしたい。

◆花の状況
・チングルマやミツバオウレンは刈田峠から南屏風岳まで見られ、特に芝草平では一面のチングルマやヒナザクラが見られる。チングルマは満開状態。
・アズマシャクナゲは、屏風岳から南屏風岳に多く、現在7分咲き。
・ハクサンイチゲやユキワリコザクラは、不忘山周辺のみ見られ見頃を迎えている。

写真

6/13 3:57

ヘッドライトが無くても歩ける明るさになったので出発！
右側のピーク（前山・杉ヶ峰）経由で正面奥の屏風岳を目指そう！

6/13 4:00

まずは、駐車場から300mほど歩いて刈田峠の登山口へ。

6/13 4:00

登山口の標識。
目的地の不忘山まで幾つかのピークを越えていく。

6/13 4:04

では、出発しよう！
整備された登山道は歩きやすい。

6/13 4:09

蔵王のアオモリトドマツは虫害で立ち枯れが多い。
残念だが、近いうちに樹氷が見れなくなるかもなぁ。

6/13 4:13

刈田峠から一旦下り、登り返していくと、

6/13 4:23

最初のピークである前山に到着。

6/13 4:24

次は、正面に見える杉ヶ峰へ。

6/13 4:29

登山道の脇には、ミツバオウレンが沢山始めた。

6/13 4:31

宮城県側は雲海が広がる。

6/13 4:37

前山から15分ほど歩き、杉ヶ峰に到着。

6/13 4:34

杉ヶ峰から刈田峠方面を振り返る。
蔵王連峰最高峰の熊野岳も見えてきた。

6/13 4:40

次のピークは、馬の背のようなら稜線の屏風岳へ。

6/13 4:45

杉ヶ峰から屏風岳までの区間は、湿原が多い。
一面に咲くヒナザクラ。

6/13 4:49

いや〜、いいね〜！
更に沢山のチングルマたち。

6/13 4:51

芝草平の遊歩道へ寄り道する。

6/13 4:55

芝草平の遊歩道の両脇はチングルマの花畑。

6/13 4:52

暫し、チングルマたちと戯れる。

6/13 4:55

芝草平のチングルマたち。

6/13 4:57

芝草平のチングルマたち。

6/13 4:58

芝草平のチングルマたち。

6/13 5:02

芝草平で小休止し、再び本線に戻り屏風岳へ。

6/13 5:15

屏風岳まで標高差170mを登っていく。

6/13 5:24

東側の雲海が取れはじめ、仙台湾が見えてきた。

6/13 5:27

屏風岳に到着。

6/13 5:26

屏風岳の東側は急崖になっている。
眼下の馬ノ神岳を見下ろす。

6/13 5:35

屏風岳を通過すると、ようやく南屏風岳（正面）と不忘山（左奥）が見えてきた。

6/13 5:36

まずは、緩やかな稜線を歩いて南屏風岳へ。

6/13 5:42

最終目的地の不忘山まで遠いね〜

6/13 5:52

登山口から2時間ほど歩き、南屏風岳に到着。

6/13 5:49

南屏風岳から北側の熊野岳方面を眺める。

6/13 5:54

南屏風岳から西側の眺望。
飯豊や朝日連峰まで見えるが雲が多いね〜

6/13 5:55

では、不忘山へ。

6/13 6:00

登山道を彩るチングルマ。

6/13 6:00

南屏風岳までなだらかな稜線を歩いてきたが、不忘山までは痩せ尾根となる。

6/13 6:03

南屏風岳から不忘山までの区間は、スリッピーな箇所もあるので注意しよう。

6/13 6:10

不忘山に近づくとハクサンイチゲやユキワリコザクラが見られるようになる。

6/13 6:15

最後は、ちょっとした岩場を登っていくと。

6/13 6:18

不忘山の山頂部に到着。

6/13 6:41

南屏風岳から30分ほどで不忘山に到着。

6/13 6:21

といっても、本日の本当の目的地は、不忘山の先にあるカエル岩。

6/13 6:30

不忘山から標高差80mほど下り、不忘の碑にあるカエル岩に到着。

6/13 6:33

カエル？？と思ったが、この角度で見ると、左向きに座ったカエルに見えるね！

6/13 6:47

では、戻ろう。

6/13 6:47

復路は、不忘山周辺で雲が上がり始める。

6/13 7:15

西側の朝日連峰や

6/13 7:15

月山を眺めながら、

6/13 7:17

西屏風岳に戻り、再び緩やかな稜線歩き。

6/13 7:19

南蔵王はなかなか良い所ですね〜

6/13 7:35

屏風岳の東側に残雪が残っていたが、登山道は全線夏道を歩く。

6/13 8:20

南屏風岳から先は、大勢の登山者とスライド。
道を譲ったり譲られたり、忙しない復路となった。

6/13 8:43

最後は刈田峠まで登り返し、

6/13 9:00

登山口に到着。

6/13 9:03

天気が良ければ熊野岳まで行こうと思ったが、終盤雨が降ってきたので、今回はここまで。
お疲れさまでした！

6/13 4:54

本日のお花たち。
主役だったチングルマ。

6/13 4:41

ミネザクラ。

6/13 5:03

ヒナザクラ。

6/13 5:39

アズマシャクナゲ。

6/13 6:06

ユキワリコザクラ。

6/13 6:09

ハクサンイチゲ。

6/13 6:16

ミヤマオダマキ。

6/13 6:23

ミヤマキンバイ。

6/13 6:45

ニガイチゴ。

6/13 6:51

ハクサンチドリ。

6/13 6:59

シラネアオイ。

6/13 7:11

イワカガミ。

6/13 7:30

ミツバオウレン。

6/13 7:48

ミヤマスミレ。

6/13 7:55

ショウジョウバカマ

6/13 7:57

ミネズオウ。

6/13 8:07

オオカメノキ。

6/13 8:17

ツマトリソウ。

6/13 8:44

ムラサキヤシオ？

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は晴れの予報を信じ、花盛りの南蔵王縦走ルートを歩いてみました。

しかし、夜明けの空は、朝から雲が広がり、更に復路では雨も降り出し「えっ、なんで〜」と言わんばかりの状況。
でも、涼しい風に癒され、多くの花たちの歓迎をうけ、天気が悪くても楽しめる満足度の高い稜線を歩くことができました。