朝日連峰・大鳥池

2020年06月12日(金) 〜 2020年06月13日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.4km
• 登り: 605m
• 下り: 605m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:40

5:30 大鳥登山口
6:15 6:20 冷水沢橋
6:40 6:45 七ツ滝沢橋
8:10 大鳥小屋

2日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:05

9:55 大鳥小屋
10:35 10:40 七ツ滝沢橋
11:10 11:10 冷水沢橋
12:00 大鳥登山口

ブヨが多いので対策はしっかりと。
釣りなので仕方ないですが、手の甲を中心に50か所くらい食われました。

天候

曇り後晴れ・曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

泡滝ダム駐車場まで車で入れました。

コース状況／危険箇所等

コース行程3/10の水場手前、つづら折り最後ともに雪はありません。
残雪を踏んだのは小屋の直前だけでした。

写真

ようやくの県境越えの自粛解除で、林道デビューが大鳥泡滝線になりました。

駐車場から5分ほどで登山口。

例年スノーブリッジがかかる箇所もすでに崩れていました。

数年前の大雨で崩れた箇所も登山道らしくなってきましたが、この場所、大荷物時は地味に危険です。

いつも気持ちの良い滝。秋でも枯れないので上部に良い水源があるのでしょうね。

例年残雪が残る箇所もすっかり夏道でした。この時期としては、2016年以来のデブリ無し。

冷水沢と吊り橋。踏み板がかかりました。

この冬の倒木。いつも整備ありがとうございます。カットされていない幹は太くてカットが厳しいようです。

七ツ滝沢つり橋。水量多め。

つづら折り最後の滑落危険斜面も残雪を踏まずに通過できました。

ようやく登山道脇に残雪がありました。

ここまで登れば小屋はもうすぐなのですが、例年より重い荷物のため足がつってしばし休憩。

大鳥池到着。
小雪に加え、山形は連日の30度越えで残雪はやはり少な目でした。

午後になり晴れ間が広がってきました。

大鳥池のテント場。すっかり雪が消えていました。
水場・トイレ完備。

私1人だけだったので、水場・テーブルをあてにして小屋が見えるここにテントを張りました。

初日の釣果。例年より良型ぞろい。

翌朝、高曇りでしたが風が止まり、残雪の山々がきれいに湖面に映りました。

一緒に釣りをしていた方の竿にイモリがかかりました。

大鳥小屋。コロナ禍と平日のため、宿泊者は2組4名だけでした。テントでなくても良かったかも。

大鳥池周辺はこのあと、春と初夏がいっきにおとずれます。

雪が残っている近くはようやく春。

帰路、ジミヤチ清水からの眺め。
雪がないため楽なはずなのですが、テント＋釣った魚で来た時と重さが変わらず、今回はしんどい下山となりました。

装備

備考

今回、テント泊でしたが、朝日連峰でテント泊がOKなのは大鳥池だけです。
（大人1人500円、子供300円）
稜線の山小屋はテント禁止のため、３密回避は日程等の工夫が必要そうです。

感想

おっくん

ようやく県境越えの自粛が解除され、吊り橋の踏み板も設置されたことから、新型コロナウィルス対策でテントを担いでの恒例大鳥登山に行ってきました。

コース状況は2016年以来の小雪で登山道はすっかり夏道でした。
ただし、他のレコでは1000m以上の標高ではそれなりに雪が残っているたとの情報があり、事実、池に移る山の残雪は2016年より多いです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-901148.html

コロナウィルスの影響なのでしょうか、登山客、釣り客共に少なく、初日は日帰り1名をいれて6名、2日目も登ってきた方は8名ほどでした。
この日は小屋番の方も不在でした（翌日登られてきました）

自分は朝日連峰初のテント泊でしたが、天気も崩れることなく快適に過ごすことができました。朝日連峰では大鳥池のみテント泊が可能なため、縦走では荷物になってしまいますが、大鳥池を起点としての周回登山であれば、混雑回避の一つの有効な手段と感じました。

小屋泊の2組4名の方は全て釣り客で、釣り場や夕食時に貴重なお話を聞くことができました。来年も同じ時期に登りますので、また機会があればよろしくお願いします。

釣りの方は、例年より型の良い個体が多く、釣果も2日で20匹オーバーでまずまずでした。
なお、この日の水温は、東沢流れ込みで10度、水門付近で13度でした。イワナが中層でも釣れ始めており、例年より釣り状況は早めに動いているようです。