天城山（美しい原生林と幻想的な道にウットリ）

2012年10月30日(火) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 14.5km
• 登り: 976m
• 下り: 969m

コースタイム

8:24　ゴルフ場出発
8:49　四辻
9:17　万二郎岳（水分補給3分）
9:48　石楠立
10:15　万三郎岳（休憩10分）
10:38　片瀬峠
10:46　小岳
11:09　戸塚峠
11:30　白田峠（休憩10分）
11:59　戸塚峠
12:49　万三郎下分岐
13:12　涸沢分岐点
14:14　四辻
14:28　ゴルフ場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天城高原ゴルフ場にハイカー専用の無料駐車場あり
多分50台くらいは停められそう

コース状況／危険箇所等

コンビニ等は伊豆スカイラインに入ったらありません、小田原あたりで調達した方がいいと思います。
私は小田原厚木道路に入る前に厚木で昼食を調達しました。
温泉は、伊豆なのでいくらでもあります。
天城高原ICから3kmくらいに天空の湯、伊豆高原、赤沢にもあります。
私は北川温泉の海沿いの露天風呂に入りました、600円。
（正直、洗い場もなくお湯に浸かるだけ、しかもあまり特徴のない湯なので、下山後の汗を流すのには不向き）

道は整備されており、迷うことも危険な場所もありません。
ただ、木の根やコケの付いた岩が多く下りは滑りやすい場所もあるので要注意。
全体的に展望はないが、変化のある静かな尾根歩きが楽しめる。
ブナ林が美しく、シャクナゲも多くシーズンは見事と思われる。

駐車場⇒万三郎岳
・最初は歩きやすい緩やかな道が続くが、徐々に岩が多くなり足場が不安定になる。
・万二郎岳までは急坂もなくあっけなく着くが、山頂は木々に覆われ展望はない。
・万三郎岳には一度下り上り返す、途中梯子や滑りやすい岩場もあり注意。
・途中アセビのトンネル等の見どころも多い。
・万三郎岳も山頂は展望はない。

万三郎岳⇒白田峠
・戸塚峠まで急な下りが続く、危険はないが滑りやすい。
・小岳付近はブナの原生林が非常に美しい。
・原生林の中苔むした道が続き、とても1000mちょっとの山の雰囲気ではない。
・白田峠までは緩やかな歩きやすい道で陽だまりの中楽しく歩ける。

万三郎下分岐⇒ゴルフ場
・涸沢分岐点まではほとんどが丸太階段で歩幅が合わず歩きにくい。
・分岐から先は、木の根やコケ岩が障害物レースのようで歩きにくい。
・小さなアップダウンも多くちょっとメゲる。
・万三郎、万二郎経由の方が楽かも。

写真

10/30 8:23

ハイカー専用駐車場です。
多分50台位は停められそう
今日は平日なので私を含め4台です

10/30 8:24

駐車場のすぐ前が登山口です

10/30 8:28

何の花か分からないけど、ずっと道端に咲いていた。

10/30 8:29

最初はこんな道

10/30 8:39

15分ほどで四辻の分岐です

10/30 8:46

この辺でちょっとだけ紅葉してます

10/30 8:47

雰囲気の良い道です

10/30 9:02

このあたりから岩がゴロゴロして足場が不安定な場所が出てきます

10/30 9:05

赤い絨毯のようでした

10/30 9:15

アザミの一種

10/30 9:17

なんか呆気なく万二郎岳に到着しました。
木々に覆われ展望はありません

10/30 9:19

鹿の食害でしょうか。
食べたばかりみたいです

10/30 9:22

これから行く万三郎岳だと思います。
全体的に尾根からの展望はありません

10/30 9:31

こんなハシゴが何か所かあります

10/30 9:32

木々の間から下界のゴルフ場が見えました
ちょっとガスってます

10/30 9:39

アセビのトンネルって看板がありました。
幻想的でした

10/30 9:41

まだトリカブトが咲いてます
ちょっと色が薄い

10/30 9:46

何かすごく幻想的
妖怪でも棲んでそう

10/30 9:48

石楠立
このあたりシャクナゲの群生地らしい

10/30 9:58

ここは木の根で滑りやすいので注意です

10/30 10:14

万三郎までずっとこの虫がいっぱいです
気を付けて歩いたけど踏んじゃったかも

10/30 10:15

万三郎岳です
ここも展望はありません

10/30 10:19

何故かポストが？？？
まさか山頂に登山ポスト？

10/30 10:38

片瀬峠です
何か1000mちょいの山とは思えない雰囲気

10/30 10:39

こういう雰囲気の道好きだけど

10/30 10:42

ブナの原生林が美しい

10/30 10:46

小岳
山というよりコブと言った雰囲気

10/30 10:47

このあたりの原生林も美しい

10/30 11:09

戸塚峠
ここまで一気の下りです

10/30 11:12

戸塚峠以降はなだらかな雑木林の雰囲気

10/30 11:28

この辺だけちょっと滑りやすい

10/30 11:30

白田峠
ホントは八丁池まで行きたかったが時間がないので此処でUターンします

10/30 11:46

此処だけ木が根こそぎ倒されている
竜巻かなんかかな？

10/30 12:18

ロープがありますが必要ありません

10/30 12:26

これは何の木？
木肌から見るとサルスベリみたいだけど。
ずいぶんでかいんで、ゴリラスベリ？

10/30 12:49

万三郎下の分岐まで戻ってきました

10/30 12:52

私の嫌いな丸太階段が延々と続きます
ちょっとメゲル

10/30 12:53

今度は石畳で滑りやすい

10/30 13:12

やっと涸沢分岐点です
ここまで一気に下ります

10/30 13:18

これは多分毒キノコ
何か毒々しい

10/30 13:30

苔むした幻想的な道だが滑りやすい

10/30 14:14

四辻まで戻りました
これ、説明がないんで意味が分からない？
石を持って上がるのかな？

10/30 15:32

北川温泉の露天風呂
洗い場もなく浸かるだけ
下山後に体を洗いたかったけど・・・

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H15 カシオ

感想

benchan

仕事の都合で急に伊豆に行くことになり、ついでに以前から計画していた天城に行くことにする。
仕事の都合上15時までに戻らなければならないので、ゴルフ場から行けるとこまで行って引き返す、アバウトな計画。
取りあえずの計画では八丁池まで行く予定で家を出る。
出来れば8時前に出発したかったが、いきなり遅刻で30分近く遅れて出発。

歩き始めてすぐ林の中でガサガサ。
ドキッ！まさかクマ？
出てきたのはシカしかも3頭、多分一家で食事中？
私を見ても逃げる様子もないので、人慣れしていると思われる。
でも無責任にカワイイって理由で餌を与える人のせいで、食害等で迷惑している人がいるのも事実。

100名山にしてはほとんど展望はない。
万二郎、万三郎とも山頂は木々に覆われ景色は見えない。
尾根からもほとんど見えず、100名山の中で一番展望に恵まれない山の一つと思われる。
ただ、尾根の雰囲気と、ブナの原生林はすばらしい。
苔むした幻想的な道や、小岳付近の美しい原生林はとても1000mちょいの山とは思えない。
多分この辺が100名山に選ばれた理由と思われる。
またあちこちにシャクナゲの群生が見られ、一斉に咲いたら見事だと思う。
これだけで、ここに来た甲斐があったと思わせるほど。

ただ、帰路の涸沢分岐経由の道は、私の天敵の丸太階段が延々と続きちょと閉口です。
また分岐から先は雰囲気の良い道だが小さなアップダウンが鬱陶しい。
万三郎、万二郎を経由して下る方が楽かな？
まあ、今度は是非シャクナゲのシーズンに来てみたい。