唐松岳 絶景と雷鳥に会う久々のアルプスへ

2020年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 9.7km
• 登り: 966m
• 下り: 958m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:10

8:30 八方池山荘
8:53 8:53 石神井ケルン
9:01 9:01 第2ケルン
9:06 9:07 八方ケルン
9:14 9:14 第三ケルン
10:33 10:34 丸山
11:15 11:17 唐松岳頂上山荘
11:33 13:02 唐松岳
13:29 13:30 唐松岳頂上山荘
14:08 14:09 丸山
15:10 15:11 第三ケルン
15:15 15:15 八方ケルン
15:20 15:20 第2ケルン
15:25 15:25 石神井ケルン
15:38 15:39 八方池山荘
15:40 ゴール地点

天候

曇り　稜線より上で　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日の入笠山散策の後、松本市内に前泊。

ホテルから早朝移動で八方尾根C駐車場に駐車。
7:20頃到着で余裕ありました。駐車場料金無料。

ゴンドラリフトアダム、アルプスクワッド、グラードクワッドを
乗り継いで八方池山荘へ。
チケット購入の際に同意書の提出と登山届の有無を確認されます。
往復2980円で、JAFやmontbell割引あり。
クレジットカード利用可。
上りの始発は8:00。下り最終は16:00発。

【往路】
前日：高速利用で松本ICまで。松本泊。
当日：八方尾根スキー場の駐車場へ
山麓駅0755→0830八方池山荘

【帰路】
八方池山荘1540→1610山麓
夕食(蕎麦)のあと、友人Nを松本駅まで送り松本ICから高速利用。

コース状況／危険箇所等

下の樺の上部から扇沢雪渓上部まで、残雪時の迂回路を利用します。
迂回路は細いザレ場、雪渓2ヵ所、一部道のわかりにくい場所があります。

下部の雪渓は急、かつ緩みまくり。
下り時の残り15mほどでは、先に下った人の滑った後でステップが消え、足場確保できず。チェーンスパイクを使っても結局滑りおちました。
(前後の人も滑りおちました・・・。)

ほかはすべて夏道。問題なく歩けます。

□トイレ
　各リフト乗り場、登山口、八方池手前にあります。
　唐松頂上山荘は休業中のためトイレの利用はできません。

その他周辺情報

□ごんべ村(松本)
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000694/

□野麦路
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000069/

写真

6/20 20:08

松本で友人Nと合流し、馬刺しをいただく。
明日の眺望を期待して。

6/21 6:23

当日、上空には雲。
だけど北アルプスは見えていた。

6/21 7:29

最初に同意書を書き、チケットの列に並ぶ。

6/21 8:07

定刻より少し早く。
ゴンドラで兎平。

6/21 8:30

乗り継いで八方池山荘。
さぁ、行こう。

6/21 8:31

登山道入口にノビネチドリ。
花を見ながらゆっくりと。

6/21 8:36

タテヤマリンドウ

6/21 8:36

チングルマ♪

6/21 8:38

ユキワリソウ。
コザクラの何かだと思いました(^^;)

6/21 8:38

ミヤマアズマギク
いっぱい咲いています。

6/21 8:38

キジムジロ

6/21 8:49

ハッポウウスユキソウ

6/21 8:54

八方山のケルンで。
後方に雲の切れ間から白馬鑓

6/21 8:56

君の名は？
気持ちよさそうにさえずり。

6/21 9:07

イケメンケルンを越え。

6/21 9:11

八方池の手前まで登ると
雲の上から白馬三山が見えた☆
狙って少しペースを落としていました。

6/21 9:11

不帰ノ嶮。

6/21 9:14

八方池ケルン。
白馬三山とともに。

6/21 9:14

八方池越しに白馬三山。
数分もしないうちに雲が上がり白馬三山が見えなくなった。

6/21 9:28

ハクサンチドリ

6/21 9:29

オオカメノキ

6/21 9:34

ショウジョウバカマ

6/21 9:39

スミレの名前は苦手・・・。

6/21 9:42

下の樺から扇雪渓の上まで残雪迂回路を。
両側はガケ。(下りの方が慎重に)

6/21 9:44

ハタザオ？

6/21 9:45

ツマトリソウ

6/21 9:51

ナナカマド

6/21 9:51

ハクサンチドリが群生

6/21 9:51

マイヅルソウ

6/21 9:53

シラネアオイ。
今日、会いたい花のひとつでした。

6/21 9:55

芽吹いたばかりのエンレイソウ。

6/21 9:55

急な雪渓を登る。
チェーンスパイクをつけて。

6/21 10:01

登りは問題なし。
振り返るけど、下りが心配ね。

6/21 10:22

思い出し中。

6/21 10:22

イワナシ
見たのは1か所だけ。

6/21 10:31

丸山ケルン。
残雪迂回路は気を遣う道。
ここまできて少しほっと。

6/21 10:35

チングルマのプチ群生。

6/21 10:37

3つめの雪渓をトラバース。
ここはノーマルで十分

6/21 10:41

ミツバオウレンとコイワカガミ。

6/21 10:55

アカモノ？

6/21 10:56

登るにつれて上空の雲は薄くなってきた。
期待しつつ歩みを進め。

6/21 11:06

薄く雲の向こうに不帰ノ嶮、ドン！

6/21 11:13

稜線まで登り切って。
この先は美しき青空。
そして剱岳と唐松岳。

6/21 11:13

立山連峰を一望。

6/21 11:17

立山から剱岳の山並みを。

6/21 11:17

剱岳、とにかく美しい。

6/21 11:21

唐松岳に向けて登り返し。

6/21 11:21

五竜岳から剣岳まで。
北アルプス南部は見えなかったなー。

6/21 11:26

ラピュタのような唐松頂上山荘。

6/21 11:30

休みつつ景色を眺めつつ唐松岳へ。

6/21 11:31

イワウメ。

6/21 11:35

着いたよ、山頂。

6/21 11:38

五竜岳と。

6/21 11:39

白馬方面は雲。
稜線を境に天気が違う。

6/21 11:40

すいている時間につけたので。

6/21 11:41

1枚いただきました♪

6/21 11:47

三角点と五竜岳。

6/21 11:50

はんぶん白い。
はんぶん蒼い。

6/21 11:50

3月も同じイメージで撮った📷

6/21 11:55

着いてからそれほど経っていないけど。
剱岳はもう雲に飲み込まれる。

6/21 12:59

そんな頂上でものんびりして。
あっという間にガスに包まれた山頂から下る。

6/21 13:07

ミネズオウ

6/21 13:10

頂上のすぐ下でライチョウの雌。
ガスの下りだから会えると思ったよ。

6/21 13:13

雌だなんて珍しいなーっておもっていたら、なんとツガイでした。
抱卵時期だと思っていたのでびっくり。

6/21 13:14

イケメンのオスだねー。
八方池山荘に泊まれるならもっとゆっくりできたけど。
時間も心配で名残惜しく下り。

6/21 13:24

コバノツガザクラ？

6/21 13:30

イワウメ。

6/21 13:35

稜線から下り始めてすぐ。
2度目のライチョウ。

6/21 13:40

その先でまた3度目のライチョウ

6/21 13:42

ガスの中に立つ。

6/21 13:44

岩の影からお見送りいただきました。

6/21 14:03

下りを進め。
雪渓をトラバース。

6/21 14:28

最下部の雪渓だけはチェーンスパイクをつけたけど。

6/21 14:34

残り15m見事に滑り落ちました。
(同じ時間帯の人、みんな落ちました。)

6/21 14:38

ここに1つだけサンカヨウ。

6/21 15:07

八方池まで戻り。

6/21 15:15

イケメンケルン。
雲はあがったので景色は見えた。

6/21 15:38

運行終了20分前。
グラードクワッドに間に合った。

6/21 18:30

帰りは松本IC近くのお蕎麦屋さんで。
場所も雰囲気もまるで隠れ家です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

arrows NX F-01K docomo FCNT

Z 50 ボディ ニコン

感想

たくたく

3月の唐松岳以来、コロナによる自粛、
そして母の手術も重なり、久しぶりの標高の高い山歩きとなりました。

青空の出る時間もあるものの、山に沿って立ち上がる雲。
そんな典型的な梅雨の晴れ間でしたが。

八方池では白馬三山をバックに見え。
稜線にあがってからは真っ青の空と美しい立山・劔岳、そして五竜岳まで。
下山のときガスが広がってからの下山では3度もの雷鳥。
特にツガイに会えたのは嬉しかったなー。

見えた白馬三山や立山・劔岳・五竜岳は直後に雲が湧き見えなくなりました。
重い体を持ち上げた登りも久々で、チェーンスパイクを履いても落ちた雪渓はとてもイイ経験になりました。

関東在住でより自粛の厳しかった友人N。
1月以来の山歩きだったとのことでしたが、十分に満足してもらえたようです。
とにかく午後から崩れる天気が心配だっただけに、会いたい山々、雷鳥に会えて満足の1日になりました。

3月の唐松岳はこちら。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2250890.html
同じ山と思えないほど、世界が全く異なりました。