武尊山〜剣ヶ峰山
- GPS
- 09:37
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,188m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 9:34
天候 | くもりのちはれのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 猿ヶ京温泉「満点星の湯」JAF割使用で600円。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
2020年の百名山スタートは、2020mの今年のお山とセットで行って来ました。
群馬県のチームのみなさんに便乗させていただき、時計回りに周回します。
車で待ち合わせ場所の林道最終地点の駐車場を目指しますが、裏見の滝駐車場で車がつまってしまいます。しかもみんなUターンしてくるんです。
もしかしたら駐車場がいっぱいなのかもという不安で、わたしもUターンしてとりあえず裏見の滝駐車場に車を停めました。
すると、ちょうど別チームからちょっと遅れると連絡があったので、裏見の滝駐車場から乗せてもらえないかとお願いして、林道最終地点の駐車場まで連れていってもらいました。
道は結構な悪路で、車体をガタガタ震わせて登っていきました。
30分ほど遅れて着き、お待たせしたもうひとりの方にお詫び。駐車場にはわたしたちグループの2台しかいませんでした。
出発して、周回コースの起点までは林道は延長のような道で、でもえぐれたり水が流れていたり、自然のままの姿で迎えられました。
周回コースの起点となる分岐に着き、まずは武尊山方面へと入っていきます。
前日の雨の影響か、足元が少しぬかるむ道を登っていきます。
ガスがかかった空からは太陽の光が届かず、ひんやりとしていました。
順調に登っていたかと思いきや、途中で仲間のひとりが体調不良気味になってしまいました。
わたしもよくなるので他人事ではなく、荷物をもちあったり、ゆっくり歩くよう意識したり、休憩を多めにとったりして、無理なく登っていきました。
避難小屋の分岐を過ぎてしばらく進むと、岩場が現れます。
岩場好きなわたしがワクワクするような岩壁がそびえていました。
垂れたロープを使いながら、仲間が登っていくのを眺めて、自分はどう登ろうかと考えるのもたのしいです。
自分の番になりロープに手をかけ、岩を登っていきます。足場は分かりやすくあるので、難しい場面はありませんでした。
しかも、岩場の片隅にひっそりとヒメイワカガミが咲いていて感激。
白くて小さくうつむく姿は可憐そのものでした。
そのあとも岩場がいくつか連続しますが、いずれも登りやすいもので、楽しみながら攻略。
そうこうしている間に、空には晴れ間が広がるようになりました。
そしてハイマツの森林限界までたどり着き、目の前に武尊山がみえてきました。
ガスが流れていくその間にきれいなかたちの武尊山。
そして、稜線の先に剣ヶ峰まで見渡せました。
俄然やる気が出てきて、最後の登りにかかります。
そして武尊山山頂に到着(^-^)v
時間帯が悪いのかガスガスでまわりは真っ白でした。
ところが遅れてきた仲間が登ってくるとどうでしょう、晴れ間が見えはじめました。
そして、前武尊方面への緑がきれいな稜線が広がります。
とりあえず標識で写真をとり、まずはランチタイム。
わたしはおにぎりを持参しましたが、メンバーさんがおかずやお菓子をたくさん持ってきてくれていました。
自家農園で採れたというきゅうり、卵焼きにソーセージに枝豆、水まんじゅうにカントリーマアム。山頂での贅沢なひとときになりました。
いつの間にか晴れてきて、剣ヶ峰山のとんがりもうっすら目視できました。
剣ヶ峰目指して、一度下ります。
それにしても気持ちのいい稜線でした。
久々の2000m級はやはり景色が違い、歩いていて気分が高まるのがよくわかりました。
しかも、ガスがだんだんとれはじめ、とんがりがどんどんはっきり見えてきました。
そして振り返ると武尊山の山並み。
「どこまでも歩けそうだね」なんていいあいました。
時々ある登り返しにひぃひぃ言わされながら、剣ヶ峰山のとんがり目指していよいよ最後の急登へ。
思ったより短く、ひと登りで狭い山頂にたどり着きました。
標高2020m、2020年のお山です‼️
まず目に飛び込んできたのは標識にぶら下がるくまとぐんまちゃん(///ω///)♪
他のかたのレコでもみていて、ぜひ会いたかったふたりです。
そして大事な標高表記はうすくてあまりよく見えませんでした。
でも、目標通り、2020年に2020mを制覇できました(^-^)v
もちろん記念に、山頂にいた方に写真をとっていただきました。
小休止したら、あとは下りです。
しかしながら、この下りの道がひどくて、滑りやすくて岩がゴロゴロとえぐれていたり、木の根が張り出したり。とにかく時間がかかりました。
そしてやっと、だんだん傾斜が緩やかになり、ほっとしたのがやはり油断に繋がったのでしょうか。
細い道で木の根に足を滑らせて、斜面に落ちてしまいました。
足を踏ん張り、すぐに止まることができましたが、滑落し続けたら危なかったと思います。
思い出しても心臓がバクバクします。。。
左半身土にまみれながら、なんとか登山道へ戻り、より慎重に、気をつけて下りました。
周回コースの起点に着き、ようやくほっとできましたが、そこからもまだガレた道が駐車場まで続き、気が抜けませんでした。
疲れすぎたので、駐車場について思わず座り込んでしまいました。
長い長い一日でした。
仲間の車で林道を下り、裏見の滝駐車場で自分の車に乗り換えて、やっとひと息。
汗だく泥だらけの体を洗い流すべく、温泉を探しました。が、コロナもあり営業時間が短かったり、地元の人のみでお願いします、といった貼り紙がしてあったりと、なかなか見つかりませんでした。
そこでちょっと足を伸ばして、猿ヶ京温泉へいくことになりました。
なかなかいい温泉で、疲れを癒すことができました。
2020年のお山と今年初の百名山。セットで回れた充実の、県外自粛あけとなりました。
yukorikaiさん こんばんは
滑落寸前だったとのことですが、無事で何よりでした。
自分も最初の頃、何回も山で冷や汗をかいたことがあり
ました。それぞれ遭難することはありませんでしたが、
道迷い、ハンガーノック、高山病、滑落未遂、木道での
転倒…いろいろ経験しています。下山後に思い返して、
あれがそうだったのか…と反省していました。最近は、
慌てることも無くなりましたが、お互いこれからも気を
つけて山を楽しみましょう。
埼玉のchii
chiiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます、滑落はほんとに一瞬の出来事でした。
事故はくだりで起きるのはいつものことですが、今度ばかりは少し冷や汗ものでした。
これからも気を引き締めて、山に行きたいと思います。ご心配おかけしました!
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