また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2410055
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木雪渓で藪漕ぎ

2020年06月24日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:53
距離
11.1km
登り
1,297m
下り
1,281m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
2:50
合計
9:53
4:44
69
スタート地点
5:53
6:07
208
9:35
12:03
83
13:26
13:33
58
14:31
14:32
5
14:37
ゴール地点
04:44 スタート(0.00km) 04:44 - ゴール(10.94km) 14:37
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝の到着時点で、
無料駐車場はがら空き(数台の駐車)。
有料駐車場にいたっては、おそらく一台も停まっていなかったと思います。
コース状況/
危険箇所等
二度ほど、渡渉があります。
雪渓は、雪の堅さがほどよく、歩きやすいと思います。
トレースはほぼ分からず、また、当日は我々の他は誰も歩いていなかった上、ガスっていたので、間違った沢を登ってしまいました。同じような条件の場合は、注意が必要だと思います。
扇沢駅から雪渓までの間は、森の中を歩きますが、クマの糞が転々とあり、ビクビクしながら歩きました。
雪渓までの森の中は、お花が色々と咲いていました。
2020年06月24日 05:08撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 5:08
雪渓までの森の中は、お花が色々と咲いていました。
渡渉箇所は2箇所ほど。
この頃は、まだ元気(笑)。
2020年06月24日 05:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 5:46
渡渉箇所は2箇所ほど。
この頃は、まだ元気(笑)。
2020年06月24日 05:48撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 5:48
雪渓を横に見ながら、ちょっとした岩登り。
2020年06月24日 06:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 6:29
雪渓を横に見ながら、ちょっとした岩登り。
2020年06月24日 06:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/24 6:29
雪渓。いきなり大きな石がお出迎え。
落石でしょう。
2020年06月24日 06:55撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 6:55
雪渓。いきなり大きな石がお出迎え。
落石でしょう。
さて、登ろう。
2020年06月24日 06:56撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/24 6:56
さて、登ろう。
最初は、それほどの斜度ではありません。
2020年06月24日 06:56撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 6:56
最初は、それほどの斜度ではありません。
2020年06月24日 07:05撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 7:05
岩の後ろのスジは、この岩が滑ってきたということなのでしょうか?
音もなくこんな岩が滑ってくるなんて、怖いです。
2020年06月24日 07:17撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 7:17
岩の後ろのスジは、この岩が滑ってきたということなのでしょうか?
音もなくこんな岩が滑ってくるなんて、怖いです。
2020年06月24日 07:31撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 7:31
一瞬、青空も。
2020年06月24日 07:34撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 7:34
一瞬、青空も。
この岩が分岐。
違う沢を登ると、とんでもないことになります。
2020年06月24日 07:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/24 7:46
この岩が分岐。
違う沢を登ると、とんでもないことになります。
藪漕ぎ後の写真。
前の写真から、1時間経過。
2020年06月24日 08:36撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 8:36
藪漕ぎ後の写真。
前の写真から、1時間経過。
針ノ木峠まで、あと少し。
2020年06月24日 09:36撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 9:36
針ノ木峠まで、あと少し。
針ノ木峠に立つ。
青空もわずかに見える。
2020年06月24日 09:40撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 9:40
針ノ木峠に立つ。
青空もわずかに見える。
針ノ木小屋からの眺望。
この景色を眺めつつ、ぼくはしばしお昼寝。
友人は蓮華岳山頂までダッシュ。
2020年06月24日 09:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 9:44
針ノ木小屋からの眺望。
この景色を眺めつつ、ぼくはしばしお昼寝。
友人は蓮華岳山頂までダッシュ。
さぁ、下山。
どんより…。
2020年06月24日 12:01撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
6/24 12:01
さぁ、下山。
どんより…。
明るくなるタイミングもあります。
2020年06月24日 12:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/24 12:45
明るくなるタイミングもあります。
落石の大きな音が一度聞こえましたが、どうやらここだった模様。
2020年06月24日 12:51撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6/24 12:51
落石の大きな音が一度聞こえましたが、どうやらここだった模様。
撮影機器:

感想

あ…ありのまま
今起こった事を話すぜ!
「オレたちは雪渓を登っていた
と思ったらいつのまにか藪漕ぎしていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが
オレたちも何をしてるのかわからなかった…

梅雨の真っ只中、平日。針ノ木雪渓に、我々の他は誰もいない。
ほどよく締まった雪質に、トレースは見当たらない。
進行方向はガスの中。
気が付くと、隣の沢を登っていた。
これはおかしいと気付き、トラバース。一旦下り再度登るという選択はなかった。
「それ大変じゃん。ここ突っ切ろ」
我々の前に立ちはだかるのは、ダケカンバ。深い雪にも負けずに根を張る、ダケカンバの木々。

ぼくは、ひっくり返ってカメラのレンズフードを破損。友人は、虫に刺されて耳が腫れ上がる。どう考えても一旦下った方がマシだった。結局、1時間近くの悪戦苦闘。
なんとか切り抜けたものの、テンションだだ下がり。
「もう、撤退しよ」
「そうするか…」
と言った瞬間に、少し日が差す。
「おおっ」
「行くか」
というわけで、針ノ木小屋までは頑張ってみることに。雪渓の真っ只中じゃ、休憩もままならないしね。

針ノ木小屋は営業していない。
外のベンチで、しばし休憩。
「蓮華、どうする?」
「いや、ボクはもういいよ」
「そっか」
「行ってきなよ」
「行くなら一緒に行こうよ」
「いや、ボクはもう登ったことあるから。天気も冴えないし」
「じゃあオレも行かない」
「いいの?」
「なにが?」
「下山したら言うよ?「蓮華岳、登ったことないの?」って」
「うっ…」

結局友人は、ピークハントに。
ぼくは、針ノ木小屋の外のベンチで昼寝。誰もいないので、ベンチに横になっての昼寝。
これが強烈。強烈な疲労回復効果。
登山中に横になって昼寝をした経験はなかったけれど、これはイイね!
1時間半で蓮華岳を往復した友人が帰るまで、ぐっすり。

ぼくよりはるかに体力のある友人が、疲労困憊に見える。
ぼくは、ワリと元気ハツラツで下山。
ちょっと良い気分。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:372人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
針ノ木岳(残雪期・マヤクボ沢経由)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら