三ツ岩岳〜窓明山（花々と展望待つ山上へ）

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,571m
• 下り: 1,563m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:52

5:47 スタート地点
5:49 5:49 国体コース入口(旧道)
6:54 6:54 旧道分岐
7:12 7:12 旧道分岐
8:38 8:42 避難小屋
9:25 9:44 三岩岳
10:15 10:15 避難小屋
10:56 10:56 めまうだ湿原(三岩大池)
11:26 11:58 窓明山
12:45 12:46 家向山分岐
13:11 13:11 巽沢山
13:34 13:34 国体コース入口(旧道)
13:39 ゴール地点

天候

曇り→晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口駐車場
（小豆温泉入口）

コース状況／危険箇所等

・避難小屋〜三ツ岩岳山頂でコース上に僅かに残雪あり（6/27時点）
　（コースを見失うほどでは無いかと）
・コースははっきりしており避難小屋側など分岐に案内図あり
・避難小屋付近〜三ツ岩岳は登山道に雪融け水が流れる状態
　泥濘状態など全般に足元は悪い
　（避難小屋〜窓明山でも同様）
・傾斜のある木道は滑りやすいので要注意
・巽沢山〜国道の間など、急坂箇所にはロープの設置あり
　雨の後などは特に滑り易いため、下りでは慎重に

※ルートには部分的にズレがあるかと
　（歩き出したあたりのログ取りが特に不安定）

写真

6/27 5:52

例年なら今日山開き
気持ちはそのつもりで歩き出し

6/27 5:59

木々の葉には水滴

6/27 6:02

霧掛かる中を黙々と

6/27 6:14

稀に明るくなるも天候は曇り

6/27 6:36

このところの寝不足が祟ってか体調は今一つ
ブナの下、登り続けて

6/27 7:01

分岐より少し寄り道
沢沿いにはズダヤクシュ

6/27 7:05

中腹の豊かなブナ林

6/27 7:08

ミゾホオズキは水気のある所で咲くようで

6/27 7:18

キソチドリを見かける

6/27 7:38

時々見られる白いもの
その正体はギンリョウソウでした

6/27 7:45

その白いものは次なる花へ
マイヅルソウ

6/27 7:49

見晴らし箇所より
雲が多いながら展望有り

6/27 7:56

ヤマトユキザサが見られるようになり

6/27 8:00

マイヅルソウはあちこちで

6/27 8:02

山中での安全の見守りを
そしてできれば晴れ間も・・・
お願いしてみました

6/27 8:06

イワナシに季節の戻りを感じる

6/27 8:16

咲き始めのツバメオモトですね

6/27 8:22

濡れてより色濃く感じるムラサキヤシオ

6/27 8:27

ここまで来ると残雪あり

6/27 8:37

避難小屋で小休止
気にしていた風は弱そうなので山頂へ

6/27 8:43

時期とあって登山道は水溜り、泥濘多数

6/27 8:46

これはあの花の蕾ですね

6/27 8:47

数少ないチングルマ
ここでは貴重です

6/27 9:07

サンカヨウとの出会いあり

6/27 9:08

ミツバオウレンは今が盛り

6/27 9:19

イワカガミも良い咲き具合です

6/27 9:20

傍らにイワウチワがそっと咲く

6/27 9:22

辺りは真っ白な中
山頂へ最後の登り

6/27 9:26

6/27 9:28

三ツ岩は見えています

6/27 9:30

何やら好天の兆候・・・

6/27 9:33

見る見るうちに視界が開けてゆく

6/27 9:40

会津駒ケ岳へ続く稜線
素晴らしき景色を見せてくれました

6/27 9:42

日光連山が確認できて
左に男体山など、右に奥白根山

6/27 9:46

登りとは全く違う雰囲気に
白い花弁が眩しいバイカオウレン

6/27 9:47

6/27 9:55

草陰でコミヤマカタバミが花を開き出し

6/27 9:57

こちらも隠れるように咲いていたベニバナイチゴ

6/27 10:00

エンレイソウは春の花ですよね

6/27 10:06

花の表情が明るい様に感じます

6/27 10:09

咲いていたハクサンコザクラを見つける

6/27 10:14

避難小屋からは窓明山へ

6/27 10:22

キヌガサソウとの貴重な出会い

6/27 10:23

クルマツクバネソウも見られて嬉しい花

6/27 10:25

水玉を抱えるズダヤクシュ

6/27 10:25

キバナノコマノツメのようです

6/27 10:28

シラネアオイの登場
気品を感じますね

6/27 10:29

咲き始めのシナノキンバイ

6/27 10:34

サンカヨウは皆透明感あり

6/27 10:35

こちらはオオバキスミレですね

6/27 10:40

ツマトリソウが集まる

6/27 10:41

稜線歩きの始まりはガス模様

6/27 10:47

視線が下ばかりで天候を気にすることは無し
イワカガミの密集

6/27 10:48

アカモノに視線を落とす

6/27 10:49

ユキザサが添えられて

6/27 10:52

ツバメオモトに足止めされる

6/27 10:53

ここでもミツバオウレンはあちこちで

6/27 10:55

マイヅルソウも見頃です

6/27 10:56

ホッとする小湿原を過ぎて

6/27 10:58

季節感が戻るジョウジョウバカマ

6/27 11:11

ムラサキヤシオと向き合う

6/27 11:12

6/27 11:20

沢筋にはまだ残雪あり

6/27 11:24

小湿原ではイワイチョウが見られて

6/27 11:26

ワタスゲもあり
ただフサフサ感があまり・・・

6/27 11:28

6/27 11:40

強い日差しの下
静かな山頂での休憩

6/27 12:00

やや霞みながら望むのは
那須連山や男鹿山塊

6/27 12:01

三ツ岩岳を焼き付けて長い下りへと

6/27 12:05

ただ足をとめることはあり
イワナシや

6/27 12:08

散々見てきましたがやはり無視できず

6/27 12:12

ミツバオウレン
今日だけでどれだけ目にしたでしょうか

6/27 12:14

イカワガミともお別れ

6/27 12:17

ゴゼンタチバナ
こちらも沢山見られた花でした

6/27 12:18

ハクサンシャクナゲも見過ごせませんね

6/27 12:21

ひっそりと咲くツクバネソウ

6/27 12:30

ブナの森がつくる木陰の登山道

6/27 12:48

窓明山に続きこちらも破損
雪によるもの？

6/27 12:51

6/27 12:59

ギンリョウソウの横顔

6/27 13:13

6/27 13:27

締めは激下り
国道手前まで膝への高い負担

6/27 13:40

無事下山です

6/27 13:51

さっぱりしてから帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

感想

wakasato

6月最後の週末、晴れ間が期待できそうな会津方面へ。
当初、会津駒ケ岳あたりを考えていましたが・・・

国体コースから目指す山頂は三ツ岩岳。
旧道分岐までは花も少なくひたすらの登り。
そこから登る毎に徐々に花の顔触れが増えてゆきます。
ミツバオウレンをはじめマイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、イワカガミは数多く。
エンレイソウ、ショウジョウバカマ、そしてイワウチワなど春の花。
サンカヨウやシラネアオイ、ツバメオモトなどは出会うたびに足止めされて。
遅れて展望は山頂から。
山頂到着時点ではまだガス模様でしたが、
時間と共に視界が開け会津駒ケ岳への稜線が望めました。
残雪期に歩いた一面白の景色もすっかり様変わりしていましたね。

向かう途中の山の様子から行き先を変更しての三ツ岩岳。
天候回復をみると予定通りでも良かったのかも知れませんが・・・
結果的には花に展望に十分満足です。
毎年のように参加させて貰っている山開き（今年は延期）
気持ちはそのつもりで歩いてきました。

コメント

BOKUTYANN

プライベート山開き？(^^♪
wakasatoさん　おはようございます

アイコマの手前で足止めでしたか
waka様には季節を通して通いなれたルート
急な変更でも全く問題なしの様で羨ましいです
waka様のレコを見るたびに思い出して行きたくなる山
今年も少し前に頭に浮かんだんですが・・・
この周回ルートとなると結構、勇気と決断がBOKUには必要です（早起きも）

丁度山頂で青空も出てきて良いタイミングでしたね
アイコマへつながる稜線が魅力的です（向かいたくなったのでは？ ）
足元の花も豊かに歩きをもりあげてくれたようですね　
これだけ咲いていたらハイな気分で歩けそうですが
BOKUの足は止まりすぎて12時間勤務になってしまいそうです
この時期にこんな歩いが出来たら大満足ですね（●＾o＾●）

wakasato

Re: プライベート山開き？(^^♪
こんばんは、BOKUTYANN さん。

本当にちょうど良いタイミングで晴れてきてくれて良かったです。
展望に関してはある程度諦めていたので、思わぬ収穫でした。
おまけで願掛けしたのが叶ったのかも？

実は先に見える湿原まで向かってみようかと試しました。
が、ものの十数ｍで断念。
ハイカー気分ではとても突破できる藪ではありませんでした

雪融けの今の時期は種類が豊富なので楽しめます。
登り下りが少し大変ですが、頑張れば多く花が迎えてくれますよ。
ですが誘惑に捕まると確かに12時間にもなってしまいそう

kyante

なんかちょっと嬉しいです。
初めまして。いつもレコを拝見しているkyanteと申します。私たちのレコにも拍手を頂き、ありがとうございます。今回、ニアミスではないものの、時間差で同じピークを踏んでいて、ちょっと嬉しく思いコメントしてしまいました。waka様のレコは写真はいつも綺麗で、コース状況も適格でわかりやすくお上手ですね。こちらは犬バカ全開で大したレコでないので、お恥ずかしいです。これからも色々楽しみにしています。

wakasato

Re: なんかちょっと嬉しいです。
こんばんは、kyanteさん。
コメントありがとうございます。
こちらこそまとまりのないレコではありますが

思わぬ山で同じ日になりましたね。
ご一緒している柴女子さんにも会ってみたかったです。
残雪の日留賀岳も難なく登頂するその健脚・・・
是非拝見したかったのですが
またの機会がある事を楽しみにしています。

🌸🐛＠sakura64

いつ行ってもいいお山！
こんにちは！

今回もまたお花のオンパレード。素敵な山旅を楽しんでいますね 。
春夏秋冬、何度も訪れていますね。毎度良き光景を見せれもらっています。そして、このレコ見ちゃ〜ぁ。やっぱり後追いしたいです 。
おいらが尾白山に登った時、お隣にいたんですね。そっちにいけばよかったかな 。
次なるお山はどこなんだろう。今年もどこかのお山で出会えることを楽しみにしていますね(@^^)/~~~

wakasato

Re: いつ行ってもいいお山！
こんばんは、sakurasaku64さん。

同じ日に近い山域にいたのですね。
尾瀬方面かも？などと思い浮かぶも
まさか尾白山と思ってもいませんでした。
時間制約がある中で尾白山は最良の選択だったのでは？
仮に三ツ岩岳を歩いたとなると・・・
恐らくsakurasaku64さんなら丸１日コース。
完全にタイムオーバーになったかと思いますよ
（ で進まなくなることが想像できますね）
時間の十分とれる日にどうぞ