笑顔笑顔の早池峰山

2020年07月03日(金) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 9.2km
• 登り: 870m
• 下り: 865m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:32

5:00 河原坊
5:22 5:24 小田越
5:43 5:49 御門口
6:33 6:33 御金蔵
6:52 6:58 天狗の滑り岩
7:03 7:04 剣ヶ峰分岐
7:12 7:18 門馬コース分岐
7:29 8:15 早池峰山頂避難小屋
8:22 8:22 門馬コース分岐
8:27 8:27 剣ヶ峰分岐
8:36 8:37 天狗の滑り岩
8:48 8:48 御金蔵
9:21 9:22 御門口
9:41 9:42 小田越
10:16 10:22 河原坊
10:32 ゴール地点

天候

晴れ、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北道花輪JCから釜石道を経由して東和IC下車、そこから約1時間。
コンビニは
ファミリーマート 花巻大迫町店がありました。

コース状況／危険箇所等

良く整備されていて、展望抜群の素晴らしいルートでした。
⚪︎河原坊から小田越
舗装路、車が普通に通ります。
⚪︎小田越から森林帯
序盤は木道、それ以降は、昨夜の豪雨で沢と化したなだらかな登山道を上る。
⚪︎それ以降から剣が峰分岐
岩稜帯の厳しい上りとなります。剣が峰分岐直下には、2段の鉄製梯が有ります。
⚪︎剣が峰分岐から山頂
ゆるやかな稜線歩きとなります。木道も整備されています。

写真

7/3 4:10

前日の13時過ぎに埼玉の秩父を出発、8時間後の21時に河原坊の駐車場に到着。車中泊です。
直ぐに雨となり、2時まで激しく車の屋根をたたいていました。
9時頃まで雨が残る天気予報でしたが、3時過ぎになると雨も止み、空が明るくなり始めました。
いよいよ夜明け
角度的に早池峰山のモルゲンは見られませんでしたが、雲は綺麗に染まり始めました。

7/3 4:24

早池峰山の夜明けです。素晴らしい天気になりそうです。

7/3 5:03

河原の坊駐車場と水洗トイレ
出発時点で駐車場には、7台の車が有りました。
帰りには、約50台の駐車場は満車。駐車待ちの車も有りました。

7/3 5:04

5時に出発。直ぐに閉鎖中の河原の坊コース入口前を通過。

7/3 5:26

小田越に到着
登山口
ここにも仮設トイレが有りました。

7/3 5:29

名前を記入しスタートします。

7/3 5:29

アオモリトドマツの森を進む

7/3 5:39

暗い森の中の　ギンリュウソウ

7/3 5:42

携帯トイレ用ブース

※駐車場、道路、山道にはゴミ一つ有りませんでした。管理の行き届いた、マナーの良い、大変素晴らしい美しい山でした。

7/3 5:49

森林を抜けると、山頂がはっきり見えました。
ワクワクします。

7/3 5:49

岩稜帯の登りが始まります。

7/3 5:49

恥ずかしそうに咲く　マルバシモツケ

7/3 5:51

暫く蛇紋岩の間をジグザクに進みます

7/3 5:52

お向かいの薬師岳

7/3 5:57

まだ蕾を閉じている　ミヤマハンショウヅル

7/3 5:58

可愛い　コケモモ

7/3 6:01

ミネウスユキソウ

7/3 6:02

キバナノコマノツメ

7/3 6:03

咲き始めた　ナンブトラノオ

三合目付近から花が次々に現れ、まったく足が前に進みません。眺望も花も素晴らしい。

7/3 6:04

そして何としても見たかった　ハヤチネウスユキソウ
今回の山行の一番の目的達成です。谷川岳で見たウスユキソウより大型です。

7/3 6:07

市街地も見渡せるようになりました

7/3 6:15

前方には岩の壁。四合目付近の岩場は急峻です。

7/3 6:19

そして、徐々にハヤチネウスユキソウの登場回数が増えます。

7/3 6:21

ミヤマヤマブキショウマ

7/3 6:23

見上げると　空と緑と蛇紋岩が美しい

7/3 6:29

ミヤマオダマキ

7/3 6:36

五合目　御金蔵に到着。少し平坦になっています。休憩。
稜線がはっきり見渡せます。

7/3 6:37

ミヤマシオガマの花園

7/3 6:37

美しい。久々の快晴。素晴らしい。
左奥が山頂

7/3 6:41

ひっそりと　チシマゼキショウ

7/3 6:45

稜線がぐっと近くに

7/3 6:47

足元には花畑

7/3 6:47

集団で

7/3 6:47

綺麗だ

7/3 6:48

見惚れます

7/3 6:48

美しい

7/3 6:54

華麗に咲く　ナンブイヌナズナ

7/3 6:59

稜線への最後の難関
鉄梯の一段目

7/3 6:59

二段目

7/3 7:01

鉄梯途中からの眺め

7/3 7:01

稜線に乗りました
河原の坊駐車場が小さく見えます

7/3 7:08

山頂へ向かいます

7/3 7:09

美しい

7/3 7:10

ハクサンチドリ

7/3 7:11

ミヤマカラマツソウ

7/3 7:11

山頂部の湿地帯

7/3 7:12

木道を行く

7/3 7:14

ショウジョバカマ　は終盤です

7/3 7:16

湿地帯を抜けると山頂への最後の岩稜帯の上りとなります。
たくさんの花が咲いています。
イワカガミとホソバイワベンケイ

7/3 7:16

お花畑

7/3 7:20

タカネザクラ

7/3 7:20

チングルマ

7/3 7:20

風にそよぐ　チングルマ

7/3 7:21

可憐だ

7/3 7:21

青のツガザクラ

7/3 7:22

タカネクロスゲ

7/3 7:22

ミヤマアズマギク　の集団　

7/3 7:23

山頂が見えて来ました

7/3 7:23

コバイケイソウ

7/3 7:24

お花畑

7/3 7:25

ウコンウツギ
翌日の岩手山でもたくさん咲いていました

7/3 7:25

ウラジロナナカマド

7/3 7:26

山頂は見えていますが、花が、、、
なかなか山頂に到達できません。

7/3 7:26

品のある　ミツバオウレン

7/3 7:28

山頂へ

7/3 7:29

剣がいっぱい

7/3 7:29

葉が長く伸びない　ミヤマヤマブキショウマ

7/3 7:30

記念に
駐車場から一緒のhoripyさんに撮って頂きました。
horipyさん、ありがとうございました。

7/3 7:32

岩の上から眺望を堪能
山頂の岩峰と北西方面

7/3 7:35

盛岡方面を撮った記憶です。
明日登る予定の雲間の岩手山は、私の視力では確認できず。

7/3 7:35

花巻方面

7/3 7:35

西南方向

7/3 7:37

山頂の花畑
終わりかけはチシマアマナかな

7/3 7:40

閉鎖中の河原の坊コース下山口
河原の坊駐車場の愛車が見えます。まだこの時点では余裕があった様です。

7/3 7:40

小田越コースと薬師岳

7/3 7:42

ミヤマタンポポ

7/3 7:42

ミヤマキンバイ

7/3 7:44

お花畑

7/3 7:45

ヤマガラシ　は終盤です

7/3 8:00

下山します

7/3 8:21

東への稜線。先端は早池峰剣が峰。

7/3 8:24

カラマツソウ

7/3 8:25

お花畑

7/3 8:26

門馬コース分岐

7/3 8:28

再び湿地帯

7/3 8:29

この光景も好きだ

7/3 8:30

日陰にマイズルソウ

7/3 8:31

たくさんのミツバオウレン

7/3 8:31

徐々に遠ざかります

7/3 8:31

そして分岐を右折し急降下します

7/3 8:36

たくさんの方が登って来られます

7/3 8:36

西への稜線美

7/3 8:36

東への稜線美

7/3 8:40

梯を下り

7/3 8:46

集団で

7/3 8:46

見事

7/3 8:53

たくさんの登山者とすれ違います。
おそらく70〜80人

7/3 8:53

岩の上に人が

7/3 9:06

立派なハヤチネウスユキソウ

7/3 9:07

遠くまで来た甲斐があった

7/3 9:10

すれ違いも大変だ。
次から次へと人が。

7/3 9:16

人に慣れたホシガラス？
盛んにポーズをとる様に思われます(笑)

7/3 9:22

ちょっとくたびれたキンロバイ

7/3 9:36

スダヤクシュ

7/3 9:41

ヒロハテンナンショウ

7/3 9:47

小田越登山口に戻り　早池峰山

朝は暗くてしっかり花を見られませんでした。
小田越から河原の坊間の花をじっくり見たいと思います。

7/3 9:50

ハナニガナ

7/3 9:51

タカネミミナグサ

7/3 9:51

ウマノアシガタ

7/3 9:53

オオタチツボスミレ

7/3 9:55

7/3 9:58

7/3 10:00

ヤマブキショウマ

7/3 10:01

ヤマオダマキ

7/3 10:11

7/3 10:13

コケイラン

7/3 10:24

河原の坊に戻りました。
宮沢賢治の詩を見学して本日の山行は終了。
明日は、岩手山に挑戦します。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

puku-f

ハヤチネウスユキソウが見たく、梅雨の合間に岩手を訪れました。
車中泊では、物凄い風雨に慄き。そして、瞬く間の晴天にも驚かされました。
そして、結果としては、絶好の登山日和となりました。
森林帯を抜け、目の前に早池峰山の全貌が見えた時の興奮、目的のハヤチネウスユキソウに会えた時の感動、可憐なお花畑の数々、山頂稜線からの抜群の眺望と早池峰山山行は喜びの連続となりました。
下山中にすれ違った方々も、皆、笑顔。
抜けるような青空と美しい景色、ハヤチネウスユキソウを始めとする多くの花々を充分堪能された事と思います。