羅臼岳 岩尾別温泉からピストン

2020年07月01日(水) [日帰り]

• GPS: 08:15
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,505m
• 下り: 1,509m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:10

5:38 ホテル地の涯
5:40 5:42 木下小屋
7:00 7:01 弥三吉水 天場
7:07 7:07 極楽平
7:49 7:53 銀冷水 天場
8:14 8:19 大沢
8:59 9:00 羅臼平
9:14 9:14 岩清水
9:43 9:46 羅臼岳直下の岩場
9:55 10:42 羅臼岳
10:47 10:51 羅臼岳直下の岩場
11:09 11:09 岩清水
11:19 11:19 羅臼平
11:52 11:52 大沢
12:04 12:05 銀冷水 天場
12:34 12:34 極楽平
12:40 12:44 弥三吉水 天場
13:36 13:45 木下小屋
13:48 ホテル地の涯

知床半島は、半島の南北の海から雲海が湧いてきます。北風、南風、どちらでも雲海が知床連山を覆う形になる地形のようです。天候と季節を選ばないと、展望の良い山旅はかなり難しいかもしれません。

天候

霧雨後晴れ後曇り　気温10~15℃　弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩尾別温泉の駐車場に駐車（下山後、温泉利用）。

コース状況／危険箇所等

特別危険な箇所は無し。羅臼平キャンプ指定地までは樹林帯で強風でも問題なし。それ以降は岩場。

その他周辺情報

登山口にある木下小屋は、6/20から営業。管理人のお話では、十分なコロナ対策は困難なことを理解したうえでご利用くださいとのことでした。また、ネット上や役所からも、木下小屋は営業していないとの情報が拡散しているので困っているとのことでした。ちなみに木下小屋では登山バッジが購入できます。

写真

7/1 5:34

今日は岩尾別温泉からスタートです。
本当はここに駐車はダメかもしれません。
途中で気づき・・・。
下山後に温泉利用しましたので、ごめんなさい。
ちなみに露天風呂は混浴です（浴衣、貸出しあり）。

7/1 5:37

木下小屋です。
6/20から営業開始しているとのことでした。
こちらの駐車場やその周辺の未舗装地に駐車するのが正解のようです。

7/1 6:35

今日も朝から雨ですが、少しは回復しそうな感じがします。

7/1 7:28

7/1 7:30

7/1 7:56

ガスが晴れてきました。

7/1 8:12

雪渓も

7/1 8:12

お花の宝庫です。

7/1 8:17

途中で現地のガイド、登山道整備中の滝沢さんにお会いしました。ご苦労様です。
ヒグマなどについて、色々と教えていただきました。
ちなみにこの日お会いした方は2名のみでした。

7/1 8:18

7/1 8:21

登りはツボ足でOK！！

7/1 8:27

ちょっと怖いけどね。

7/1 8:29

7/1 8:31

7/1 8:32

7/1 8:34

7/1 8:41

もいっちょ雪渓。
ここが一番長いです。

7/1 8:41

7/1 8:45

ガスが晴れた！！
素晴らしい羅臼岳の山頂が！！

7/1 8:45

前は羅臼岳、後ろはオホーツク海！！
なんて素晴らしい絶景だ！！

7/1 8:54

おおおおおぉぉぉ！！
素晴らしい！！
こんなところを歩けるんて、なんて贅沢なんだ！！

7/1 8:58

フードロッカー。
初めて見た！！

7/1 9:08

7/1 9:10

ハイマツを行きます。

7/1 9:13

7/1 9:17

硫黄山にガスがかかり始めました。

7/1 9:19

それが逆に美しい絶景を作り出します。

7/1 9:20

お花の宝庫でもあります

7/1 9:21

知床半島の北の海からガスが湧いていきます。
いや、ガスという漢字ではありません。雲海が湧いていき、半島をのみ込んでいくという感じです。

7/1 9:28

雲海が半島を包み込んでいく姿が、本当に幻想的です。
北海道の自然の美しさを体現しているようです

7/1 9:31

7/1 9:38

7/1 9:48

国後島も見えました。
ルルイ岳、チャチャ岳でしょうか。

7/1 9:51

7/1 9:55

本当は行きたかった硫黄山への縦走。
こんな動きのある絶景が見れて、本当に幸せだ

7/1 9:59

いつまでも山頂にいたい。

7/1 9:59

7/1 9:59

7/1 10:02

この大自然を私のような汚物が汚すことをお許しくださいm(__)m。
もう言葉はいりません。

7/1 10:10

7/1 10:11

7/1 10:11

7/1 10:12

7/1 10:12

7/1 10:12

7/1 10:14

7/1 10:36

とうとう知床連山が雲海に飲み込まれてしまいました。
本当にすごかった。美しかった。もっとここにいたいが・・・。
雲海の中を帰りましょう。

7/1 11:30

復路の雪渓では、安全重視でアイゼン

7/1 11:30

めちゃくちゃ快適！！
むしろめちゃくちゃ楽しい。

7/1 11:30

7/1 12:03

途中で携帯トイレもあります。
ここには水場もありますが、濾過、沸騰が必要。

7/1 13:45

戻りました。木下小屋には登山バッジ売ってますよ。靴もあらえます
知床連山縦走は、天候不順でかないませんでしたが、きっといつかリベンジします。あの美しさを見せられたらどうしようもありません。本当に素晴らしかった。

7/1 15:47

下山後、カムイワッカ湯の滝へ向かいます。

7/1 15:50

なんと！！カムワッカ湯の滝と硫黄山登山口を兼ねた駐車場では、その目の前の山側斜面にヒグマが！！
その距離約20m。一生懸命に草を食べていますが、誰も気づかずに観光をしていました。やばすぎる。
公園管理者の方が警戒して駐車していました。最近はいつもここにいるとのことです。しかもこのすぐ数十m上は硫黄山の登山道です。やばすぎます。
でも・・・でも・・・・やっぱり縦走したい。
いつかリベンジしよう。夢の知床縦走を。
おしまい。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ(ジオラインLW) 薄手ズボン 靴下 手袋 防寒着 雨具 ノースフェイスのヴォルト（ミッドカット登山靴） ザック(パーゴワークスrush28) 行動食 水2L 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5） 予備電池 GPS(ガーミンMAP64S 予備のe-trex30) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 ツェルト（juzaのEMシェルター） スマホ トレッキングポール（シナノ　トレランポール14.0） 12本爪アイゼン 約100gの釣り鐘タイプの熊鈴と笛 熊スプレー（前日に知床自然センターからレンタル。1000円/24時間）

コメント

みっちえる

知床、素敵です＼(^o^)／
猿投山で駅まで送って貰った者です。その節はありがとうございました。
知床、行かれたんですね〜。感動がこちらまで伝わってきます♫

木下小屋の管理人の言葉、「十分なコロナ対策は困難なことを理解したうえでご利用ください」真っ直ぐにで誤魔化しが無い感じが好感が持てます。

フードロッカーもビックリ。

次回は是非、縦走を楽しんでください！

グリーン☕⛷

Re: 知床、素敵です＼(^o^)／
その節は、長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
お嫁様（そう呼べと命令されている）も、良い方と巡り合えて楽しかったと喜んでいました。

知床ですが、本当に美しいところでした。是非とも近いうちに縦走をしたいと思っていますが、やはりヒグマが怖いです。・・・というわけで、熊関係の本を買い漁って再勉強中ですが、ヒグマよりツキノワグマの方が怖くなってきました。

木下小屋の管理人ですが、私の目から視線を外しながら、ゆっくりとお話される様子から、そのお人柄がうかがえました。小屋が休業という間違った情報にも、望遠カメラで鳥を撮影しながら、「困ったなあ・・・。でも十分なコロナ対策もできないからなあ・・・（行間読み：そういう情報が流されても仕方がないのかもなあ・・・）」と、柔和な顔のまま、ぼやかれてました。

今年はコロナや大雨で、まともに山に行けない日が続いていますが、お互いに無理せず楽しんでいきましょう。
では、また機会があれば、よろしくお願いいたします。

追記：フードロッカーは結構大きく、ヒグマがいた場合に逃げ込むこともできそうでしたよ(笑)。