ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2431052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

もうひとつの暑寒別岳

2020年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:44
距離
26.2km
登り
1,518m
下り
1,502m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:30
合計
7:45
5:46
5:46
33
6:19
6:19
29
6:48
6:48
51
7:39
7:47
98
9:25
9:45
95
11:20
11:21
42
12:03
12:03
29
12:32
12:32
27
12:59
13:00
14
先週はハイマツの海を今週は笹の海を泳いできました。今年の夏は海へ行かなくてもいいな
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南暑寒荘までの道道は比較的走りやすかったです。駐車場も広いので今時期のシーズンでも安心です(登山者は朝早いし)
コース状況/
危険箇所等
南暑寒までは全く問題なしです。木道が所々痛んでいますが、昨年危なかった展望台の近くは新しくなっていました。南暑寒から暑寒別の縦走路は笹薮がかなりキツイです。ピンクテープはかなりあるので迷うことはないと思いますが、足元が見えない箇所もあるのであまりガシガシ歩くと転びます。
その他周辺情報 温泉などは自粛しています。でも砂川の幸来でラーメンを食べてから帰るのは必須なのです。
わ〜い真っ白。今日はこの周辺が一番良さげの予報なんだが…。先行に大人数のトレランPT。縦走路の露払いに期待する(笑)
4
わ〜い真っ白。今日はこの周辺が一番良さげの予報なんだが…。先行に大人数のトレランPT。縦走路の露払いに期待する(笑)
黙々と歩いて湿原入り口。ヒオウギアヤメはここが一番キレイ。湿原内は終わりかけでした
3
黙々と歩いて湿原入り口。ヒオウギアヤメはここが一番キレイ。湿原内は終わりかけでした
シナノキンバイの横のヨツバヒヨドリが夏の訪れを感じさせます
2
シナノキンバイの横のヨツバヒヨドリが夏の訪れを感じさせます
今日はエゾカンゾウ目当てなんだが少なかったです。終わってしまったのかエゾシカの食害なのか
5
今日はエゾカンゾウ目当てなんだが少なかったです。終わってしまったのかエゾシカの食害なのか
ワタスゲは湿原一面に
2
ワタスゲは湿原一面に
オレンジ系の花ではゼンテイカが一番好きです
9
オレンジ系の花ではゼンテイカが一番好きです
ウリュウコウホネも咲いているがちと遠い
1
ウリュウコウホネも咲いているがちと遠い
ガスの向こうに登山者。一瞬ブロッケンかと思っちゃったもんね
3
ガスの向こうに登山者。一瞬ブロッケンかと思っちゃったもんね
ヤマサギソウだと思う
2
ヤマサギソウだと思う
すっかり南暑寒までは休憩なしで歩くようになった。オニギリとバナナ食べ、縦走路に備えてレインを上下着ます
8
すっかり南暑寒までは休憩なしで歩くようになった。オニギリとバナナ食べ、縦走路に備えてレインを上下着ます
天気は決して悪くないようなんだけどなぁ
天気は決して悪くないようなんだけどなぁ
崩落してる場所に咲くキクバクワガタ。他にはミヤマオグルマが咲いていました
2
崩落してる場所に咲くキクバクワガタ。他にはミヤマオグルマが咲いていました
急坂を終えるとご褒美タイムが待っています。まずはナナカマドと
1
急坂を終えるとご褒美タイムが待っています。まずはナナカマドと
ウコンウツギが迎えてくれます
ウコンウツギが迎えてくれます
先月雪解け直後だった場所にはエゾノハクサンイチゲとシナノキンバイが満開
4
先月雪解け直後だった場所にはエゾノハクサンイチゲとシナノキンバイが満開
チングルマも多い(ヒャッホー)
7
チングルマも多い(ヒャッホー)
ハクサンイチゲの斜面だった場所にはシナノキンバイとハクサンボウフウが
3
ハクサンイチゲの斜面だった場所にはシナノキンバイとハクサンボウフウが
登山道を挟んでミヤマオグルマが咲いています
2
登山道を挟んでミヤマオグルマが咲いています
ミヤマダイコンソウも多かったです
6
ミヤマダイコンソウも多かったです
登頂だけに関しては雨竜沼からの縦走の方が達成感はあります
5
登頂だけに関しては雨竜沼からの縦走の方が達成感はあります
今日はローカットの靴です。この後下りで滑りまくって後悔する
3
今日はローカットの靴です。この後下りで滑りまくって後悔する
徐々にガスは抜けてきている。スタートを1時間遅らせれば良かったかも
徐々にガスは抜けてきている。スタートを1時間遅らせれば良かったかも
山頂近くにはエゾツツジと
1
山頂近くにはエゾツツジと
ミヤマオグルマが多い
2
ミヤマオグルマが多い
登山道の真ん中にチングルマ
3
登山道の真ん中にチングルマ
ハクサンチドリ
穢れのない純白のエゾノハクサンイチゲ。私の心もこうでありたいものです(^^)
5
穢れのない純白のエゾノハクサンイチゲ。私の心もこうでありたいものです(^^)
チシマフウロは全体的に蕾が多かったかな
2
チシマフウロは全体的に蕾が多かったかな
ちょっとメタボなゴゼンタチバナ
2
ちょっとメタボなゴゼンタチバナ
縦走路に多かったギョウジャニンニク。匂いはしなかったなぁ
2
縦走路に多かったギョウジャニンニク。匂いはしなかったなぁ
いつの間にか奥徳富と群別が見えている
7
いつの間にか奥徳富と群別が見えている
エゾシオガマ
コガネギク。夏ですね〜
2
コガネギク。夏ですね〜
南暑寒からも多かったオトギリソウ。マシケなのかハイなのかは分からないけど
6
南暑寒からも多かったオトギリソウ。マシケなのかハイなのかは分からないけど
南暑寒も抜けてすっきり。急坂を転びながらよちよち下りていたので、小走りで下りてきた後続のスピード系の方に追いつかれる
3
南暑寒も抜けてすっきり。急坂を転びながらよちよち下りていたので、小走りで下りてきた後続のスピード系の方に追いつかれる
最低コルからロープ場まで引っ張ってもらう。すぐ後ろを歩いてたので払った笹が波のように向かってきて面白かったです(キツイけどね)あ、これはイワイチョウ
3
最低コルからロープ場まで引っ張ってもらう。すぐ後ろを歩いてたので払った笹が波のように向かってきて面白かったです(キツイけどね)あ、これはイワイチョウ
その方はロープ場手前で休憩されたので、私は休まず南暑寒まで一気に上り返しました。途中暑寒別も雲が抜けてたのだが再び雲の中に
3
その方はロープ場手前で休憩されたので、私は休まず南暑寒まで一気に上り返しました。途中暑寒別も雲が抜けてたのだが再び雲の中に
湿原方向は陽が差している。下山します
1
湿原方向は陽が差している。下山します
わ〜良い感じじゃない。やはり湿原には青空が似合うよね
11
わ〜良い感じじゃない。やはり湿原には青空が似合うよね
湿原内は写真撮りながらのんびりと歩きます
1
湿原内は写真撮りながらのんびりと歩きます
ホントは大千軒に行きたかったけど天気がね…
6
ホントは大千軒に行きたかったけど天気がね…
でもここに来て良かったと思う
3
でもここに来て良かったと思う
唯一無二の景色
コバイケイソウは終盤かな
1
コバイケイソウは終盤かな
数は少なかったけど
3
数は少なかったけど
カンゾー見に来れて良かったです
1
カンゾー見に来れて良かったです
ペンケペタン川が大きく蛇行するのを見て湿原を後にします
2
ペンケペタン川が大きく蛇行するのを見て湿原を後にします
ありがとうございました
2
ありがとうございました

感想

登山を始めた頃、南暑寒岳に足をつりながら登頂しての休憩中、更に向こうの暑寒別岳まで歩いてきたという登山者がいて驚くと同時に強い憧れを抱きました。特段スポーツなどやってないような普通の高齢の方だったので、特別な人間っているんだなと思ったものです。その方に登山を続けていれば歩ける様になるよと言われ、その時から雨竜沼から暑寒別への縦走は私の目標となりました。4年前に初めて歩いて、自分でもやれば出来るんだと少しだけ自信が付いて、その経験をその後の登山に生かすことが出来ています。
雨竜沼からの暑寒別岳は箸別や暑寒コースとは違った面白さがあります。笹薮抜きにしても急坂の厳しいコースですが、登頂した時の達成感はとても同じ山頂とは思えない感覚です。だから藪漕ぎなどがあっても皆歩くのでしょうね。

縦走路の笹刈りが最後に行われたのが5年前。この場所は増毛側と雨竜側との境界が曖昧で積極的に整備されていないと聞いております。ハイマツと違い笹の成長は早いので、このままだといずれ道迷いも出るだろうし、最悪廃道も考えられますね。私にとってはロングトレイルの原点でもあるので、いつまでも歩ける道であってほしいと思うのですが…

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1137人

コメント

こんにちは!
先日暑寒別岳でひと時ご一緒したものです。
kaminarijimaさんだったのですね!
以前よりヤマレコ拝見しておりいろいろと参考にさせていただいておりました。
それにしても南暑寒別岳への登り返しをあのまま登っていくなんて・・・
さすがの健脚ですね。
私は降りは重力にまかせて降りれたのですが
登りはさすがに膝があがりません、休憩するタイミング探してたところで
降ってくる登山者見つけてここだ!と思いました(笑)
またどこかの山でお会いできるかもしれませんね
お互い怪我の無いように登れることを願いたいものです
今後とも宜しくお願いいたします。
2020/7/14 8:23
Re: こんにちは!
130chn様
コメントありがとうございます。暑寒別縦走お疲れ様でした。
凄いスピードで下山されてきたので、どんな歩き方をするんだろ?と興味を持って
後を着いていったのですが、笹薮を豪快に突き進んで上って行くのでビックリしました。
日帰り装備でこれだけのスピードのハイカーは初めてで少々面喰らいましたが、
後ろを歩いていて凄く歩きやすくて、上手く引っ張って頂いたおかげで疲れてた体も
再度目覚めることが出来てとても感謝しております。
急坂の下りで疲れていてコルで一息入れたから、南暑寒までは休憩しなかったんですよ(笑)
またどこかの山でお会いしたら宜しくお願い致します。またご一緒出来ることを楽しみに
しております。
2020/7/14 20:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら