尾瀬・至仏山。久々のコラボは暴風雨の中のオゼソウ探索。
- GPS
- 08:04
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 858m
- 下り
- 851m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ 至仏山は暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス、タクシーとも朝4:40(戸倉発)〜17:20(鳩待峠発) 高原ホテルで前日予約しておくと、朝ホテル前まで来てくれます。 帰りも乗車時に高原ホテルと伝えると寄ってくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇鳩待峠から山の鼻 木製階段と木道を下っていきます。 整備は良いので滑らぬよう気を付けて歩いてください。 ◇研究見本園 特に整備されいろいろな花が植えられているわけではありません。 自然のままの尾瀬ヶ原の一部に木道を敷いた場所です。 コンパクトに尾瀬を楽しむことが出来ます。 ◇山の鼻から至仏山 この道は登り一方通行です。 蛇紋岩でめちゃくちゃ滑るため下りは危険な為そういう処置になっていると思われます。蛇紋岩が滑る上に湧き水でいつも濡れているのでさらに滑ります。 木道や階段も斜めになっている部分が多くあるので気を付けて歩いてください。 フラットフットを心掛け、なるべく平らな所に足を置けばそんなに恐怖を感じるほどは滑りません。 ◇至仏山から小至仏山 アップダウンは少ないのですがここも水たまりが多くてめちゃくちゃ滑ります。 この日は水上方面側からの風がすごくて、たたきつけるような風雨の中を歩きました。 ◇小至仏山から鳩待峠 小至仏山を回り込むと風は吹かなくなりました。 整備の良い木製階段と木道が続きます。 変わらずスリップ注意 お花の宝庫、オゼソウも一面に咲いてます。 原見岩ベンチまででお花畑は終了。樹林帯となります。 木道に斜度があるためスリップ注意。 ※このルート上トイレがあるのは鳩待峠と山の鼻だけなので、確実にトイレは済ませて出かける事。 水は山の鼻からの登り道にはふんだんに流れていますが飲用には適さないようです。 -------------------------------------------------------- 開花状況(確認したもののみ) ◇研究見本園 ニッコウキスゲ・ヒオウギアヤメ・キンコウカ・イワショウブ・ノアザミ・トキソウ・サワラン・ネジバナ・ツルコケモモ・チングルマ(穂)・ワタスゲ(わたわた)・コバイケイソウ・クガイソウ・イブキトラノオ・ネバリノギラン ◇至仏山下部樹林帯 ハクサンシャクナゲ・ニッコウキスゲ・ヒオウギアヤメ・ダイモンジソウ・カラマツソウ・コケモモ・ミネウスユキソウ・マルバシモツケ・ニガナ・トリアシショウマ・ウラジロヨウラク・コメツツジ・ミヤマウイキョウ ◇至仏山上部(高天原) イワイチョウ・シブツアサツキ・オゼソウ・ジョウシュウアズマギク・ハクサンイチゲ・チングルマ・イワカガミ・ホソバコゴメグサ・ヨツバシオガマ・タカネシオガマ・タカネナデシコ・ムシトリスミレ・ジョウエツキバナノコマノツメ・タカネアオヤギソウ・ウサギギク・タカネバラ・ショウジョウバカマ・ユキワリソウ・シナノキンバイ・オオバギボウシ・リンドウ・ホソバヒナウスユキソウ・ネバリノギラン ◇至仏山〜小至仏山稜線 タカネバラ・シャクナゲ・コケモモ・アカモノ・シオガマ・ハクサンイチゲ・チングルマ・オゼソウ・ウラジロヨウラク ◇小至仏山〜原見岩間のお花畑 オゼソウ(あふれるほど)・ハクサンイチゲ・チングルマ・イワカガミ・シナノキンバイ・タカネアオヤギソウ・イワイチョウ・クモイイカリソウ・コザクラ・ムシトリスミレ・シオガマ ※ジョウシュウアズマギクとウサギギクは一か所のみ群生していました。 クモイイカリソウは数が少なくなかなか見つけられないかもしれません。 |
その他周辺情報 | ◇グリーンパーク尾瀬戸倉キャンプ場 https://www.ozetokura.co.jp/snowpark/camp/ 2019年夏オープンしたばかりのキャンプ場 電源付きオートサイト一人2000円(サイトおよび利用人数により若干の違いあり) 午前10時から翌日16時までのロング滞在型(サイトにより翌日は11時まで・16時まで利用できるのは数サイトのみ) 車一台とサイトひとつ(車二台目からは高原ホテル駐車場使用、無料です) 滞在時間内尾瀬高原ホテルの大浴場何回でも使用可 フラットに整地された水はけのよいサイト 炊事棟二か所(お湯が出ます)洗剤スポンジなどは置いてありません。 レンタル品は今のところ何も無いそうです 森林サイトできれいに整地されており居心地の良いキャンプ場でしたが、サイトが隣接しているため混んでいたら他のサイトの音が気になるかもしれません。 キャンプ場内にトイレが無いため、高原ホテルまで歩かなければならないのが玉にキズかな(徒歩2〜3分程度です) 今回は利用者が3組だけで、それぞれ離れたサイトだったためとても静かでした。 |
写真
感想
この時期の私のルーティーンは至仏山のお花を見に行くこと!!
今年はココちゃんも誘ってみた。
しかし、直前になってダンナが「ここのキャンプ場良さそうだから予約しといたぞ」って・・・
え?ココちゃんは土曜お仕事だよ
で、とりあえず慌ててラインしてみる。
「土曜仕事終わってから来れる?」
そしたら、速攻で「職場から直接行くよ 」ってご返答。
さすがフットワーク軽かる女だわ
という事で、うちらは土曜10時ごろからのろのろ出かけた。
雨だもん、どこも登れないもん・・・
食材買ったり、ワークマン寄ったり・・・
トロトロとキャンプ場に着くころには雨はすっかり上がっていました。
予定通りココちゃんも7時ごろ到着。
楽しい夜を過ごしました。
コロナ以降久々の友達山行。
楽しかったね。
やっぱりいいよねえ〜〜〜〜
ココちゃんはお仕事も同じだから、コロナの最中もひっきりなしにラインでコロナの最新情報や感染対策など知りえた情報を交換し合ってた。
山の話も間に挟みながらね・・・
ストレスフルな緊迫の日々の中でこのやり取りは本当に心の支えでした。
あなたとお友達であることに感謝したよ。本当にありがとね
お仕事だけでなく共通点が多すぎる二人
この日も、穿いてきたズボンが全く同じもの。(もちろん申し合わせて買ってないよ)世の中に登山パンツなんてものすごい種類あるのに、なんで同じもの買うかなあ
何はともかく、ホントに笑いの絶えない楽しい二日間でした。
んふふ・・・この二人の笑いはちょっとブラックだけど・・・・
この時期の至仏山は花の宝庫です。
しかも蛇紋岩依存の固有種が多い。
オゼソウなんてここと谷川岳と天塩岳にしか咲かないらしいです。
緑色で派手さはないけど、貴重種とは思えないくらい群生していて、ものすごく可愛いです。ぜひぜひ見に行ってみてくださいね。
そして今回は長靴で行ってみました。
だって、至仏山って山の鼻からの登りはいつも湿っていて泥濘なんですもの。
さらに山頂から小至仏までも結構グチョグチョの道。絶対長靴のほうが快適。
結果大正解でしたね。
沢のような道を登り、暴風雨にたたきつけられても最後まで靴下はカラカラでした。
登山靴ではこうはいきません。ゴアテックスの靴だって半年使えば水シミシミ靴になるし(使用頻度高すぎか?)2000円で完全防水の靴ってすごくないですか
ま、もっとも、長靴ですからね〜〜〜
ソールは薄くて曲がるし、足首の保護はほぼ0。
どんな靴はいてもきちんと歩ける人にしかお勧めしません。
おそらくすぐに足の裏が痛くなるだろうし、捻挫の危険性大です。
(うふふ〜〜私、たいていの山ならクロックスで走破する自信あるもんね・・・バカっぽいからやらないけど)
スパッツもいらないし、2000円だし・・・ビバ長靴です
さらに、今回買った長靴はEVA(クロックスと同じ素材)混合の合成ゴム製だからほんとに滑らなかった。
そもそもソールは曲がったほうが、滑る岩では接地面が増えるから有利かも。
シャンク入りの底の曲がらない靴だと点着地になってしまう。
ということで長靴で歩く自信のある人にだけ、長靴山行お勧めします。
しかしなんといっても、やっぱり至仏山の花はすごかった。
平標もいいけど、ここは大ぶりのシナノキンバイの花がたくさん混じるし斜面を見上げる形になるので華やかな印象になります。
雨だったけど、とても幸せな一日でした。
花追い人山行、また行こうね〜〜〜〜♪
梅雨の真っただ中。
この時期はやっぱり尾瀬でしょ?行くでしょ?オゼソウでしょ?
…ってことで、テンクラCランクだというのに行ってきました!
またしても仕事帰りのシュラフだけ持った「ぶら下がりキャンプ」
テント設営に食事の準備、おうちに帰ってからの後片付け。。。
すべてテク家のおもてなし。。
テクちゃん、パパさん、いつもありがとうね!
(*´ω`*)
まずは研究見本園。ガスっていたのが晴れ間が見えて「うちら持ってるね〜〜!」とはしゃぎまくり。
濡れたワタスゲ軍団に笑いをいただき、トキソウとサワランのピンクにノックアウトされました。
本番はこれからだっていうのに、全然足が進まない。
パパさん、待たせてごめんなさいね〜〜!
やっと登山口にたどり着いて至仏山登り始めたら、雨が降ってきた。
「暑いけれど仕方ないね」なんて言ってカッパ着たけれど、山頂付近は防寒しなければ遭難しそうな暴風雨。顔に当たる雨がビービー弾レベルにイタイ!
いつものカメラをザックにしまい込んで、水深18mOKのものにチェンジ。
残念なことに性能がイマイチなカメラなもんで、「撮る」ことはできても「いい画をいただく」ことはできなかった(笑)
天気悪いから仕方ないし、画像に納めるだけが登山じゃない。
ステキなオゼソウ群とお花畑をこの目に納めて、無事に帰ってきたからめっちゃ楽しい山行となりましたよ!
…無事?
いや、無事じゃなかった(笑)
恐怖の木道で派手に転倒したワタクシ。
尾瀬のガイドさんらしき男性に「この靴は尾瀬には向かない。やわらかいソールがいいよ」と教わりました。
トレランシューズみたいのがいいらしいが、それじゃあ蛇紋岩で足首捻挫しそうだし…。
やっぱり二足の草鞋がいいかね?
せっかく大きめのザック持ってきたのに、替えのシューズをもってくるべきでしたわ
そんなんでゆっくりバッタリ歩行に付き合ってくれたテクちゃんとパパさん。本当にありがとう!
楽しかったです!
これに懲りずにまたお誘いくださいませ〜〜!
(木道は禁止、爆)
喪明け後、わたくし最高峰が1500mなので低体温症まで想像が及びません…。
大清水からの燧ケ岳しか歩いたことなく、鳩待峠は行ったこと無いのです。
至仏というとGWのお手軽雪山ってイメージしかないんですが花凄いんですね。
私はシナノキンバイ、キスゲ見れりゃ満足なんですがよくもまぁこんなに咲くもんです。
テク家ご主人、まるで買い物に付き合わされて待ちぼうけくらってるみたいで笑ってしまいました。
まぁ私もこんなとこ来たらちんたら撮りまくりますけどね
尾瀬は二泊かけて夏も秋も歩いてみたいものです。
cocoKさん、私も三平峠の木道で何度も肝を冷やしました。
お尻?ご自愛くださいませ。
tomhigさん、こんばんは!
お天気、本当に残念でしたよ。
最初は晴れ間があったので「天気予報はずれでウキウキかな?」と期待したのですが、日本気象協会は優れもので、予報通りでした(笑)
山頂付近では暴風雨に晒されましたが、ベストパートナーのおかげで(そこは)無事に通過できました。
低体温症はワタクシのような高齢(未熟)ハイカーにとって侮れないことです
おまけに木道ツルツル地獄!
2017年にテクちゃんと三平峠を歩いたときも、ワタクシ転倒しました
転倒しなかったtomhigさんに、その方法をご教授いただきたいくらいです!
それにしても、テク夫さんの忍耐力、すごいでしょ?
ワタクシも「悪いな〜〜、辛くないかな〜〜?」と思ってました。
>テク家ご主人、まるで買い物に付き合わされて待ちぼうけくらってるみたい
ドンピシャの表現です!
トムさん
私、尾瀬は雨でも大丈夫って思ってるんです。
だって展望を楽しみに行くところじゃないし、お花は雨でも見れるもん。
とはいいつつ、「そうだ雨だから尾瀬に行こう」と思って行ったら晴れるっていうのがいつものパターンなんです・・・尾瀬は年3回は行くからね。
でもココちゃんと行くと雨なんだなこれが 雨を呼ぶコラボ
至仏山の花は本当にすごいです。平標以上だと思います(平標は主だった花はせいぜい10種類位)
固有種も多くて圧巻です。
でも今回の天気は強烈でしたね。
低体温症になるよ〜〜〜 とか言いながら、最後までレインジャケットの前を開けたまま歩いた私・・・だって閉めたら暑いでしょ?
大丈夫、あの距離ならびしょぬれで吹かれたとて死にはしません(どこからその自信が来る )
しかしですね〜〜〜昨年も同じ時期に行っているんですが、猛暑で、熱中症でへたり込んだ人がいてヘリが駆けつけてました〜〜〜山の天気はわからんもんです。毎年同じ時期に行く白毛門だって猛暑だったり薄雪と雨氷で氷詰めの風景だったり・・・同じ山でもえらい違い!!
うちのダンナね、ああやってボーっと待ってるのたぶん嫌いじゃないですよ。おそらく歩け歩けとせかされるほうが嫌いなはずです。
お花ったってあの人の分類は「白い花」「黄色い花」「ピンクの花」程度ですからね。
あ、でもこの日は「おいあそこにシャクナゲが咲いてるぞ」って・・・シャクナゲは覚えたらしい
木道で転んだのは全力疾走した時だけです。慎重に歩けば滑りませんって。
尾瀬ぜひ行ってみてくださいね。
鳩待峠から尾瀬に降りると「スーツに革靴の添乗員」がいたり「パンプスのお姉さん」がいたりなかなか楽しめます。そういうのを楽しみたいのであれば、ズバリ、水芭蕉の時期に訪れる事です。木道大渋滞も経験できますから〜〜〜
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