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Yamareco

記録ID: 244930
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

(愛媛)高瀑(たかたる)渓谷 (1986)

1986年09月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
9.8km
登り
980m
下り
980m

コースタイム

10:00標高840m地点−10:30林道終点−11:30-40高瀑(たかたる)−12:50-13:20標高1700m地点−14:30高瀑−15:30林道終点−15:50標高840m地点
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(この当時)西条から西の川への道を行き、途中の河口(こうぐち)分岐から西の林道に入る。
 この当時も林道はかなり荒れていて凸凹がひどかった。
 標高840m付近で車で進むのを断念し、林道の少し広くなった場所に車を停め、そこから歩いた。
 林道終点は少し広くなっており、数台は駐車可。
コース状況/
危険箇所等
(あくまで1986年当時の状況です、最近はさらに荒れていると聞きます)

・林道終点から高瀑まで;ところどころ遊歩道の残骸が残っているが荒れ気味の道。道標は割と多かった。

・高瀑から高瀑落ち口まで;取りつきがわかりにくかった。
 左岸をトラバース気味に斜上し、(この当時は残っていた)鉄のハシゴも伝って、落ち口まで登る。

・高瀑落ち口から稜線まで;流れに沿って100mほど進むとケルンがあり、そこから流れを離れて左手の樹林帯の中の斜面を登る。
 途中までは堀状の道となっていた。林が切れて笹原になったあたりから、登山道は笹の中に埋没しており、稜線まで標高差100mあまりのところでギブアップ。
(おそらく)林道途中から見る稜線。二の森あたりだろう
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
(おそらく)林道途中から見る稜線。二の森あたりだろう
高瀑(たかたる)渓谷の途中から見る稜線。二の森か?
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
高瀑(たかたる)渓谷の途中から見る稜線。二の森か?
高瀑(たかたる)上部を登る途中からみる、稜線と秋雲の様子
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
高瀑(たかたる)上部を登る途中からみる、稜線と秋雲の様子
高瀑(たかたる)上部の笹の道を強引に上がってゆく。西の冠岳のドーム状岩壁がまじかに見えた
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
高瀑(たかたる)上部の笹の道を強引に上がってゆく。西の冠岳のドーム状岩壁がまじかに見えた
滝壺付近から見上げる高瀑(たかたる)の滝
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
滝壺付近から見上げる高瀑(たかたる)の滝
高瀑(たかたる)の滝付近の緑の森、秋のはじめだが、新緑の森のように鮮やかな色をしていた
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
高瀑(たかたる)の滝付近の緑の森、秋のはじめだが、新緑の森のように鮮やかな色をしていた

感想

【山行No 102】

※ 観光名所として名前を聞く、石鎚北面の高瀑渓谷から、あわよくば二の森に登頂できないか、
  と考え、出かけてみた。

・西条から石鎚への道を行き、河口(こうぐち)から、いつもと違う西方向への道へと進む。
 細い林道はイタドリ集落の少し先までは舗装されていたが、舗装がなくなると
 すっごい凸凹の悪路となった。
 ぼろい中古車の腹を路面でガリガリとすりながら、車が壊れはしないかとヒヤヒヤしつつ、慎重に進む。

10:00-10 河口から11km地点(標高=約840m)
 ・まだ林道は先へと続いているが、終点で方向転換する場所があるか、不安だったので、
  ちょうど林道が少し幅広くなった場所で、とりあえず車を停めることにした。
 ・さっそく林道を登山開始。林道は車を停めた場所からさらに2kmほど続いていた。
10:30 林道終点
 ・ここから、足元は石畳が所どころ残っていて遊歩道のような道になっている。
  昔は結構な観光地だったことを忍ばせるが、今では道も苔むしている。
  古い道標は結構残っていた。
 ・渓谷沿いの道なので、川の流れは良い感じ。ナメの部分も多くて美しい。

11:30-40 高瀑(たかたる)の滝(滝つぼ前)
 ・あっと驚くほどの大岩壁が突然目の前に現れた。
  滝自体は岩壁の上部から細い流れとなって落ちてきている。
  北側を向いているのであまり写真の写り映えはしなかった。

 ・ここから、少し解りにくい道をたどって上部へ向かう。
  最初は左岸をジグザグに登り、途中には鉄のハシゴを登る道。
 ・滝の上に出ると、流れは準平原的に穏やかな流れとなっていた。
  100mほど流れに沿ってゆくと、右岸(東側)に、掘割状の登山道が続いており、そこをさらに進んでゆく。
  掘割状の道にはケルンが所どころあって、それを頼りに進むが、ちょっと歩きにくい道だ。
  まわりの樹相は針葉樹と広葉樹が混じった疎林で、明るい雰囲気。

12:50-13:20 標高=約1700m地点
 ・樹林帯が終わると笹原に出た。登山道は笹の中に埋没しており、どこが登山道がわからなくなっている。
  稜線はあと標高差150mほどの近さに見えるので、笹をこぎながら無理やり進むが、
  結局、岩尾根の基部に出て、それ以上進むことができなくなった。
 ・仕方がないので、稜線に出るのは断念し、ここで終点とし、昼食休憩とする。
  ここからは、すぐ近くに西の冠岳のドーム状岩峰が見えるし、西の方に目をやると、二の森、堂が森あたりも見える。

 ・下りは来た道を下るが、掘割状の道の下りは、登り以上に滑りやすくて疲れた。 
14:30-50 高瀑(たかたる)の滝(滝つぼ地点)
 ・今日はこれまでまったく人に出会わなかったが、ここでようやくハイキング姿の人に出会った。
  これだけ道が荒れていては、人が少ないのもしょうがないだろう。
 ・午後になったので、滝にも日ざしが当たるようになり、割と迫力のある姿を見ることができた。
  
15:30 林道終点

15:50 出発点に帰着
 ・帰りも、車が凸凹道で腹をこすって、運転に苦労する。
  しかも、途中に林業作業中のトラックが止まっており、ぎりぎりで脇をすり抜ける際に、
  サイドバイザーをこすってしまい、散々な道だった。
 
  
  

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コメント

今は荒れ放題ですが!
今年の春に面河から西の冠岳に行きました、二の森縦走路脇に立派な造りの鉄の道標が立ってました!
錆びて何て書いてあるかは解りませんでしたが、多分西の冠岳の西側から登るルートだろうと行ったら踏み跡はすぐに藪に埋もれ、ほのかに藪の色が違う程度になっていました!
オマケに斜面崩落で怪しい踏み跡さえも途切れて、完全藪こぎ崖登りでやっとこさ西の冠岳に辿りつきました!

昔あそこからは高爆にも行くルートだったんでしょうね?!
戦後の第一次登山ブームの頃に立てられた道標みたいです、現在はその頃若かった高齢者が、又山登りをする様になって、又訪れるヒトが増えてるみたいでネットのレコにも散見します!

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&cad=rja&ved=0CDUQFjAB&url=http%3A%2F%2Fohara98jp.exblog.jp%2F18895575&ei=WWwZUtfrMsPGkAWIoYGADA&usg=AFQjCNEV8hwOgfzko6wSk-i9wUstfig3ZA&sig2=8CBr_o4ZZQPuAdQujU6SOA&bvm=bv.51156542,d.dGI
2013/8/25 11:30
古い記録にコメントありがとうございます。
nekojigenさん。こんばんわ。
古い古い山行記録に、わざわざコメントありがとうございました。

27年前の時点でも登山道が不明瞭な状態だったので、今となっては、とても参考にならない記録ですが、昔は石鎚山系も、いろいろと登山ルートがあったようです。
2013/8/28 20:11
プロフィール画像
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