夏本番、梅雨明け直後で水量豊富な水根沢 今度こそ林道交差まで行くのだ!
- GPS
- 08:21
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 991m
- 下り
- 983m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前回よりも水量多い! 午後になって若干減ったか? 気温が高くなかったので、水に入るとなかなか冷たかった。 |
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:-kg
|
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感想
先月の沢登りデビューに続いて今月も同じメンバーで水根沢♪
前回は半円ノ滝で脱渓しているので今回は林道交差まで遡行するのが目標です。
梅雨も明けて夏本番ですが今日は雲が多く気温の割には暑さを感じません、
駐車場で身支度を整えて入渓地点まで歩きます。
前回、沢登りを体験してみてやはり淵など深いところではライフジャケットが有れば
安心なのではないかと思い調達してみました。
入渓してみるとどうも前回よりも更に水量が多いみたいです。
僕はRock08師匠やwata-waさんより登攀スキルが明らかに劣るので、
ライフジャケットの効果を試す意味でもどんどん水に入っていく作戦で挑みます。
しかしライフジャケットを着用していると足上げの邪魔になって歩き辛い・・・
前回は難なく歩けた河原でも足が上がらないと途端にペースが落ちます。
身軽ならスイスイ進めるのに、一歩一歩が「どっこいしょ」な感じですね、これは困った。
水に浸かりながらへつりで進む箇所もライフジャケットで浮いてしまうので進めない、
剥がされて流されてしまうので、前回は突破出来たところも突破できなかったり。
そして残置ロープがある滝、
前回はこの残置ロープで進もうとして結局突破できずにドボンして対岸から取り付き直したところ、
今日は最初から先行のRock08師匠にロープ出してもらい取り付きまで曳いてもらう。
しかしこの滝で足が滑ってフォール、
Rock08師匠に確保してもらっているのだが、足場が決まらず体勢が悪い。
最初はテンション掛けてもらっていたがRock08師匠からはこちらが見えないので、
流石に時間が掛かり過ぎてテンション緩めてロープが送られてくる。
こちらももう少しって所だったので送られるロープを手繰ってテンション維持しようと悪循環(笑)
しばらく格闘してやっとRock08師匠に引き上げてもらう。
滝に打たれた状態でしばらく格闘してたので、流石に冷えた。
滝の上で膝から震えが来てどうにも収まらない。
テルモスのホットコーヒーを飲んで落ち着く。
これが低体温症の第一段階なんだなと思い加温に努めて何とか震えは収まりました。
普通に水に浸かるだけならネオプレンのタイツは保温性良好なので、
寒さは感じないのですが滝に打たれると話は別です、芯まで冷えました。
ここでかなり消耗したので、この先はなるべく体力を温存できる行動に努めます。
巻けそうな滝は巻く、へつりがキツそうなところはロープを出してもらうなど。
前回、高巻きから懸垂で降りた滝はやはり巻いたんだけど、
あまり高巻きせずにそこそこの高度でトラバース、
足元が良くなさそうだったので残置支点でロープを出してトラバースで進みます。
この巻きからだと難なく降りられるルートが有ったのでこの方が早かったかな。
半円ノ滝の少し手前、僕だけ巻いた先で下降ルート無かったのでまたもや懸垂下降になりました。
立ち木を支点にして懸垂で降りる、今回の降下地点は穏やかな流れでしたので難なく降りられました。
そして半円ノ滝、ここも水量多めで疲労も多めだったので前回同様に左から巻きます。
半円ノ滝の先で脱渓するパーティーが多いようです、と言うか他のパーティーは皆さんここまでのようですね。
まだ時間は何とかなりそうなので先を目指します、
物凄くシビアなところは有りませんが、僕の登攀スキルだと厳しい滝が続きます。
巻ける処は巻き、水の中を進んだ方が早そうなところはどんどん水に入ります。
そしてとうとう林道交差まで辿り着きました、
地図を見てそろそろだと思ったところに橋の残骸っぽい木が並んでいたので
橋が流失したのかと思いましたが、少し先に橋は健在でした。
ここで脱渓して林道を戻ります、
しばらく歩いて半円ノ滝の少し上流辺りで複数の笛の音が聞こえます。
あれ?と思ったら前から沢装備の人が歩いてきました。
人数の多いパーティーで遡行していたので二手に分かれたら先行の班が半円ノ滝先で
脱渓せずに遡行を続けて行ってしまいはぐれたとの事でした。
お互いの笛の音が聞こえているようなので、
脱渓出来る場所まで進めば合流出来るでしょう。
駐車場まで戻ったら他のクルマはもういませんでした、
流石に夕方6時近い時間でしたから温泉は入らずに帰宅の途に就きました。
ここから備忘録
レイヤリング
上半身は
ファイントラックL1半袖
ファイントラックラピッドラッシュジップネック
防寒にレインウェア持ってきたけど出番なし
コールマンのウォータースポーツ クラシック フローティングベスト
下半身
モンベルジオラインのアンダーウェア
モンベルライトネオプレンのタイツ
モンベルライトネオプレンのソックス
足拵え
シューズはキャラバンKR_3XF
同じくキャラバンの沢用スパッツ
飲み物は500mlナルゲンにお茶、350mlテルモスにホットコーヒー
先月よりも寒いと感じたのでホットコーヒーばかり減った、500mlのテルモスでもよかったな
先月は残置ロープで耐えてパンプしてドボンとか有ったので、
上半身の筋肉痛が酷かったけど、今回は普通に下半身の筋肉痛、
筋肉痛はそんなに酷くは無かったけど全身の疲労感がしばらく残った
ライフジャケットは良し悪しですね。
浮力は安心だけどそれが妨げになる場面も有り、
足上げの邪魔になるので河原を普通に歩く時も歩き難い
浮力はそこそこでも足上げの邪魔にならないのがいいなぁ
リベンジの水根沢に前回と同じメンバーで行きました。
本当に個人的な意見ですが、半円の滝で脱渓って、
全く山も登らないキャニオニングツアーの人でも来られる場所ですので、
沢登りしています!というならせめて林道交差までという思いです。
贅沢を言えばP1070mの二又まで行きたいですが、本日の水量ですと
ちょっと難航しますね。
今回も仮のリーダー努めましたが実力不足を痛感しました。
まぁプロガイドではないので致し方ないですが、もう少し皆の安全遡行に役立てたら、もう少し余裕のある沢登りになったのでは?と思っています。
こんな自分に皆ついてきてくれるので、こちらとしてはありがたい限りです。
このメンバーで今年はもう数回沢に行きたいなぁと思っています。
追記
hanyaさんはかなり謙遜して話していますが、あの日の水根があれだけ遡行できるので、実力としては十分あると思いますよ。
後は無理なく回数をこなしていけば私ぐらいのレベルにはすぐになります。
Wata-waさんは登攀力は十分あるので行動に自信を持たれた方が良いと思います。
登攀するときにオブザべがしっかりできているときのあの動きには脱帽です。
コメント
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今回も沢好きにお付き合い頂きありがとうございました!師匠無しには無理でしたので、感謝です!是非又宜しくお願い致します!
こちらこそ楽しかったですよ。
そしてあなたならあの程度の沢でしたら十分やっていけると思います。
次は小川谷廊下を登りたいですね。
西沢渓谷もきれいですよ。
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