平尾城攻城

2020年08月03日(月) [日帰り]

• GPS: 00:18
• 距離: 0.8km
• 登り: 2m
• 下り: 4m

写真

三重県教育委員会「三重の中世城館」より

四日市市HPより

8/3 4:41

土塁

8/3 4:42

堀

8/3 4:42

8/3 4:42

8/3 4:50

入り口

8/3 4:52

城址を分断して開通した道路。
遺構は左（西）側です。

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

nack0251

『三重の中世城館』（1976三重県教育委員会）によると、南朝千種忠顕の子孫、常陸介の居城という。周囲は水田で、南側は7m前後の急崖で、三滝川の沖積地となる。土塁は低いが二重三重に巡り複雑で、井戸が三箇所ある、とある。

おそらく上記『三重の中世城館』が世に出た1976年以降と思われるが、南北に道が開通して城址は東西に真っ二つに分断されている。

南沿いをなぞって30センチ幅くらいのコンクリート階段を上って西側から侵入したが、そこまで廻らなくても分断している道の北東側から普通に入れた。

作って10年も経ってないと思うくらいはっきりと土塁や虎口が残っていた。嘘っぽいと思えるほど。

ほぼ1976『三重の中世城館』の縄張り図のとおり遺構が確認できた。しかしずいぶん規模が小さく感じられた。兵で数十人、馬で数頭入ればいっぱいいっぱいだと思う。歩数でだいたいの大きさを計っておけばよかった。
後で四日市市のHPで見ると城域はもっと広く、残っているのは中心部あたりだけのよう。