木曽駒ヶ岳
- GPS
- 05:01
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 444m
- 下り
- 451m
コースタイム
天候 | 曇り、小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている |
その他周辺情報 | こまくさの湯 温泉、ごはん |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームカバー
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
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感想
1ヶ月ぶりの山行。往復のバスとロープウェイがセットになった「駒ヶ根まるごとバリューきっぷ」で千畳敷へ向かう。今日を逃すと花の時期が終わってしまう。平日だが、家族連れなども多く、さすが夏休み。
菅の台バスセンターにはクルマがずらり。我々が到着した10時台はさすがに行列とまではいかなかったが、バス停には20人ほどが並んでいた。朝イチはきっと大勢並んでいたことだろう。
千畳敷は真っ白。雨は降っていなかったが、これから霧の中に突入するので、諦めてカッパの上下を着て、ザックカバーをして、歩き始める。天候が悪化するようなら花畑だけにしよう…と思いながら歩いていたが、途中から霧が晴れてきて、青空とまではいかないものの、乗越浄土に着く頃にはレインウェアの中で汗だくになってしまった。
カッパ上下を脱ぎ、ザックカバーを外す。霧に覆われていた宝剣岳も、あと少しで見えそう。
宝剣山荘の前のベンチを間借りして、行動食がわりのおにぎりを1つ食べる。
今回は「山と道」のバンブーシャツを着てきたのだが、カッパを脱いだ後の速乾性が抜群で快適だった。
登山道は混んではいなかったが、常に視界に誰かいる状態。すれ違いもそこそこあるのでちょっと気を使う。
中岳と木曽駒ヶ岳の間のコルを歩いていたら、「ライチョウ保護増殖事業実施中」の貼り紙をあちこちで見かけた。蛍光のベストを着て登山道の外で作業をしているとのこと。ふーん、ニュースで言ってたやつ。北アから連れてきて放鳥したっていう。自主的に来た子じゃなくて連れてきた子ってどうなんだろう…なんて思っていたのだけど、木曽駒ヶ岳の最後の急登で、登山道の外をじっと見ている蛍光ベストのおじさんが。そしてその視線の先にライチョウが!ヒナもいて、飛ぶ練習をしているらしい。さっきまで、どうなんだろうって考えていたけど、目の前にしたら興奮します。かわいい〜…と口には出さないけど(一人だし)、スマホを出して撮影、映像まで撮り、ヒナたちの飛行訓練を一通り見て、後ろ髪を引かれるように現場を後にした。なんでもいいや、元気に育ってね。
山頂もまた真っ白。わかっていたのでおやつを食べてそそくさと降り始める。
すると、コルのところに人だかり。これは?と思ったら、またライチョウ。さっきのとは別の家族なのか、同じなのかはわからなかった。
作業員さん(ボランティアさんかな?)が数人で半円状になって囲み、見守っている。その外を、登山客がカメラを構えて囲んでいる。この光景が見えたら、ライチョウがいると思って間違いなし。
ライチョウに気を取られていたら、中岳の巻道に足を踏み入れてしまった。引き返して直登コースを行く。
千畳敷駅に戻ると、夕方4時。カフェや売店はガラガラ。みなさんもっと早く帰ったのでしょう。4時半のロープウェイに乗ることにして、売店でお土産の日本酒を買い、カフェで一息つく。
家に戻って、去年買った『中央アルプス駒ヶ岳の高山植物』を開きながら、撮影した花の名前を確認する。山座同定も面白いけど、花を調べるのも面白い。
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