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Yamareco

記録ID: 24737
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積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

四ツ峰(789,5m)

2008年02月10日(日) [日帰り]
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コースタイム

9:20登山口駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)9:30−−分岐点(室蘭西幹線)10:25−−11:00 500m地点11:15ーー鉄塔が見えた11:50ーー12:05尾根ーー12:25山頂12:45ーー15:35四ツ峰トンネル西側登山口ーー15:45駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)16:00
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2008年02月の天気図
コース状況/
危険箇所等
桑園8:20ーー9:20登山口駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)9:30−−分岐点(室蘭西幹線)10:25−−11:00 500m地点11:15ーー鉄塔が見えた11:50ーー12:05尾根ーー12:25山頂12:45ーー15:35四ツ峰トンネル西側登山口ーー15:45駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)16:00ーー17:35桑園
登山口駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)。橋の向うに四ツ峰トンネルが見える。
2008年02月10日 09:26撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 9:26
登山口駐車場所(滝ノ沢大橋東側袂)。橋の向うに四ツ峰トンネルが見える。
滝ノ沢大橋と定山渓天狗岳。
2008年02月10日 09:33撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 9:33
滝ノ沢大橋と定山渓天狗岳。
林道の踏み跡。
2008年02月10日 09:53撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 9:53
林道の踏み跡。
小樽内国有林分収育林契約分収林。
2008年02月10日 10:07撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 10:07
小樽内国有林分収育林契約分収林。
分岐点(室蘭西幹線)。
2008年02月10日 10:26撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 10:26
分岐点(室蘭西幹線)。
林道が上り坂になった。
2008年02月10日 11:23撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 11:23
林道が上り坂になった。
木立の間から青空が鮮やかだった。
2008年02月10日 11:40撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 11:40
木立の間から青空が鮮やかだった。
鉄塔が見えた。あと一息で稜線だ。
「峰越えて 谷を渡りて交差する
 遥か真っ直ぐ 鉄塔並ぶ」
2008年02月10日 11:50撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 11:50
鉄塔が見えた。あと一息で稜線だ。
「峰越えて 谷を渡りて交差する
 遥か真っ直ぐ 鉄塔並ぶ」
定山渓天狗岳。襞まではっきり見えた。
2008年02月10日 12:08撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:08
定山渓天狗岳。襞まではっきり見えた。
余市岳。
2008年02月10日 12:09撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:09
余市岳。
烏帽子岳。
2008年02月10日 12:10撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:10
烏帽子岳。
山頂近し。快晴・無風で空は真っ青、白樺の梢では新しい芽が膨らみ始めていた。
2008年02月10日 12:10撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:10
山頂近し。快晴・無風で空は真っ青、白樺の梢では新しい芽が膨らみ始めていた。
四ツ峰山頂。山頂標識の字が達筆の草書だった。
2008年02月10日 12:27撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:27
四ツ峰山頂。山頂標識の字が達筆の草書だった。
山頂には新しい踏み跡があったが誰も居なかった。下山は、山頂で踏み跡が錯綜していて、迂闊にもコースを間違えてしまい、四ツ峰トンネル西側の登山口に降りた。
お蔭で、札幌国際スキー場から帰る車がひっきりなしに走る道路を延々3k強、40分かけて歩くはめになった。
2008年02月10日 12:25撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 12:25
山頂には新しい踏み跡があったが誰も居なかった。下山は、山頂で踏み跡が錯綜していて、迂闊にもコースを間違えてしまい、四ツ峰トンネル西側の登山口に降りた。
お蔭で、札幌国際スキー場から帰る車がひっきりなしに走る道路を延々3k強、40分かけて歩くはめになった。
午後は気温が上がったせいか、カンジキに雪がくっついて、それも半端じゃない、1足で高下駄ぐらい高くなり、油断したら足首をひねって捻挫である。
2008年02月10日 13:23撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 13:23
午後は気温が上がったせいか、カンジキに雪がくっついて、それも半端じゃない、1足で高下駄ぐらい高くなり、油断したら足首をひねって捻挫である。
鳥の巣? それともリス? 中には何も居なかった。
2008年02月10日 13:33撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 13:33
鳥の巣? それともリス? 中には何も居なかった。
カンジキを諦めてツボ足で、時には腿まで埋りながら急斜面を降りてきた。
2008年02月10日 14:37撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 14:37
カンジキを諦めてツボ足で、時には腿まで埋りながら急斜面を降りてきた。
四ツ峰トンネル西側登山口に着くと、雪に覆われたさっぽろ湖の向うに小天狗岳が夕日を浴びていた。
2008年02月10日 15:39撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 15:39
四ツ峰トンネル西側登山口に着くと、雪に覆われたさっぽろ湖の向うに小天狗岳が夕日を浴びていた。
滝ノ沢川のさっぽろ湖への出口付近も一面雪に覆われていた。
2008年02月10日 15:42撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 15:42
滝ノ沢川のさっぽろ湖への出口付近も一面雪に覆われていた。
滝ノ沢大橋と四ツ峰トンネル。
2008年02月10日 15:44撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 15:44
滝ノ沢大橋と四ツ峰トンネル。
さっぽろ湖と定山渓天狗岳。
2008年02月10日 15:45撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 15:45
さっぽろ湖と定山渓天狗岳。
滝ノ沢林道(登山口駐車場所から)
2008年02月10日 15:50撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 15:50
滝ノ沢林道(登山口駐車場所から)
一面雪に覆われたさっぽろ湖(堰堤から)。
2008年02月10日 16:04撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:04
一面雪に覆われたさっぽろ湖(堰堤から)。
堰堤の際に僅かに水面が残っていた。
2008年02月10日 16:05撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:05
堰堤の際に僅かに水面が残っていた。
右から朝里岳、白井岳、余市岳。
2008年02月10日 16:11撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:11
右から朝里岳、白井岳、余市岳。
残照に映える神威岳と烏帽子岳。
2008年02月10日 16:30撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:30
残照に映える神威岳と烏帽子岳。
藤野スキー場。
2008年02月10日 16:34撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:34
藤野スキー場。
八剣山。
2008年02月10日 16:35撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
2/10 16:35
八剣山。

感想

定山渓からさっぽろ湖の堰堤を通り時雨、小天狗、烏帽子のトンネルを抜けると間もなく右手から滝ノ沢川がさっぽろ湖に流れ込んでいる。この川の北西側の山並みに標高700m台のピークが4つ、間隔を置いて並んでいる。そのてまえから3番目で、1番高いのが四ツ峰である。
日曜のせいか、道路は空いている。アスファルトは完全に出ていて走り易い。南区に入ると道端の雪も少ない。
登山口は四ツ峰トンネルの手前・滝ノ沢大橋東側袂である。
既に3台の車が停まっていて、最後0,8台分のスペースしかない。車を少しづつ前後しながら端の雪山を踏み固めスペースを広げる。それにしても隣の車がもう少し詰めてくれていたら楽だったのだが・・・
出発準備をしていると、札幌国際スキー場へ行く車がひっきりなしに走って行く。
出発して間もなく林道が大きく左カーブする。滝ノ沢大橋の上に定山渓天狗が聳えていた。
平坦な林道が続いていて踏み跡は狭いが新しい跡もある。
ツボ足でも行けそうだが、出発するときカンジキをつけたのでそのまま歩く。
間もなく、若者が3人何か作業をしている。道路の左端・崖っぷちを雪で固めている。右・山側急斜面の雪を踏み均している。ボードの練習をするのだという。
山側急斜面を滑り降りて道路の左端を踏みきり台にして崖下の川原へ落ちていくのだ。恐ろしいことをやるものだ。やるところを見たかったが先を急ぐ。
林道の中央に少し凹んだ旧い踏み跡があるが新雪に覆われている。
暫く行くと左に分岐した三叉路に来た。少し迷ったが直進する。
後で考えてみると左がすぐ尾根に取り付いて稜線へ上がる道だったようだ。
「小樽内国有林分収育林契約分収林」という看板が立っていた。
風の音も鳥の声1つしない、全く静かである。
もうそろそろ沢沿いの道から離れて斜面の方へ入るはずだが不安になってきた。
やっと分岐点に来た。左側に「室蘭西幹線」という標識が立っている。 どうしてここに「室蘭」? 直進の方に行ってみるとここにも同じ標識がある。
消えかかった字で頼りなかったが左側に「林道 四ツ峰」という標識が出ていたので左に入る。林道が上り坂になってきた。
林道は続いているが左の斜面にスキーで降りてきた跡がある。ここでもちょっと迷ったが左の斜面の方へ行く。樹林の中、スキーの跡を辿って登って行く。スキーの跡は古く所々はっきりしなくて不安になる。
やがて樹林を抜けて、右上方に鉄塔が見えてきた。方向は間違っていなかった。
あと一息で稜線だ。太陽がまぶしい。サングラスをして目を保護する。
稜線に上がっても風はない。絶好の登山日和だ。四ツ峰山頂はもう1つ奥のピークのようだ。送電線の下・鉄塔の横を通って緩やかな雪の斜面を登る。左手には雪に覆われて真っ白な余市岳が、右手には滝ノ沢を挟んですぐ烏帽子岳が聳えている。振り返ると定山渓天狗岳が襞まではっきり見える。

 峰越えて谷を渡りて折れ曲がり 遥かまっすぐ鉄塔並ぶ

四ツ峰山頂に着いた。立木の高い所に達筆で草書の山頂標識が括り付けられていた。新しい踏み跡が沢山ついているが誰もいない。
木立に邪魔されて眺望は良くない。その木立の先端は、「膨らんで」とまではいえないが、やや色づいて春の息吹が感じられる。空は真っ青で、凄味ともいえるような感じがする。
下山は、山頂で踏み跡が錯綜していて、迂闊にもコースを間違えてしまい、四ツ峰トンネル西側の登山口に降りた。
お蔭で、札幌国際スキー場から帰る車がひっきりなしに走る道路を延々3k強、40分かけて歩くはめになった。
気が付いた時すぐ引き返せばよかったが、別のコースを降りた方が面白い、それにこっちの方が近い、と考えたのである。
樹に縦楕円形の穴があけられていた。鳥の巣? それともリス? 中には何も居なかった。
午後は気温が上がったせいか、カンジキに雪がくっついて苦労した。1足で高下駄ぐらいの高さになり、油断したら足首をひねって捻挫する。
カンジキを諦めてツボ足で降りた。近い分、斜面は急だった。時には腿まで埋りながらやっとの思いで四ツ峰トンネル西側登山口に着いた。3時を過ぎていた。雪に覆われたさっぽろ湖の向うに小天狗岳が夕日を浴びていた。
道路は、札幌国際スキー場から帰る車がビュンビュン走る脇をトボトボと歩く。先ずは四ツ峰トンネルまで約1k。道路の端に所々融けた水が溜まっていて、内側へ膨らむのは危険だし、歩き辛かった。
トンネルに入ると出口が遥か遠くに小さく見える。あそこ迄歩くのかと思うとうんざりである。後で地図を見たら約2kである。車で走れば何でもないことだが・・・
トンネル内は歩道があって安全だが排気ガスが気になる。
途中浸み出した水が凍って、それが崩れて氷の塊が散らばっている所があった。
トンネルを出ると更に滝ノ沢大橋が300m、やっと車の所に着いた。
出発時あった3台の車はもういなくて僕の車だけである。
帰る途中、堰堤からさっぽろ湖を眺めてみた。堰堤の際に僅かに水面が残っているだけで一面雪に覆われていた。
白井トンネルを出て坂を下るとき、今回も正面・遠くに山が3つ見えた。
簾舞で道路脇に車を停めて、中央分離帯の雪の上から神威岳と烏帽子岳の写真を撮った。残照に、夏とは違って一際映えていた。

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