立秋に秋を探しに高尾山―稲荷山から4号路を経て蛇滝口へ
- GPS
- 02:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 475m
- 下り
- 487m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
夏休みを1日とって4連休にしたのでどこか高い山に行きたかったのだが、結局山小屋の予約が取れずちょっと無駄にした感じだ。
まあこの連休あまり遠出は推奨されていないので却って良かったかもしれない。
今日は「熱中症警戒アラート」とやらも出ているし、家でぐだぐだしているのもいいかなと思いぐだぐだしかけたのだが、せっかくの休みなので午後にぐだぐだする前に高尾山を歩いてくることにした。
今年は6月に1回、先月7月は3回も登っているので今日はどのコースにしようかなという感じなのだが、今年登っていない稲荷山コースを登って、最近歩いていない4号路から蛇滝コースを経て下りよう。
高尾山口駅に降り立つと、そこそこ人がいて親子連れも多くなんとなく夏休み的な雰囲気だ。
ただケーブルカーの清滝駅前は店舗がほとんど休んでいることもあり閑散としていた。
親子連れが多いので皆ケーブルカーに乗ってすぐに上がっていってしまうのかもしれない。
ここ数年混んでいるので避けていた稲荷山コースだが、今日は人も少なく登りやすい。
高尾山の一番南側にあたるこのコースは暖帯林にあたるので、常緑樹が鬱蒼としている。
山頂に至ると急に人が多く、やはりケーブルカーで上がってきている人が多いんだなと思う。
2週間前にはヤマユリが満開だったが、すべて終わっていた。
オオバギボウシの花もほとんど終わりかけていて、秋の気配を感じる。
ここから4号路で下りようとすると、なんと倒木処理のため通行止めとのこと。
ただ、いろはの森コースで途中まで下りると4号路に合流できるようだ。
いろはの森コースに合流するまで1号路を少し歩いたが、かなり人が多い。
ここだけにほとんどの人が集中しているのかもしれない。
いろはの森コースにそれると人がいなくなり、4号路に合流してもほとんどいない。
4号路なんて吊り橋(みやま橋)があるので、いかにも夏休み的な雰囲気なのだが、観光客にはあまり知られていないのかもしれない。
こちらは落葉樹中心の温帯林の明るい森だ。
蛇滝コースを歩いていると目の前に中央道と圏央道のジャンクションである八王子JCTが見ていて、自動車の走行音がうるさい。
この前この蛇滝コースを歩いた時は圏央道開通前だったから、こんなにうるさくなかったなと思う。
そういえば登りに使った稲荷山コースも圏央道の高尾山ICができてからうるさくなったなと思う。
今日は登りも下りもうるさいコースを選んでしまった。
秋の気配を感じつつ、ただ頭上ではミンミンゼミとアブラゼミがしきりに鳴いていて、ここでやっと夏が始まったという気分もある。
蛇滝に到着。
南側の琵琶滝よりもより修験道の水行の場という雰囲気がある。
こんな街中に近いところでこれだけの深山の道場という雰囲気があるのはすごいなあと思う。
2週間前は琵琶滝でイワタバコを見たが、こちら蛇滝もイワタバコがたくさんある。
まだまだ見ごろという感じだ。
人工の門柱の石にもイワタバコが生えていて、生育環境がいいんだろうなと思う。
圏央道の高尾山トンネルは蛇滝と琵琶滝に配慮したのか、滝よりも下流に掘られたので滝への影響はなかったのかもしれない。
それにしても南アルプストンネルなんて本当に掘れるのかね、と思う。
蛇滝口に至ると目の前に裏高尾橋。
この橋の下の広場の梅林のウメの葉がすべて散ってしまっているのに気が付いた。
まさかプラムポックスではないだろうが、少し心配だ。
清流小仏川沿いのコースを歩く。
林床にはキツネノカミソリが咲いている。
そしてハスが咲いているかなと思って駒木野庭園に寄ってみたが、花は終わってしまっていた。
やはり立秋ともなると秋の気配が其処此処にある。
高尾駅北口の歴史のある木造駅舎を見て、高尾駅橋上駅舎化なんてやめてしまえばいいのにと思う。
南北に自由に通行できればいいだけなのだから、北口、南口の改札から入場し反対側から出場した場合入場料を取らないようにすればいいだけな気がする。
その場合駅施設を使っているから取らないわけにはいかないのかもしれないが、橋上駅舎化にはJRも京王も出資するようだが、社会状況がこうも変わってしまった今、そんな必要があるのかなと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する