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Yamareco

記録ID: 249066
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

御池岳 (御池林道から土倉岳〜丸山〜T字尾根を周回)

2012年11月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:11
距離
16.3km
登り
995m
下り
995m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

御池林道小又谷P 8:00−8:32 ノタノ坂 −9:43 ヘリポート 9:51−10:23 土倉岳 10:24−11:16 東のボタンブチ 11:49−12:16 奥ノ平 12:19−12:39 丸山 12:43−12:54 丸池 13:03−13:24 ボタンブチ 13:31−13:52 T字尾根降下点 −14:39 P918 14:48−15:08 P878 15:22−15:49 T字尾根登り口 −16:05 御池林道小又谷P
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御池林道小又谷P:約10台分くらいのスペース有り。トイレ無し。
R421の政所より約11km。
舗装されているが、政所〜君ヶ畑で道が狭い所有り。
コース状況/
危険箇所等
御池林道〜ヘリポートは、中電の鉄塔巡視路。
奥ノ平〜丸山は、一般登山道。
その他は、一般登山道でなくバリエーションルート、もしくは道が無い区間。

日帰り温泉は、三重県側に帰る場合、少人数なら六石温泉の「あじさいの湯」が空いててお勧め。500円。
大勢の場合は、阿下喜温泉「あじさいの里」の方がいいかも。
【あれっ、1台もない】
ちょっと寂しい。
【あれっ、1台もない】
ちょっと寂しい。
【クマって、あのクマ?】
どうして放したんだろう。看板、新しいし。
【クマって、あのクマ?】
どうして放したんだろう。看板、新しいし。
【水が多いとちょっと】
車なら大丈夫ということかな。ここは林道だからね。
【水が多いとちょっと】
車なら大丈夫ということかな。ここは林道だからね。
【片方だけ】
なんだかなあ。
【片方だけ】
なんだかなあ。
【壮観だが】
最近、どこの杉林でも巻いてあるね。
【壮観だが】
最近、どこの杉林でも巻いてあるね。
【巡視路の証拠】
崩れているところが多いけどね。
【巡視路の証拠】
崩れているところが多いけどね。
【藤原岳が目の前】
正面は西尾根かな。葉が落ちて肌が丸見え。
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【藤原岳が目の前】
正面は西尾根かな。葉が落ちて肌が丸見え。
【ボタンブチが遠い】
テーブルランドが遙か向こう。あそこまで行くんだね。
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【ボタンブチが遠い】
テーブルランドが遙か向こう。あそこまで行くんだね。
【中電のマーク】
旧マークだ。亀みたい。
【中電のマーク】
旧マークだ。亀みたい。
【ここで弁当もいいね】
鉄塔下は芝生で見晴らしがよく、のんびりしたくなる。
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【ここで弁当もいいね】
鉄塔下は芝生で見晴らしがよく、のんびりしたくなる。
【伊勢湾をのぞき見】
櫓の間から見ると近く見える。
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【伊勢湾をのぞき見】
櫓の間から見ると近く見える。
【天狗岩が近い】
天狗岩がすごい迫力だ。
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【天狗岩が近い】
天狗岩がすごい迫力だ。
【快適な尾根道】
緩やかなアップダウンの尾根道は気持ちがいい。
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【快適な尾根道】
緩やかなアップダウンの尾根道は気持ちがいい。
【割れてるし地べただし】
地べたに置いてあって字が読めない道標もあるからなあ。
【割れてるし地べただし】
地べたに置いてあって字が読めない道標もあるからなあ。
【子持ちブナ】
尻尾にも見えるね。太すぎるけど。
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【子持ちブナ】
尻尾にも見えるね。太すぎるけど。
【UFO基地?】
鉄塔のすぐそばなので、マシンが似合いそう。バイクとか。
【UFO基地?】
鉄塔のすぐそばなので、マシンが似合いそう。バイクとか。
【衛星写真で】
グーグルマップで探すと…あった。
【衛星写真で】
グーグルマップで探すと…あった。
【富士山じゃないよ】
右端が東のボタンブチ。真ん中が東端峰。左端が上陸予定地点。
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【富士山じゃないよ】
右端が東のボタンブチ。真ん中が東端峰。左端が上陸予定地点。
【近づいてきた】
土倉岳を過ぎると、ボタンブチが近くに見えてきた。
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【近づいてきた】
土倉岳を過ぎると、ボタンブチが近くに見えてきた。
【急登の前に力もち】
土倉岳北のコルで休憩し、急登に備える。
【急登の前に力もち】
土倉岳北のコルで休憩し、急登に備える。
【やっと出た!】
天井が抜けた。もう上はない。
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【やっと出た!】
天井が抜けた。もう上はない。
【あそこがヘリポート】
さっき立ち寄った所だ。上から見るのは面白い。
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【あそこがヘリポート】
さっき立ち寄った所だ。上から見るのは面白い。
【藤原岳展望】
東端峰から見るおなじみの光景だ。
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【藤原岳展望】
東端峰から見るおなじみの光景だ。
【頭蓋骨みたい】
石灰岩はいろいろな形をしている。座るのに丁度いい平らな石は、なかなか見つからない。
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【頭蓋骨みたい】
石灰岩はいろいろな形をしている。座るのに丁度いい平らな石は、なかなか見つからない。
【御嶽・乗鞍・穂高遠望】
遠くの白い峰は、右から御嶽、乗鞍、穂高だ。
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【御嶽・乗鞍・穂高遠望】
遠くの白い峰は、右から御嶽、乗鞍、穂高だ。
【頭陀ヶ平と鉄ノ平】
対面に見える鉄塔の場所は、上が頭陀ヶ平。下が鉄ノ平だ。
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【頭陀ヶ平と鉄ノ平】
対面に見える鉄塔の場所は、上が頭陀ヶ平。下が鉄ノ平だ。
【もうすぐ大雪原】
雪が積もると、ここは真っ白な大雪原になる。
【もうすぐ大雪原】
雪が積もると、ここは真っ白な大雪原になる。
【白茶の肌にポツンと】
三角の杉がランドマーク。白瀬峠だ。
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【白茶の肌にポツンと】
三角の杉がランドマーク。白瀬峠だ。
【伊吹山が大きい】
一度降った雪もすっかり消えてしまった。
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【伊吹山が大きい】
一度降った雪もすっかり消えてしまった。
【白山遠望】
一際白く目立つのが白山。いつも少しピンクがかって見える。
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【白山遠望】
一際白く目立つのが白山。いつも少しピンクがかって見える。
【名古屋のタワー群】
多度山の向こうには、名古屋のタワー群も見える。
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【名古屋のタワー群】
多度山の向こうには、名古屋のタワー群も見える。
【奥ノ平から】
奥ノ平からの展望を、東〜南〜西にスキャンしてみる。
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【奥ノ平から】
奥ノ平からの展望を、東〜南〜西にスキャンしてみる。
【丸山のマユミちゃん】
かろうじて残ってた。やっぱり青空がよく似合う。
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【丸山のマユミちゃん】
かろうじて残ってた。やっぱり青空がよく似合う。
【丸池】
今日はここで引き返そう。
3
【丸池】
今日はここで引き返そう。
【緑色のお猿さんたち】
生きているみたい。
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【緑色のお猿さんたち】
生きているみたい。
【風池】
いつも昼食する池だ。こことボタンブチと奥ノ平はSBでも通じる。
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【風池】
いつも昼食する池だ。こことボタンブチと奥ノ平はSBでも通じる。
【天狗同士】
左に天狗堂、右が天狗の鼻。
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【天狗同士】
左に天狗堂、右が天狗の鼻。
【マユミ池】
池を覆うマユミのピンク色が心を和ませる。
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【マユミ池】
池を覆うマユミのピンク色が心を和ませる。
【東池】
深く掘られたすり鉢状の池だ。雪が積もると、底に向かって尻セードをする人もいるようだ。
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【東池】
深く掘られたすり鉢状の池だ。雪が積もると、底に向かって尻セードをする人もいるようだ。
【青のドリーネ】
雪で覆われたこのドリーネは美しい。青く見えたことはまだない。
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【青のドリーネ】
雪で覆われたこのドリーネは美しい。青く見えたことはまだない。
【初めて見る道標】
変わった配色の道標だ。よく目立ってた。
【初めて見る道標】
変わった配色の道標だ。よく目立ってた。
【テカテカに光ってる】
イワカガミの葉が光を受けて光ってる。雪が積もっているように見えた。
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【テカテカに光ってる】
イワカガミの葉が光を受けて光ってる。雪が積もっているように見えた。
【ブナ権現】
ここはブナの楽園。思い思いにくつろいでいる。
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【ブナ権現】
ここはブナの楽園。思い思いにくつろいでいる。
【見上げるとボタンブチ】
木々の間からボタンブチが見えた。
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【見上げるとボタンブチ】
木々の間からボタンブチが見えた。
【ズームアップゥ】
真ん中がボタンブチ。左は天狗の鼻、右が幸助の森か。
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【ズームアップゥ】
真ん中がボタンブチ。左は天狗の鼻、右が幸助の森か。
【ちょっと苦しそう】
ダンスならいいけど。
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【ちょっと苦しそう】
ダンスならいいけど。
【あっちとこっちに】
対で配置してあるようだ。
【あっちとこっちに】
対で配置してあるようだ。
【お母さんブナ?】
T字のタテ棒とヨコ棒の交点のブナ。太い。
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【お母さんブナ?】
T字のタテ棒とヨコ棒の交点のブナ。太い。
【テープがいっぱい】
尾根の交点はテープ達の社交場。いろんなテープがいっぱい。
【テープがいっぱい】
尾根の交点はテープ達の社交場。いろんなテープがいっぱい。
【楽ちんだ】
腰掛けて休んでみた。丁度いい高さだった。
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【楽ちんだ】
腰掛けて休んでみた。丁度いい高さだった。
【名所勢揃い】
ボタンブチ、ボタン岩、T字尾根降下点、土倉岳降下点と、真横に並んでいて見事だ。
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【名所勢揃い】
ボタンブチ、ボタン岩、T字尾根降下点、土倉岳降下点と、真横に並んでいて見事だ。
【落ち葉道】
どこが道か分からない。どこでも道かな。
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【落ち葉道】
どこが道か分からない。どこでも道かな。
【花屋さんで一休み】
ここから林道へ急降下。その前に一休みだ。
【花屋さんで一休み】
ここから林道へ急降下。その前に一休みだ。
【ウリハダカエデ3姉妹】
この尾根の葉は赤くなってない。これからか?
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【ウリハダカエデ3姉妹】
この尾根の葉は赤くなってない。これからか?
【狐の襟巻きみたい】
あったかそう。陽が当たると思わぬ光景に出会う。
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【狐の襟巻きみたい】
あったかそう。陽が当たると思わぬ光景に出会う。
【やっと林道だ】
林道に軟着陸だ。ピンクのテープは団体用か。
【やっと林道だ】
林道に軟着陸だ。ピンクのテープは団体用か。
【気の早い上弦の月】
赤い葉と青い空と白い月。その独創的な組み合わせに脱帽だ。
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【気の早い上弦の月】
赤い葉と青い空と白い月。その独創的な組み合わせに脱帽だ。
【燃えているようだ】
メラメラと音がしそう。見るだけで熱くなりそうだ。
3
【燃えているようだ】
メラメラと音がしそう。見るだけで熱くなりそうだ。
【秋の夕日に〜】
松を彩る楓や蔦は、山の麓の裾模様。
【秋の夕日に〜】
松を彩る楓や蔦は、山の麓の裾模様。
【もう少し歩きたかった】
3万歩に届かず。
【もう少し歩きたかった】
3万歩に届かず。

感想

先週、雨乞岳の帰りに、石榑トンネルを通った。
その時、このトンネルが開通したら行きたいと思っていた計画を思い出した。
その内のひとつが、今回のコースだ。
R306が通行止めで三重県側から入れないので、ようやくふんぎりがつき、実行することができた。

去年、御池林道を下見していたので、駐車地までは知った道だった。
T字尾根は、何度かテーブルランドからタテ棒を往復している。
今回初めて通るのは、ノタノ坂入口からテーブルランドまでと、T字尾根のヨコ棒だ。
以前から気になっていたヘリポートにも寄り道してみた。

朝、トイレ休憩に宇賀溪に立ち寄った。
すると、登山口に2名の警官が立っていた。
訳を尋ねると、「最近遭難が多いので」ということだった。
そういえば、ホタガ谷ルートは通行止めになっているとか。

御池林道の小又谷Pには1台の車も無かった。
あまり多いのもなんだが、1台も無いのはちょっと寂しい。
今回のルートは反時計回りだ。
早速、小又谷林道に入る。
途中巡視路の鉄橋を渡ってノタノ坂に向かう。
尾根に上がると、茶屋川を挟んで、藤原岳がすぐ近くに見える。
次々と鉄塔が現れ、鉄塔巡視をしている気分になる。

途中、巡視路は右に派生した尾根に入る。
直進すると土倉岳だ。
今日は寄り道するので、右に曲がり、巡視路を進む。
広い緩やかな尾根を辿ると、突然異空間に出た。
ヘリポートだ。
Hの文字が薄く褪せてしまっているが、なんとか読める。
天狗岩や頭陀ヶ平が目の前に立ちふさがっている。
山に囲まれた隠れたUFO基地といった感じのする場所だ。
あまり長居してもいられない。
鹿の鳴き声に追われるようにして、ヘリポートを後にする。

土倉岳の山頂は思っていたより広かった。
三角点の場所は南に開けていて、休憩もできる。
でも、ここまで来たら、やっぱりテーブルランドを見ながら休憩したい。
そう思い、北側のコルに移動する。

テーブルランドへの登りは、急斜面だ。
道は不明瞭で、どこでも道に見える。
しかしながら、どこにも道がない。
仕方がないので、適当にガムシャラ登る。
意外とあっけなくテーブルランドに着く。

ここからは勝手知ったるテーブルランドだ。
まずは、東端峰から東のボタンブチへ。
予定通り、ここの大展望レストランで昼食だ。

奥ノ平に着くと、ようやく人に会う。
ボタンブチには、何人かの人影が見える。
それにしても、連休中日だというのに、登山者が異様に少ない。

ボタンブチに着く頃、まだ1時半だというのに、テーブルランドには誰もいなくなってしまった。
静まりかえったボタンブチでは、ケルンを積み、静かに手を合わせた。

帰りは、幸助、マユミ、東、奥の各池を巡る。
最後に台地を振り返り、ゆっくりT字尾根に向かって下降する。
長大なT字尾根にも、人の気配はない。
少し西に傾いてきた太陽に向かって、T字尾根を急ぐ。
途中、何度も振り返り、ボタンブチを見つめる。
緩やかなアップダウンの続くT字尾根の旅は、誰にも会うことなく、林道に着地した。

駐車地までの林道は、丁度紅葉が見頃だった。
西日が当たり、木々が赤や金色に輝いている。
真っ赤なカエデの葉っぱを拾いながら、林道をゆっくり歩いていると、
いつの間にか、自然と「もみじ」の唄を口ずさんでいた。
歌詞にピッタリな情景に酔いしれながら。

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