榛名山へジイとバアに会いに行く。

2020年08月19日(水) [日帰り]

コースタイム

榛名山の沼ノ原だけを散策、所要時間は花見て回って1時間半です。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県営松之沢グラウンドの駐車場に車を駐めて、沼ノ原を周回しました。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。スピードの出やすい直線道路を渡るので、車の往来には注意しましょう。

写真

8/19 15:11

榛名山でバアソブが大発生とのレコを目にし、さっそく調査に出向きました！

8/19 15:11

バアソブはヒメツルニンジンのこと、前からここで見たことがありますが、今年は鈴なりです

8/19 15:12

あちこちにひっからまって大量発生中でした

8/19 15:10

先端が紫色の花の中には雄しべが5本、ちらりと見えています

8/19 15:12

ツルであちこちに絡まって天高くご機嫌な様子

8/19 15:13

ひっからまって生きる、って人間界と似てるなぁ（＾＾

8/19 15:13

たまには上向いて咲いてるのもありますよ

8/19 15:14

野原には光るママコナ

8/19 15:14

ユウガギクかな

8/19 15:16

見飽きた感のあるツリガネニンジン

8/19 15:16

マルバハギは秋の風情

8/19 15:22

コバギボウシは終盤

8/19 15:22

シシウドは宇宙

8/19 15:27

ノダケは茶っぽいのが混じるんだね

8/19 15:28

元気なオミナエシ

8/19 15:47

ヒメシロネも光る

8/19 15:48

風に揺れるマツムシソウ

8/19 15:53

ミソソバも光る

8/19 15:55

そしてこちらがジイソブこと普通のツルニンジン、ここでは少数派です

8/19 15:56

バアソブよりちょっと大きく、花の色目が緑色っぽい感じです

8/19 15:57

ジイソブ＝爺蕎、爺さんのソバカスという意味で、婆蕎は婆さんのソバカス、花の語源って面白いね

8/19 16:03

アキカラマツは知らぬ顔

8/19 16:08

木漏れ日に光るフジクロセンノウ

8/19 16:19

コオニユリは今ごろ満開です

8/19 16:22

ノコギリソウは終盤

8/19 16:23

シモツケ、息が長い花です

8/19 16:23

風に揺れるススキ、もうそんな時期なんだね

8/19 16:25

ユウスゲもほぼ終了

8/19 16:26

シラヤマギクは見頃

8/19 16:27

終盤に輝く人生、マネしたいなぁ

8/19 16:27

コウリンカはまだまだ行けそうです

8/19 16:28

コオニユリ、まだ蕾があるっていつまで咲く気？ww

8/19 16:31

タカトウダイはもうそろそろ種になりそう

8/19 16:32

ヨツバヒヨドリ、蝶々はさすがに少なくなったなぁ

8/19 16:38

吹き渡る風は秋の風

8/19 16:40

マツムシソウの向こうから家族連れ、夏の忘れ物を取りに来たのかな

撮影機器：

α7R IV ILCE-7RM4 ボディ SONY

感想

yamaonse

夏休み最後の日は、榛名山でジジババ探し。ここ数日もうイヤっていうほど花は見たし、バアソブも八島湿原で目にしたんだけど、ジイソブも揃って大量発生中と聞き、通院や年寄りの食事づくり、布団干しと一通りの家事をしてからの夕暮れ散歩です。

お盆も終わって人気が一気に少なくなった榛名山、人が群がっていた頭文字Dのマンホールには誰も居らず、榛名湖畔では観光馬車の馬たちが手持ち無沙汰な様子で寛いでいます。夕方まで安定の晴れ、下界は猛暑でも山ではもう秋の風が吹き渡ります。

バアソブは婆さんのソバカスという意味、ジイソブは爺さんのそれで、爺の方が婆よりひとまわり大きい。婆は紫色で爺は緑色っぽい。二つ並べると違いが分かるらしいが、見てる限りでは同じにしか見えず。でも、爺さん婆さんてのに惹かれるなぁ。

西上州でジジババといえば御堂山の奇岩ジジ岩、ババ岩のこと。シュンランも語源的にはちょっとエッチらしいけど、ジジババって言うね。今さらながらの二つで一つ、名前付けられた岩や花は迷惑かもしれないけど、昔の人のユーモアっていいなぁ。

コメント

miketama

ジジババ
こんにちは　yamanoseさん

信州遠征、楽しく拝見しました♪
戸隠の山宿、すてきですね、
黒姫山へ行ってみたいとは思っていたのでチェックしました！
でも黒姫山、下りが私にはキツそうです( ´△｀)

>スピードの出やすい直線道路

以前、高崎在住の友人と榛名山へ行った時に、スピードでお縄の他県ナンバーの車を見た事を覚えています。
せっかく遠くから来たのに、お気の毒さまです。

じじのそばかす、ばばのそばかす、
面白いですね！
わたしもそばかすだらけなので、いずれ『ばばそば』ですが、可愛らしいから（お花は）なんとなく安心！？（ちょっと違う？笑笑！）

で　シュンランがジジババ？
もう、こんがらがっちゃう。

ゆうすげ、
榛名山の辺り『ゆうすげの湯』とかありましたねー、
ゆうすげとニッコウキスゲとカンゾウの違いもわからない私ですが…。

それにしてもyamanoseさんが行く所行く所、お花がよく咲いていますね♪

遠くまで行かれなくても近場で楽しめるじゃあ、あーりませんか(笑)

yamanoseさんが目が利くのか、お花がyamanoseさんに語りかけているのか……
「ここよ、ここ」
って。

さしづめyamanoseさんが『花咲かじじ』？
…失礼しました(^-^;

yamaonse

Re: ジジババ
miketamaさん、こんばんわ。信州の山、特に今回初めて登った黒姫山はいい山でしたよ。火打・妙高のような派手さはないけど、静かな渋めの山でした。岩場の道は背の低い女性単独だとルート見つけるのが難しいかもしれませんが、メインルートなら比較的安全です。戸隠小舎は朝早いご飯OKだし、登山口までの送迎もしてくれるようなので、電車・バス旅でも便利。お弁当は過去最高の旨さだったし、行く機会があればぜひ泊まってみてください。

榛名山、直線道路はスピード出ますが、行くまでのクネクネ道もガードレールの破損が目出しました。赤城山もちょっと前より破損箇所が増えたし、頭文字Dの悪影響なのか。ジジババは語呂も面白いですね。シュンランはちょっとエッチ系なので興味あれば調べてみて（爆）aridisiaさんによれば、ユウスゲはカンゾウの赤色要素がない花とのこと。ゆうすげの湯は今でも健在、濁り湯で温泉感たっぷりなので、こちらもぜひお立ち寄りを。

そして花がよく咲いている件、咲かせる技法など存じておりません（爆）答えは、咲いているところを見つけて行っているから、なのです。最近、動体視力が落ちた、というか、見たモノに対する反応が落ちて、お花の語りかけに気づけないことが多々あります。特に、ゆうぐれ時の日差しが斜めに落ち始めた時間帯は、影と花がごっちゃになって認識ができないこと多し。目に御利益のあるお寺とか狙って参拝しても、年には勝てないな（笑）

てるさん

夏休みの〆は地元榛名山。
yamaonseさん、こんばんは！

北信州から続く夏休み登山の〆はやっぱり榛名山でしたか。
それにしても花に囲まれたいい夏休みでしたね
下界は猛暑続きですが、写真見る限り随分秋めいてきましたネ。
今年はドライブがてらちょこっと覗いたユウスゲですが、もう終盤ですか。季節は確実に秋へ・・・ですかね。
9月に入ったらちょっと榛名にお邪魔するつもりです。
春蘭 ジジババねぇ〜、確かに
そういえば昔、祖父がジジババを植木鉢で育てて鑑賞してたけどアレ盗掘だったのかな？今ではお縄

yamaonse

Re: 夏休みの〆は地元榛名山。
teru-3さん、こんばんわ。赤城→榛名→赤城・・・と輪廻のように繰り返してきた二つのや山。夏休み登山は赤城から始まり榛名で終わりました。高山植物や雪融け直後の花は見れなかったけど、終わってみればそこそこ花に囲まれた夏山シーズンでした。

山はもう秋、夕暮れどきの草原には、夏とは違う風が吹いていました。ゆうすげはほぼ終盤、コオニユリが頑張ってるのが救いです。きっとレンゲショウマは見頃を迎えているはず。来月になれば例のアレ、咲いてると思いますよ（＾＾）

シュンランは庭に植えても育つ花、それはそれでよいのではないのかしら。ニリンソウとかクリンソウとか、ツバメとか、人間とフレンドリーなのは仕方がないのかも。山やスキー場のお昼はビールで乾杯とかしてたのも、今ではお縄ですね（爆）

yakidango

素晴らしい夏休み
yamaonseさん、こんばんは^ ^

夏休みは信州だったんですね。黒姫山は行ったことがないので楽しく拝見しました。1000メートルアップの行程１７キロはけっこうキツそうですね。周辺の戸隠山や高妻山はまだ未踏なのでこれから行くのが楽しみな場所です。

go toトラベル、色々と言われていますが、車で行って泊まる分には感染のリスクはそれほどない気がします。接するのも宿の人くらいですし手洗いをしっかりすれば大丈夫じゃないのかな。私も前回の赤城山と今回白馬でもう二回利用しました。金銭面だけ見ればすごくお得ですよね^^;

ハイキングに加えて、魅力的な宿と食事、戸隠神社と善光寺の名所巡り、理想的な夏の山旅だったですね^ ^

yamaonse

Re: 素晴らしい夏休み
yakidangoさん、こんばんわ。先日のお泊まりレコ（みなかみ＆赤城山）に触発され、自分も久しぶりのお泊まり山行をしてきました。宿のドアノブとか隣の席の人とか、考え出せばきりないけど、こぢんまりとした宿や部屋から出ないホテルなら比較的安心かと思いました。まだ飛行機や新幹線の旅や、もしものときに自力で戻らなきゃならない山小屋までは気持ちが行きませんが、とりあえず尾瀬くらいは行きたい、と漠然と考える日々です（＾＾）

さて、信州山旅。戸隠エリアは初めてでしたが、どっしりとした山容の山歩きは充実感がありました。戸隠、高妻はそれなりの覚悟が要と思いますが、黒姫や飯縄、斑尾はとっつきやすいので今年のような春から全開、と行かなかった年には最適です。火打・妙高のような派手さがないのも魅力です。麓の宿もよかったし、盆地全体、森全体が境内のような戸隠神社は他にはない存在感です。去年行った白馬もまた行きたいな。レコが楽しみです！