円山木ノ頭 弁天尾根↑本間ノ頭東南尾根↓ 癒しの巨木の森

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,478m
• 下り: 1,375m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:46

6:02 スタート地点
6:11 6:11 青宇治橋
6:20 6:23 塩水橋
7:06 7:09 ワサビ沢出合
7:30 7:30 弁天杉分岐
7:39 7:45 弁天杉
7:51 7:51 弁天杉分岐
8:12 8:12 植林帯終了（910m）
9:32 9:34 円山木ノ頭
9:59 10:02 無名ノ頭
10:09 10:16 本間ノ頭
10:21 10:21 南東尾根下降地点
11:47 11:47 741峰
12:18 12:24 塩水橋
12:34 12:34 青宇治橋
12:48 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り・下界は酷暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

塩水橋まで車で行こうと思っていましたが、災害により1~2km程度手前の旧金沢キャンプ場付近で県道が通行止めでした。通行止めの手前に路上駐車。
なお、塩水橋付近には駐車禁止の看板がたくさん立ってました。ここら辺は路駐以外に車停めるところがないんですね。

コース状況／危険箇所等

弁天尾根、本間ノ頭東南尾根ともバリエーションルート。

弁天尾根は全体的に明るい広い尾根でとても歩きやすい。下部は植林帯だが、上部にはとても美しい落葉樹の巨木の森ゾーンがある。植林帯は作業道を歩き、上部は適当に歩くことになるが特に問題なし。

本間ノ頭東南尾根は弁天尾根と比べると暗く不安定な急斜面が多い。こちらにも弁天尾根に劣らない巨木の森ゾーンがある。こちらの巨木は落葉樹と針葉樹のミックス。尾根の一部は常緑樹の森にもなるので暗い尾根のイメージになっている。
要注意箇所は以下の二点
・940m地点で右折。赤い杭とリボンが目印。右の斜面に降りて尾根に乗る。
・741m峰で左折。鹿柵に沿って90度左折。

本間ノ頭東南尾根の方が歩きづらいので、こちらを登りにした方が楽だと思われる。

写真

8/22 6:21

災害による通行止めで塩水橋まで車で来れず、手前から1~2km歩いてきました。塩水橋先の林道分岐です。ゲートを越えて林道をさらに歩きます。

8/22 6:25

林道の旧橋梁ですが、大量のゴミが引っかかっている様子です。これって、増水時にこの高さまで水が出たっていうこと・・？すごいな。

8/22 7:07

塩水橋から50分程度歩きここから林道を外れます。ガードレールの支柱に「→ワサビ沢出合」と書いてあります。

8/22 7:07

「→ワサビ沢出合」

8/22 7:09

すぐに渡渉します。

8/22 7:09

渡渉したら右の方の踏み跡を辿ります。（写真ではわかりづらいです）

8/22 7:12

そうするとなぜか舗装路が現れます。

8/22 7:12

丹沢山に登るルートがあります。ここから取り付くようです。「堂平〜丹沢山」と書いてあります。

8/22 7:14

舗装路の終点まで行ってしまいましたが行き過ぎです。

8/22 7:15

ちょっと戻り、ここを渡渉します。リボンがあります。

8/22 7:17

渡渉箇所を振り返って。

8/22 7:17

斜面に林業作業ようの踏み跡がありますのでそこをたどります。リボンもあります。鹿柵がありますが扉が壊れていて開きっぱなしです。

8/22 7:29

10分ほど登ると弁天杉への分岐があります。弁天杉方面にはロープが門のようにかけられています。

8/22 7:35

人工林の中に1本だけ目を引く巨大な杉があります。写真では伝わりづらいですが、物凄い存在感です。

8/22 7:38

弁天杉です。圧倒的なエネルギーを感じます。

8/22 7:52

先ほどの分岐に戻って登り始めます。最初は倒木に行く手を阻まれます。
その後は作業道を辿りますが、尾根が見えてきたら尾根に乗ります。作業道は基本的に植林帯の中を行き、尾根には乗りません。

8/22 8:12

910m付近で人工林が終わります。

8/22 8:15

950m付近の開けたところで小休止。

8/22 8:25

倒木です。そろそろ木が太くなってきました。

8/22 8:39

ここからしばらくは広い明るい尾根にになります。

8/22 8:51

ゴジュウカラが木を登っていました。

8/22 8:53

巨木の倒木。神秘的。

8/22 8:53

大きな猛禽類が現れびっくりしました。何という鳥だったのかはわかりません。オオタカとかだったらいいなと思いますが。

8/22 9:00

ここでキャンプしたいなぁ。

8/22 9:00

真ん中の木が枯れ、この木が葉を広げていたスペースが空いたということなのでしょうか。ぽっかりと空に穴が。

8/22 9:10

倒木に、キノコの一種なんですかね。何かが大量発生してます。

8/22 9:13

8/22 9:15

天国のようなところですね。

8/22 9:17

記録を見ると円山木ノ頭には登らず、右の方へトラバースして登山道に出るルートを取るケースが多いようですが、せっかくなので円山木ノ頭に突き上げてみようと思いました。

8/22 9:32

特に藪漕ぎもなく、ピークに出ました。ここから出てきました。

8/22 9:32

円山木ノ頭です。ここはなぜか虫だらけで早々に退散。
ここから一般登山道です。

8/22 9:39

弁天尾根からの踏み跡が登山道と合流するところを振り返ったところです。直進が弁天尾根。登山道はここを右に折れています。
一応木の枝で通せんぼしているようですが、ただのゴミのようにも見えますし、踏み跡がはっきりしすぎているので間違えて直進してしまいそうです。

8/22 9:42

なので、誠に勝手ながら、もう少し木の枝を追加しておきました。

8/22 9:51

崩壊地

8/22 10:00

無名の頭に到着です。ここも虫が多い。

8/22 10:10

本間ノ頭へ到着です。

8/22 10:10

ガスが出てきました。

8/22 10:12

本間ノ頭から北へ向かう道はこんな感じでした。

8/22 10:21

本間ノ頭南東尾根の下降点です。この看板が目印です。

8/22 10:21

わかりにくいですがリボンもあります。

8/22 10:41

こちらの尾根はあまり踏み跡ははっきりしません。最初のうちは暗くて狭く藪っぽいですが、藪漕ぎはありませんでした。

8/22 10:43

1140m付近で開けたところに出ます。巨木の森です。素晴らしいとこです。弁天尾根と異なり針葉樹の巨木も多いです。
ここらへんで落とし物を探しにちょっと登り返したりしています。

8/22 11:06

古い看板がありました。鹿の鳴き声が四方から聞こえます。
なぜかGPSが止まっていたことに気づきました。

8/22 11:24

940m付近、この杭のあるところ右折です。直進方向（この写真の方向）ではありません。向こうに鹿柵と鹿柵を乗り越えるための梯子がありますが、そちらには行きません。
右側は最初は普通の斜面のように見えますが、少し降りると尾根の形状が出てきます。
キツツキが木を突く音が聞こえていました。姿を探そうとしていたら逃げてしまいました。

8/22 11:30

針葉樹の巨木が点在します。

8/22 11:30

針葉樹の巨木と常緑樹のミックスです。

8/22 11:41

常緑樹の森です。

8/22 11:47

741峰です。ここは左側が鹿柵で囲われていますが、それに沿って左折するような感じで進みます。だんだん標高が下がるにつれて暑くなってきます。

8/22 11:56

690m付近くらいから登山道ではない廃道が尾根を何度も横切ります。つづら折りで結構幅の広い道になっています。

8/22 11:56

傾斜が緩く広いので登山道ではありません。広いと言っても車が走れるほどではありません。馬の利用とかを前提とした道なんですかね・・・？よくわかりませんが。

8/22 12:19

最後、鹿柵を越えます。

8/22 12:19

鹿柵の外側を歩き

8/22 12:21

作業道はこの「林業用経路」のようです。県有林なんですね。

8/22 12:21

祠があり、

8/22 12:21

鳥居があります。

8/22 12:23

塩水橋に降りてきました。

8/22 12:23

塩水橋付近は駐車禁止だそうです。道路は暑いです。
ここから車を止めたところまで1~2km歩きます。途中で災害復旧の道路工事をしていますが、ちょうど昼休みの時間だったので邪魔することなく通過できました。よかったです。

撮影機器：

PENTAX K-S2 ペンタックス

感想

れむ

下界は酷暑の夏ですが、多少標高もあることもあり、山中は快適でした。
近場で雨が降らなそうで人がいなくてそこそこの標高で楽しそうなところ、ということで考えたコースです。結果、雨は降らず、出会った人は登山道で1人だけ、天国かと思うような素晴らしい巨木の森、とても満足できました。
ちなみに、今回は980円のワークマンの冷感コンプレッションを着て行きました。汗冷えを促進する仕様のようで、風に当たると気持ちの良いシャツでした。まくっていた長袖を戻した時、まくっていた時よりも涼しくなったので、冷感効果はあると思います。汗冷えを促進するというのは登山ウェアとしては通常ありえない仕様だとは思いますが、夏の低山なんかでは良いのかもしれないなと思いました。