秋の気配、展望の尾根歩き 武尊山（高手新道ピストン）

2020年08月25日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,333m
• 下り: 1,333m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:46
• 休憩: 0:05
• 合計: 7:51

6:24 スタート地点
10:30 10:35 武尊山
14:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高手新道登山口p（川場スキー場手前のp）　トイレなし

コース状況／危険箇所等

　特別危険な箇所はありませんが、距離長く、アップダウンも多いです。特に、酷暑・残暑厳しい時期は、熱中症・下肢の痙攣などの予防・対策があった方が良いですね。

写真

8/25 6:25

今日は高手新道ルート
ゲート脇を抜けてスタート

8/25 6:30

待宵草（マツヨイグサ）　
まだ朝露を纏い、しっとり咲いている　

8/25 6:38

森の線香花火　猪独活（シシウド）

8/25 6:39

薊（アザミ）

8/25 6:40

こちらは、横に伸びる線香花火
山独活（ヤマウド）？

8/25 6:42

広葉樹と落葉松の樹林帯を、
緩やかに登っていく

8/25 6:45

秋の麒麟草（アキノキリンソウ）は、咲き初め

8/25 6:47

山萩（ヤマハギ）のピンクは、今日は希少

8/25 6:50

この野イチゴは、酸っぱくて美味しかったので、
いくつも頂きました(^_^)
小さな実で、パワーをチャージ

8/25 6:52

釣鐘人参（ツリガネニンジン）
今日の目的は、展望の尾根歩きだけど、
地味な花でも、ついつい撮ってしまい、なかなか進まない(笑)

8/25 6:54

だいたい500m事に、距離表示の標識あり、文字は消えつつあるのが多いけれど、ありがたい。残り6k以上あり、先は長い。

8/25 6:58

黄金色のモミジ
去年の秋の名残りか、それとも気が早いのか？

8/25 7:05

高手山山頂
平らな地形で、あまりピークらしくない

8/25 7:06

祠の苔は、古さを感じさせる

8/25 7:12

反魂草（ハンゴンソウ）

8/25 7:14

薄、暑くても、確実に季節は移り変わっています

8/25 7:14

鵯花（ヒヨドリバナ）と、反魂草（ハンゴンソウ）

8/25 7:19

落ち葉で、ふかふかの径
樹林帯で涼しく、ゆっくりと高度を上げているので、
今の所は、まずまず軽快に歩く

8/25 7:47

笹の白樺林は、つづら折りに登る

8/25 8:02

蔓竜胆（ツルリンドウ）

8/25 8:20

ゲレンデが見えると、眺望が出てくる
剣ヶ峰山と沖武尊（武尊山主峰）　　

8/25 8:22

だんだん、丸太の階段のアップダウンが出てきて、
下肢に疲労を加えていく

8/25 8:24

植生もコメツガやネズコなどの、針葉樹になる

8/25 8:24

目立った岩峰、鬼岩と言うらしい
最初は獅子ヶ鼻山かと思ったけれど、違った

8/25 8:27

千手のような枝振り

8/25 8:35

西岳山頂着、パノラマ望めます
これから、待望の展望の尾根歩きになるけれど、
容赦なく陽射しが照り付ける

8/25 8:35

剣ヶ峰山
冬季には、ゲレンデトップからだと近くです

8/25 8:36

中遠景は、雲海が広がっています

8/25 8:38

谷川岳

8/25 8:44

アキアカネ
たくさん飛んでいたが、止まっているのは少なかったような・・

8/25 8:53

雲海に飲み込まれそうな赤城山

8/25 8:57

玉原湖
奥には、草津・志賀の山々

8/25 9:03

セリ科の小さな白い花に見送られ

8/25 9:07

山岳風景と秋の空
2000m級の景観ですが、気分が高まります

8/25 9:07

この景色を見ながらの稜線歩きは、
楽しいです

8/25 9:16

獅子ヶ鼻山
残雪期に2度登頂していますが、
今の時期は、道なく強烈な藪で、ほとんど登られることはないです　

8/25 9:16

上越の山並みの上空には、秋の雲が広がっているけれど、
こちら同様残暑厳しいのかな

8/25 9:18

剣ヶ峰山頂より
これから歩く稜線と武尊山

8/25 9:18

この景色を見たくて、
ここを歩きたくて、来たけれど・・
久々の登山らしい登山なので、不安あり。でも、行くしかない！
秘密兵器もあるし・・

8/25 9:19

中ノ岳、家の串山、剣ヶ峰、前武尊
あちらからは旭小屋から不動岳経て、12年前の秋に歩いたが、
紅葉も良いけど、不動岳の鎖場がアスレティックで、面白い。

8/25 9:34

ゴゼンタチバナの実
一粒食べたけど、無味でした

8/25 9:40

緑が美しい素晴らしいトレイル
でも、ほんんど人に会わず、ここまでで3人、全行程で6〜7名のみでした

8/25 9:56

岩茵蔯（イワインチン）

8/25 10:19

振りかえると、目を引く剣ヶ峰山の雄姿

8/25 10:21

山頂直下ガレ場は、ずり落ち登りずらく、右足が引き攣りそう。ガレ場の周りは、何種類かの花が咲いていて、規模も小さくて地味だけど、武尊では一応花畑（　＾ω＾）・・・

8/25 10:30

どうにか武尊山山頂
1名の方のみ居て、すぐに居なくなった
帰路長いので、自分も景色だけ撮って、すぐに退散

8/25 10:31

剣ヶ峰山と右に玉原湖

8/25 10:32

左に平ヶ岳、手前真ん中に笠ヶ岳、右に至仏山
絵から外れて右には、燧ヶ岳も見えます

8/25 10:33

中ノ岳　
左奥に霞むは、錫ヶ岳？その左に日光白根山が見えるはずですが、雲の中です

8/25 10:35

神秘的な池

8/25 10:39

小さな花畑で、撮影タイム
御山竜胆（オヤマリンドウ）

8/25 10:45

鳥兜（トリカブト）　

8/25 10:47

青空入れて、姫沙参（ヒメシャジン）

8/25 10:48

ドライフラワーの薄雪草（ウスユキソウ）

8/25 11:02

緑に覆われた谷間の向こうに、聳える剣ヶ峰
武尊山のグリーンシーズンも、魅力的ですね

8/25 11:02

癒しの風景です。でも、小さいけれど登り返しが何度も続く。
心配していた通り、最初の登りで、早くも右足が痙攣。でも、3日前に通販で届いたコムレケアゼリーを、予定通り？に服用して、5分の休憩で、普通に歩けた!(^^)!凄い効能です

8/25 11:20

色付き始めたナナカマド

8/25 11:21

夏の雲が剣ヶ峰へ、迫ってきた
でも天気はもちそう

8/25 11:32

小米草（コゴメクサ）

8/25 11:35

振り返る
沖武尊〜剣ヶ峰山間のこの稜線は、登山1年目の登山4回目の時、武尊神社からの武尊山・剣ヶ峰山周回で歩いているが、ガスでほとんど眺望なかったので、14年振りのリベンジです。

8/25 11:46

鹿ノ俣山から獅子ヶ鼻山に伸びる尾根は、
冬・早春には魅力的な雪庇の尾根になります

3/14 10:31

真ん中が獅子ヶ鼻山、左沖武尊（武尊山主峰）、右が剣ヶ峰山

3/14 11:22

獅子ヶ鼻山山頂から、玉原湖を見下ろす絵

8/25 12:08

爽やかな空で、心地良い風も吹くのだけど、暑いな〜

8/25 12:16

剣ヶ峰山を越えて、スキー場が見え、まだ小さなアップダウンあるけれど、ひと安心。ここで少し寛ぎます。

8/25 12:28

黄縁立羽（キベリタテハ）
落ち着いた色調の中に、華やかさもある優雅な翅

8/25 12:38

針葉樹の森へ

8/25 12:42

コメツガ
陽射しから解放され、幾分楽に

8/25 12:43

ネズコ（クロベ）

8/25 13:00

ちょっとゲレンデに降りてみると
ヨツバヒヨドリとヤマハハコの群生
アサギマダラは飛んでいたけれど、あまり止まってくれない

8/25 13:04

ヤマハハコ
今年は、夏の高山植物見れずに、秋の花のシーズンになってしまったけれど、仕方がないです

8/25 13:19

登山道戻り、20〜30cm位の巨大なキノコ
針葉樹の根元又は近くに生え、
木（特に落葉松）を内部から腐食させ枯らしてしまう、カイメンタケ（海綿茸）みたい

8/25 13:35

サクサク歩きやすい白樺林、落葉松林を過ぎ、ミズナラ・ブナなどの広葉樹林へ、紅葉期も良さそうですね

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

ben1966

　武尊山は11年振り3度目。最初は、登山1年目の14年前の登山4回目に、武尊神社から、沖武尊〜剣ヶ峰山周回。その時はガスで眺望無し。2回目は旭小屋から、不動岳経由で前武尊・家ノ串山・中ノ岳・沖武尊のピストン。なので、剣ヶ峰山〜沖武尊間のプロムナード間の景観は、満喫していない。今回、晴れが期待できるので、未踏の高手新道ルートから、チャレンジ。

　このルートは、危険箇所こそないが、距離とアップダウンは、今までのルート以上。今年は、ほとんどが赤城山・榛名山・鍋足山周辺の、人が歩かない又は少ないルートばかり（それは好きなんですけど、人気の山も歩きたい場所がある）歩いている。おかげで10m位の距離で、熊さんにも会いました。距離・標高差から見ると、まともな登山がほとんどない。なので、事前にコムレケアを通販で購入し、予想通り？に、右下肢が痙攣して、すぐに効能を確かめることができました（笑）

　いいえ目的はあくまでも、展望の尾根歩きで、期待通りの景観に満足です(^_^)。このルートを歩かれる方は、花目的ではないでしょうが、一応花もアップしました。
　残暑が厳しいですが、花は秋の花に移っています。出会った方は6・7名で、高手新道ルートの広い駐車場には、自分以外1台だけで、今日も静かな山歩きでした。