安倍川源流紀行・身延山脈中部縦走 十枚山

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 11:14
• 距離: 28.5km
• 登り: 2,105m
• 下り: 2,745m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:55
• 合計: 11:07

4:53 梅ケ島温泉駐車場
4:55 4:55 梅ヶ島温泉
5:00 5:05 八紘嶺安倍峠登山口
5:54 5:59 八紘嶺登山道入口
6:39 6:39 安倍川源流
6:45 6:45 安倍峠
7:27 7:38 バラの段
8:09 8:09 ワサビ沢の頭
8:40 8:51 大笹ノ頭
9:20 9:21 奥大光山
10:07 10:08 大光山
10:42 10:43 刈安峠
12:26 12:38 十枚山
13:00 13:01 十枚峠
13:31 13:36 下十枚山
14:01 14:02 岩岳
14:15 14:15 岩岳（南峰）
14:45 14:45 旧地蔵峠
14:54 14:55 地蔵峠 安倍奥東山稜
15:32 15:32 真先峠
15:41 15:41 葵高原
15:52 15:52 有東木バス停
16:00 ゴール地点

GPSデータを無修正で登録しています。

天候

晴れ一時曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 自転車

渡本-梅ヶ島温泉 750円 しずてつジャストライン

コース状況／危険箇所等

梅ヶ島温泉⇔安倍峠
ワサビ沢の頭⇔刈安峠
十枚山⇔地蔵峠⇔真先峠 いずれの登山道も問題ありません。
安倍峠⇔ワサビ沢の頭 ヤセ尾根で急な部分が多く足場が悪いです。
刈安峠⇔十枚山 ヤセ尾根部分があります。

山梨側から稜線に達する大規模なガレが複数あります。
登山道の下は空洞のところもあります(木の根で持ってる)。
倒木を迂回するところはあまり踏まれていません。

大光山と十枚山の山頂で縦走路が直角に曲がります。
南下する場合は山梨側へ左折します。うっかり直進すると下山してしまいます。

その他周辺情報

バスに乗車した以外はどこにも寄りませんでした。
元々商店が少なく、PM5:00を過ぎるとほぼ営業が終わります。
黄金の湯と虹の湯くらいしかやっていません。

写真

8/29 4:52

梅ヶ島温泉駐車場をスタート。
ここのトイレは大変綺麗です。
関係者の皆様ありがとうございます！

8/29 5:54

今年は林道が閉鎖のため、第二登山口も大変静か。
安倍峠へは一時林道を歩きます。

8/29 6:10

源流へダイブします。

8/29 6:13

最初は川床より高いトラバース道ですが

8/29 6:16

程なく河原へ降ります。

8/29 6:18

礫のある河原ですので沢登りの要素はありません。
ハイキング装備で足ります。

8/29 6:19

しっかり踏跡があります。
ゆるやかな登り。

8/29 6:21

途中でトラバース道が現れますが、河原通しで歩けます。

8/29 6:22

木に優しいバネで取り付けられた銘板。

8/29 6:23

ラピュタの根。
川の真ん中の石の上に生えてます。

8/29 6:29

渡渉もありますが、この水量では楽勝。

8/29 6:30

一面苔の渓谷。

8/29 6:33

林になった部分もあります。

8/29 6:35

安倍川最初の水溜り。
手前が上流側です。

8/29 6:36

水源地に水は無く伏流しています。

8/29 6:38

川ではなく窪地になってきました。

8/29 6:41

安倍峠へ到着しました。

8/29 6:42

すぐ上には車道があるので、増水時はこちらから降りられます。

8/29 6:52

喰い込み標識の下にはお地蔵さん。

8/29 7:03

バラ谷の頭へ向かいます。

8/29 7:18

朝は晴れて陽が射していました。

8/29 7:30

バラ谷の頭へ到着。
本日の富士山。

8/29 7:35

身延方面の山々。

8/29 7:50

ガレが稜線を喰い破りそうです。

8/29 8:08

ワサビ沢の頭からは安心して歩ける登山道になります。

8/29 8:21

こんな感じ。

8/29 8:36

抹茶ロールケーキがありました。

8/29 8:43

大笹の頭へ到着。

8/29 9:29

稜線から黄金の湯と新田集落が見えました。

8/29 9:56

大光山に到着。
十枚山に比べて地味な山頂です。

8/29 10:59

ここのガレは大規模で大きく巻いて道が付いています。

8/29 12:28

十枚山は静岡・山梨とも同一名称でした。

8/29 13:00

山頂が刈払われているのは、今年の暑さでは歓迎したくないです。
そう思うのは登山者の勝手。
整備される方々のご努力に感謝いたします。

8/29 13:28

登頂証拠。

8/29 13:46

金剛力士木。

8/29 14:14

岩岳ってピークが二つもあるのですね。

8/29 14:19

ちょっとしたガーデンがありました。
滑りやすく通過には注意が必要です。

8/29 14:50

ようやく地蔵峠。

8/29 15:29

登山口まで降りてきました。

8/29 16:01

バス時刻一分前に到着。
下るだけの自転車であっても楽じゃないです。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

JA12V

お盆の山行が不完全燃焼でしたので、難度を落として日帰りでの縦走を計画しました。
単独で効率よく回るために、地蔵峠下の林道に自転車を置き、夜明けとともに梅ヶ島温泉をスタートする計画にしました。
十枚山だけは高校の部活で行った覚えがありますが、写真も残っておらず既にどのコースを歩いたか記憶にありません。
したがってほぼ初めて歩く感覚でした。

安倍川源流部はとても良い雰囲気の場所でした。
似たような場所は少ないと思いますが、強いて言えばドンドコ沢、地蔵岳の鳳凰小屋手前の河原歩きが同じような感覚になれます。
安倍峠の方は林道さえ開通すれば手軽に行けるのが魅力です。

稜線に入ってからは暑さとの闘い。
幸い途中から曇って来たのでだいぶ助かりましたが、2.5L持って行った水分がほぼ無くなりました。
速乾性衣料を着てはいますが、常に発汗しているので乾きません。
この時期ですから虫が寄って来ますが、幸いヒルにはやられませんでした。

地蔵峠からの自転車の下りですが、思ったほど楽ではありません。
自転車にはエンジンブレーキがありませんので、常にブレーキを握ることになります。
急カーブ、下り勾配も加わり腕に負担が掛かります。
ブレーキがフェードしないよう、荒れた路面でコントロールを失わないよう、カーブを曲がれるよう出来るだけスピードを殺して下ります。
渡本のバス停に到着したのは一分前でしたので焦りました。
それでも歩くことに比べれば極楽です。

時間はギリでしたが歩き甲斐のある良いコースでした。