丹波川本流〜一ノ瀬本流
- GPS
- 17:10
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 1,509m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
泳ぎ系をあまり行ったことない後輩君を連れて丹波川へ。私自信一ノ瀬までの継続遡行した事をなかったので、丹波川〜一ノ瀬の継続を計画。
当日
一ノ瀬林道は崩壊して通行不可無だったので、車二台で犬切峠経由で一ノ瀬林道へ。竜ばみ出合付近のだいぶ上流側の通行止め付近に私の車を止めて、Yoshimoto君の車で丹波川の入渓点がある駐車場戻る。
入渓して直ぐにYoshimoto君はスイッチが入ったのか、渡渉、泳ぎ、水流を見ての飛び込み、、どんどん先へ進む。たまに私のこともフォローしてくれ助けてくれる。
全然私よりも慣れてるじゃないかー!?
先輩ヅラしてごめんなさい。
手取淵では2人の遡行の差が顕著に出たと思う。
私はずっと左岸からへつる。が最後の最後でカチが外れて流された。
Yoshimoto君は水流を見て、途中から右岸へ移りヘツリ成功!
私は自信喪失。巻いて彼と合流。この時、そろそろ引退かと思った(苦笑
丹波川最後の核心丸山入道淵
ココが全く突破出来なかった。両壁がツルツルで掴め無い。先も長いので早々に諦め右岸の残置ロープを使用してヘツル。ココのヘツリが残置ロープがあっても厳しかった。手取淵でも思ったがラバーで来ればよかったと心底思った。この日、一ノ瀬も通じてココが一番難しいと感じた箇所であった。
一ノ瀬へ継続。ココまででYoshimoto君が優秀過ぎて早いペースで来れた。
丹波川は若干濁ってたが平水と感じたが、一ノ瀬は水量が少ない印象。河原歩きが続き、、
いつの間にか第一ゴルジュを過ぎてしまい、気が付きたら第二ゴルジュ。
ここは全く突破出来ず、左岸のトラロープを使って、、ってトラロープ切れてるし!?
がしかし、登りは簡単で良かった。が滑るので気を使う。
その後淡々とこなしてナイアガラの滝を越え、大常木の出合いを少し過ぎたところで脱渓。
一ノ瀬林道へ出て、竜ばみ方面へ歩く。と崩壊箇所が。。
先を見るとこれ以上は歩けない様子。
しょうがないので、懸垂下降で沢へ戻る。
この時私は懸垂を二回使用したが、彼は一回のみで、後は歩いて沢底へ降りて歩いていた。
この辺りも歩きが上手いなぁと感心。
ナイアガラNo.2を越えた辺りで、右岸にすぐ林道が見えたので、そこでまた脱渓。
林道へ出て竜ばみの出合を右に見た所で気付く。。
あーーー!!!!
もしかしたら、彼の車の中にサイフと車の鍵が入ったポーチを置いて来てしまったかも知れないー!?
更に歩き、私の車にたどり着き、ザック中を確認する。
あ、、やっぱりない。車の鍵がない。。。やっちまった。。
ここから丹波川入渓点の駐車場まで20km近くはある。
携帯を見るとこんな所でも電波入るじゃないか!?
早速Googleでタクシー会社を調べる。
1番近そうな塩山タクシー会社へ電話してきて貰うことに。
1時間近く待って、タクシーが!良かったー!助かったー!
沢靴は汚れていて、そのまま乗車するのも悪いので、2人裸足で乗車。
メーターをチラッと見たら既に1万円近く。
やば、今日8千円くらいしか持ってきてない。カードも持ってきてない。。
Yoshimoto君に聞くと私持ってますよ。と力強いお言葉。ほっ。
入渓点の駐車場へ着き、Yoshimoto君に支払って貰って、また彼の車で私の車まで戻る。
そしてまた道の駅たばやまへ。
今日は遡行中も彼に助けて貰い、最後の最後で迷惑をかけ、お金を払って貰い、散々な日でした。。
※俺的備忘録
①車二台で行く時は相手の車の鍵を確認
②手取淵で落ちた時、「あー!」と叫んだ。口を開けて叫んだが為に流された時、水を飲んでしまい、一瞬ヤバイ!って思った。
流された時は叫ばない方がいいのか?相手に分かるように叫んだ方がいいのか? どっちがいいんだろ?
流される前まで?は叫んでもいいが、流されたら叫ばない(口を開けない)方がいいかもしれないが、、
咄嗟に出来るか分からない。
因み今回ライジャケを付けたのはこのセクションのみ。
Mjunさんにお願いして、経験値の少ない泳ぎ沢へ。とは言え、徒渉講習、ヌビナイ川で下降、飛生川遡行を経て何となく感覚は掴んできていた。当日は気温が高く、これまでのように凍えることもなかったので、気持ちよく遡行することができた。死亡事故も散見されるので注意は必要だが、登攀系とは違った面白さがあり、かなり好きなジャンルだと思った。ゴルジュ以外は河原歩きが多いのが玉に傷。
赤石沢、双六谷、川浦谷、柿其川と行きたいリストに入っているが、徒渉&泳ぎ必須で計画できないルート。そこへの切っ掛けを探していたら、Mjunさんが丹波川の募集を出していた。その時は予定崩れになってしまっていたようなので、声をかけてみると快諾してもらう。短いからと一之瀬川まで付けてもらった。
始めの淵は7月の渡渉講習では、太腿辺りの水位ですら一歩も動くことができなかったが今回は胸まで浸かっても、へつることができる。とは言え、流芯ではとても泳ぐことのできない水量だった。ここの淵で流心を飛び越え+流されながら対岸に泳げば結構な水量でも突破できることが分かり、どんどん突っ込む。今日は二人なので後ろを気にする必要もなく、好き放題遊ばせてもらった。
丸山入道淵で本気突破を試みるも敗退。くやしい。ロープを付けて泳ぎリードしたが、モーメンタムのお尻ビレイループは泳ぎのために付いてるんだと思った。メインのビレイループにロープ付けると足に絡まりやすいが、お尻だと気にならない。ペッカーをスカイフック的に使おうとしたが、リスト紐の長さが短すぎてイマイチだった。力の入れやすさと取り回しやすさのバランスが大切だと思った。それにしても、ハングボルダーの能力がかなり高くないとゴルジュ突破は難しい。気を抜くと剥がされてスタートに戻ってしまう。
一之瀬の主要アトラクションを終えて、林道上がったところで崩壊地に合う。。東京都HP, 場所違うやん。。下降して遡行して登りなおして、駐車スペースにゴール!と思ったらmjunさんが車の鍵忘れたと。。5時間の追加を覚悟するも運よく電波が通じたのでタクシーに来てもらい事なきを得ました。次回から鍵持っているか確認しようと思った。泳ぎ沢は面白すぎてびっくりしました。最後の鍵がない発言にはもっとびっくりしました。またお願いします!
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