【袖平山】東野BSより蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳の予定が・・・・
baseman
体力度について
- GPS
- 08:09
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,204m
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※東野BSより登山口まで小一時間ほど道迷い
8:50 登山口
11:10 八丁坂ノ頭
11:30 姫継手前ベンチでランチ 12:00
12:15 姫次 12:25
12:40 袖平山 12:45
13:00 姫次
15:00 登山口
15:45 東野BS
| 天候 | 曇り〜小雪〜雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【東野BS〜登山口】※バスの折り返し付近にトイレあり ・バス降りて左の小路に進む ・舗装路を道なりに進むと少し幅広の車道に突き当たる ・そこを右折して道なりに登る ・右手に中学校が見えてくる ・中学校を過ぎた地点で分岐（飲み物の自販機が目印）、 ここで左方向「行き止り」の表記を目にするがそこを左折、 直ぐ横に「八丁坂ノ頭」方面への標識あり ・標識に沿って道なりに登る ・舗装路は左にあがって行くが左折せずに直進 直進は工事中だが、その先に登山口までの舗装路の林道が続く ・舗装路林道には何箇所か分岐があるが、要所の標識を確認 ・右側に白い登山者カードポストが見えてくる ・その横が登山口 【登山口〜八丁坂ノ頭】 ・登り始めは杉の植林の中のジグザグコース ・直ぐに尾根道へ出る ・結構な急登が続く、15Cm丈の霜柱がザクザク ・落ち葉で踏み跡が目立たない部分があり ・落ち葉の中に根っ子、小岩、凍土、霜柱が混在する ・片斜面の道幅の狭い箇所があり要注意 ・森林整備用のモノレールがあり、登りでは終始右側に位置する 【八丁坂ノ頭〜姫次】 ・凍土と霜柱の土道箇所はあるが歩き易い ・姫次は晴れていれば富士山の絶景ポイントでベンチもある 【姫次〜袖平山】 ・晴れると霜どけで泥道になる感じだが眺望のある尾根道 ・二つほどアップダウンを経て袖平山 ・目前に蛭ヶ岳の眺望でベンチあり |
写真
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感想
今年はクリスマス連休から、冬休みの長期休暇となった。
休み入ったら何処に行こう、雪中キャンプもトライ出来るかなと、
いろいろと構想を練っていた。
ところが、休みに入った途端、日頃の仕事疲れがドッと出てしまい、
偏頭痛などでやや体調不良、ここで雪中キャンプ計画を断念。
家でやり残した仕事をしながら静養し、復調の様子を伺っていたら、
27日にようやく頭痛がとれた。
早速、山行計画、
昨年のクリスマスに登った早朝の陣馬山頂からの美しい景色も思い浮かんだが、
先月行った塔ノ岳の先の様子も見に行きたかった。
ヤマレコで高尾と丹沢周辺を中心に山行記録をチェック。
tomonkeyさんの11月初旬の山行記録、
東野BSからの蛭ヶ岳・丹沢山へのアプローチを
お気に入りに登録し、参照しながら山行計画。
青根の東野BSから一気に蛭ヶ岳へ登り、丹沢山を経て、
先月ピストンした大倉・塔ノ岳へ抜けるコースで22Kmのロングコース。
先月よりも日没時間が短くなっている分、難しい状況だし、
それでなくても鈍足なので10時間超え覚悟で、ヘッデン付けて、
バスがあるうちに大倉に着けば大丈夫かな、とやや不安気にコースを決定。
天気予想では、28日の後半から崩れるが、日中は晴れということで決行。
念のため、レインウェアに加え、ULダウンジャッケト、薄でのバラクラバ、
ゴーグル、チェーンスパイク、スノー手袋、折畳み傘をザックに詰めた。
家を5時過ぎに出て、最寄り駅よりJR藤野駅へ向かう。
予定通り、藤野駅で6:20発の「やまなみ温泉」行き始発に乗り継ぐ、乗客3名。
20分ほどで「やまのみ温泉」バス折り返し場（終点）に到着。
7:10発の「東野」行き始発に乗り継ぐまで30分ほどの時間調整。
空は朝焼けで赤くなり、この時点では晴れの予兆であった。
トイレ、身支度を済ませ、ストレッチ運動をしていると、小型のバスが到着。
「東野」行きである、乗客は私一人、タクシー状態で200円前払い。
15分ほどで「東野」バス停（終点）到着。
山旅ロガーのGPSセット、昨日インストールしたiPhoneの地図アプリをセット。
登山口までの地図のハードコピーを手にし出発、順調なスタート。
途中の標識で確認しながら、右手に「青根中学校」を通過した地点で、
地図と標識を確認、そろそろ左折するはずかと・・・・、
ちゃんと確認しつつも「行き止り」の表示が目に入り、直進することに。
（これが間違いの始まり）
直進して行くと、左折箇所は何箇所かるものの、民家へ入り込む道ばかり、
次第に下り道となり、「このまさわキャンプ場」の標識がある橋で、
iPhoneの地図アプリで確認するが、はっきりしない。
とりあえず、引き返し、民家の住宅地に入る細い道を右に上り始める。
道幅のある車道に突き当たり、右方面で更に登る。
コピーしてきた地図によると、そろそろ大きく左に回り込む地点だ、
直進方面は工事中で「車両通行止」の表示、
その手前に左へ回り込んで登る舗装路があったので、そちらへ進む。
（これが二度目の間違い）
ヘアピンカーブを二つほど登ると「浄水場」施設で行き止り、
周囲には施設に沿って細い上り道があるが、『これは違う』と感じ、
先ほどの分岐点まで戻ると、工事の飯場から出てきた作業員のかたが、
「登山口は工事現場に沿って、林道を進んでください！」
と声を掛けてくださった。
漸く、地図通りの道になった。
あとは要所要所の標識に気を付けて、最初の登山口にたどり着いた。
予定時刻より、すでに一時間ほど遅れている。
小一時間、道に迷っていたいたことになる。
体力もそこそこ消耗して、天候も晴れずに、
かなりモチベーションが下がる。
この時点で、本日の計画を続行するには大きな不安が過ぎった。
計画では、遅くても12時には蛭ヶ岳に到着する予定であった。
兎に角、12時近くになった時点で再検討することとして、
登山口より、植林の中のコースを登り始めた。
ジグザグに杉林の中を登って行くと、比較的早く尾根道となった。
はじめは歩き易く感じ、ロスした一時間を取り戻そうと急ピッチで登った。
しかし、直ぐにバテ始めた、結構な急登である。
それに、足元が霜柱がザクザクしてグリップが効かない。
霜柱は10〜15CMほどの高さがあり、足首近くまで潜り込む。
コースは全体的に落ち葉に埋もれ、根っ子と小岩に躓くうえに、
ザクザクした霜柱の部分の見分けが付き辛く、かなり歩き辛い。
体力も消耗してペースが上がらない。
天邪鬼なもので、あれほど閉口した大倉からの
階段と木道のコースが懐かしく思えた。
お天気も良くならず、益々薄くらい雲が覆い被さって来て、
テンションもまったく上がらない。
ロスタイムを意識しすぎて、休憩も取らずに登り続けたために
ペースダウンで返って時間を要してしまった。
「姫次」手前のベンチで11:30、ここでランチ休憩をとり、
本日の計画を再検討、時間的にも体力的にもかなり厳しい。
寒風も吹き出し、小雪が混じって冷たいものが顔にあたる。
「姫次」まで進み、蛭ヶ岳を目の前に、
そして雪雲の中に姿を隠している富士山を確認して引き返すことにした。
姫次から「袖平山0.6Km」の表示が目に止まり、そこまで進み、
折り返すして戻ることにした。
「袖平山」からの蛭ヶ岳が間近に見ることが出来、
『ここまで来て残念。』という気持ちから、
道迷いのロスタイムと早めに崩れた天候を恨みながら下山を決めた。
帰りは、東野BSまで登って来たコースをそのまま戻ることにした。
「大倉」のバスの時刻表のコピーは持って来たのだが、
「東野」のバス時刻は調べて来なかったので、
Docomoタブレットで時刻表を確認すると16:02発があり、その次は17:30。
「袖平山」からの戻りの「姫次」で13:00時を少し過ぎだったので、
慌てずに降りても16時のバスには間に合うはずである。
本日は達成感の無いまま、一人反省会をしながらの下山となった。
・一ヶ月ぶりの山行とあることと、病み？あがりで完全な体力低下であった。
・前日の山行計画に時間が掛かり、寝不足であった。
・朝食を摂る時間を設定しなかったので、ペースダウンに繋がった。
・スマフォーアプリを過信、というか前日のインストールで利用しきれていない。
・シューズの中で足の遊びが気になった、厚手のソックスか中敷を検討。
・そもそもこの時期のコース取り計画が甘かったようだ。
・少し山歩きに慣れた感からの過信によるコースタイム設定であった。
などを思い描きながら、きょうはあまり良いことがながったので、
最後まで慎重に下山して、次回のために、最初に道迷いのポイントを
チェックしてからバス停へ向かった。
バス停には余裕で到着したので、ストックやスパッツをザックに仕舞い、
雪混じりの雨が本格的降ってきたので、バス停横の軒先を借りて雨宿り。
16:02便が予定通りに来て乗り込む、乗客は私一人。
途中、もう一人ピックアップし、20分ほどで「やまなみ温泉」到着。
そこへ、16:23発の「藤野駅」行きが来て、乗り換え時間20秒ほどの
間一髪乗り継ぎで16:40にはJR藤野駅到着。
16:46発の中央特快東京行きに乗り、一時間ほど自宅に着いた。
全く無駄時間の無い帰路時間であった。
帰りの電車の中で、今年一年間の山行を振り返り、
来年も過信することなく、「初心者の山歩き」を忘れずに、
無理をせずに、美しい景色と小さな達成感をたくさん得るため、
健康と体力維持への気遣いを怠ることなく、山を楽しむことにしよう。
と、きょう一日と2012年の山行を終えることにした。
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