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Yamareco

記録ID: 2584950
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ハイキング
剱・立山

【北ノ俣岳】飛越トンネル〜山頂〜赤木岳

2020年09月21日(月) [日帰り]
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Tamotsu1983 その他1人
GPS
--:--
距離
20.8km
登り
1,570m
下り
1,555m

コースタイム

日帰り
山行
8:05
休憩
1:10
合計
9:15
6:05
6:05
40
6:45
6:50
30
7:20
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95
9:20
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10
9:30
9:40
25
10:05
10:10
30
10:40
11:00
5
11:05
11:05
50
11:55
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30
12:25
12:30
30
13:00
13:00
60
14:00
飛越新道登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車=自宅→飛越トンネル登山口
駐車場=飛越新道登山口駐車場(無料)
四連休の三日目。上高地、新穂高、折立などメジャーな登山口は大混雑とのことなので、マイナーな登山口からスタートします。
四連休の三日目。上高地、新穂高、折立などメジャーな登山口は大混雑とのことなので、マイナーな登山口からスタートします。
歩き始めて早い段階から雲に囲まれています。天気予報は晴れなので取れてくるとは思いますが今の段階では不安です。
歩き始めて早い段階から雲に囲まれています。天気予報は晴れなので取れてくるとは思いますが今の段階では不安です。
神岡新道との合流点。神岡新道の登山口方面は通行止で、飛越新道方面しか通行できません。ここからは神岡新道を進みます。
神岡新道との合流点。神岡新道の登山口方面は通行止で、飛越新道方面しか通行できません。ここからは神岡新道を進みます。
寺地山に到着。山頂からの展望はありません。この山頂の前後は尾根歩きなので小さなアップダウンの繰り返しです。
寺地山に到着。山頂からの展望はありません。この山頂の前後は尾根歩きなので小さなアップダウンの繰り返しです。
避難小屋分岐。避難小屋は大雪による損傷が激しく使用中止だそうです。更に看板も傾いてます。直す予定はあるのでしょうか。
避難小屋分岐。避難小屋は大雪による損傷が激しく使用中止だそうです。更に看板も傾いてます。直す予定はあるのでしょうか。
避難小屋分岐からこれから進む道。ここからはしばらく木道を進みますが、この木道も損傷が激しく不安定なところがあります。
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避難小屋分岐からこれから進む道。ここからはしばらく木道を進みますが、この木道も損傷が激しく不安定なところがあります。
木道を進んでいくと池塘が点在しているところを抜けます。思っていたよりもたくさんあってきれいでした。しかし背景は雲で真っ白。
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木道を進んでいくと池塘が点在しているところを抜けます。思っていたよりもたくさんあってきれいでした。しかし背景は雲で真っ白。
標高を上げていくと雲から抜けました。そして振り返ると雲海越しの白山連峰が見えました。この感じだと飛騨市全域が雲の下。
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標高を上げていくと雲から抜けました。そして振り返ると雲海越しの白山連峰が見えました。この感じだと飛騨市全域が雲の下。
近い雲はだいぶ取れました。登ってきた道が一望出来たので、尾根を超えてかなり進んできた事がよく分かりました。
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近い雲はだいぶ取れました。登ってきた道が一望出来たので、尾根を超えてかなり進んできた事がよく分かりました。
稜線に出る少し手前で展望が一気に開けました。これから登る北ノ俣岳、その奥には黒部五郎岳や槍ヶ岳が見えました。
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稜線に出る少し手前で展望が一気に開けました。これから登る北ノ俣岳、その奥には黒部五郎岳や槍ヶ岳が見えました。
稜線の手前。北側を見ると薬師岳がドーンと構えて、その横から剱岳が顔を覗かせています。薬師岳の存在感が素晴らしい。
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稜線の手前。北側を見ると薬師岳がドーンと構えて、その横から剱岳が顔を覗かせています。薬師岳の存在感が素晴らしい。
神岡新道分岐。山頂にかなり近いところに飛び出しました。ここからは木道を進んで、その後一気に北ノ俣岳へ上り詰めます。
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神岡新道分岐。山頂にかなり近いところに飛び出しました。ここからは木道を進んで、その後一気に北ノ俣岳へ上り詰めます。
北ノ俣岳山頂。無事に山頂に到着しました。このエリアに来るのは初めてなので今まで見たことのない角度で北アルプスが見渡せました。
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北ノ俣岳山頂。無事に山頂に到着しました。このエリアに来るのは初めてなので今まで見たことのない角度で北アルプスが見渡せました。
山頂から北方向を望む。やっぱり薬師岳の存在感が素晴らしく山容も美しいです。剱岳は辛うじて見えていると言ったところです。
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山頂から北方向を望む。やっぱり薬師岳の存在感が素晴らしく山容も美しいです。剱岳は辛うじて見えていると言ったところです。
山頂から北東方向を望む。鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳が望めます。この辺りの山々をゆっくり歩くのは来年以降に持ち越しです。
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山頂から北東方向を望む。鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳が望めます。この辺りの山々をゆっくり歩くのは来年以降に持ち越しです。
山頂から南東方向を望む。一番近くには黒部五郎岳、三俣蓮華岳が見え、奥には槍ヶ岳や南岳、左奥には大天井岳まで見えました。
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山頂から南東方向を望む。一番近くには黒部五郎岳、三俣蓮華岳が見え、奥には槍ヶ岳や南岳、左奥には大天井岳まで見えました。
少し足を伸ばして赤木岳を目指しますが、振り返って北ノ俣岳を南側から見ます。この優しい山容が青空で映えています。
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少し足を伸ばして赤木岳を目指しますが、振り返って北ノ俣岳を南側から見ます。この優しい山容が青空で映えています。
今回の行程で目指そうか悩んだ黒部五郎岳。あの登り返しを見ると、そう簡単には向かうことができない山だと改めて思いました。
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今回の行程で目指そうか悩んだ黒部五郎岳。あの登り返しを見ると、そう簡単には向かうことができない山だと改めて思いました。
赤木岳を後にして北ノ俣岳への登り返し。なだらかな傾斜で山頂へと続いています。山頂も広いので登って休憩を取ることにします。
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赤木岳を後にして北ノ俣岳への登り返し。なだらかな傾斜で山頂へと続いています。山頂も広いので登って休憩を取ることにします。
避難小屋から神岡新道分岐までの道。沢のようになっているところが登山道になっており、浮石も多く少し歩きにくいです。
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避難小屋から神岡新道分岐までの道。沢のようになっているところが登山道になっており、浮石も多く少し歩きにくいです。
歩きにくいせいか、脇の土手部にも踏み跡がありますが上手く選択をして歩かないといけません。登りでは苦戦しました。
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歩きにくいせいか、脇の土手部にも踏み跡がありますが上手く選択をして歩かないといけません。登りでは苦戦しました。
倒木。かなり大きな木が根こそぎ倒れています。このような場所がコース内に何箇所かありますが通行は問題なく出来ます。
倒木。かなり大きな木が根こそぎ倒れています。このような場所がコース内に何箇所かありますが通行は問題なく出来ます。
やっとで道路と駐車場が見えるところまで下りてきました。あと少しです。マイナールートなのでまだ駐車場は空いている感じです。
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やっとで道路と駐車場が見えるところまで下りてきました。あと少しです。マイナールートなのでまだ駐車場は空いている感じです。
下山完了。この飛越新道から神岡新道を進むルートは、最近歩いた中ではなかなかスムーズに進めないルートでした。
下山完了。この飛越新道から神岡新道を進むルートは、最近歩いた中ではなかなかスムーズに進めないルートでした。
帰りに山之村にある夕顔の駅で韃靼蕎麦を食べました。ここ山之村で収穫され、店内で手打ちされた美味しい蕎麦でした。
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帰りに山之村にある夕顔の駅で韃靼蕎麦を食べました。ここ山之村で収穫され、店内で手打ちされた美味しい蕎麦でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック

感想

晴れの天気予報だけど四連休だからどこもいっぱいだよね。という同僚との立ち話から始まったこの計画。連初日の情報を集めてみると、上高地、新穂高、折立、三股、中房温泉などメジャーな登山口はどこも混雑している様子。休みも取れそうだしどこか行きたいとは思いながら話していると、マイナーな登山口なら空いているかもしれないという話しになり、検討して候補に挙がったのが「飛越新道登山口」でした。このルートはお互い通ってみたいと思いながらも一人ではという気持ちがあり、今まで一度も使っていなかったという点で決まりました。
登山口が決まればあとはコースを決めるだけ。私は日帰りがほとんどですが、同僚はテン泊を主にして行動しています。同僚はダメ元で「黒部五郎小屋」に電話すると幸い受入可能とのことでした。これによりコースが決定します。私は日帰りなので「北ノ俣岳」までか、元気があれば「黒部五郎岳」までのピストン。同僚は「北ノ俣岳」から「黒部五郎岳」を越えてテント泊をして、翌日「三俣蓮華岳」から「双六小屋」「小池新道」と進んで「新穂高」へ下山と決まりました。

翌朝、車を走らせ「飛越新道登山口」へ到着すると予想は大正解。駐車場に車は少なくかなり空いていました。準備を整え登山届を提出して出発。スタートしてすぐから結構な急登で朝一の身体には辛く、こんな道が続くのかと思うとゾッとしました。しばらく進むとよくある尾根歩きの道へと変わりました。小さなアップダウンを繰り返すので標高は稼げませんが、しばらくすると「飛越新道分岐」に到着します。ここで「神岡新道」と「飛越新道」が合流しますが「神岡新道」からのルートは通行止なので実質合流はしていません。ここからは「寺地山」への登りです。このあたりから泥道が増えてきますので、ひどいところを極力避けながら登っていくと「寺地山」に到着。ここから一度下り、再度尾根を登り返して進んでいくと一気に展望が開け「北ノ避難小屋」に着きます。この避難小屋は大雪の影響で損傷が激しく、現在は使用を停止していると登山口に張り紙がありました。ここからしばらくは木道が整備されていますが、この木道も損傷が激しく不安定なものがあるので注意が必要です。木道が終わると「北ノ俣岳」へのほぼ直登が始まり、息を切らしながら稜線を目指します。そして稜線に出ると「北ノ俣岳」はもう目の前。稜線の道を少し進むと「北ノ俣岳」の山頂に到着します。

山頂からは「剱岳」「薬師岳」「赤牛岳」「水晶岳」「鷲羽岳」「三俣蓮華岳」「黒部五郎岳」「槍ヶ岳」「南岳」「大天井岳」などが見え大展望でした。その中でも見ごたえがあったのが「薬師岳」でした。
ここから「黒部五郎岳」を目指そうかかなり悩みましたが、登ってきた「神岡新道」は下りでも想像より体力と時間を使いそうなので、今日はこれ以上進まないことを決めました。これにより時間にかなりの余裕が出来たのですぐ隣にある「赤木岳」まで散歩してみました。同僚とはここでお別れ。この先の安全を祈ります。

今回初めて使った「飛越新道」と「神岡新道」ですが、最近歩いた登山道の中では歩きにくい道だったように思います。泥道がなければあまり気にならないのかもしれませんが、正直あまり整備がされていない道という印象です。ただ「黒部五郎岳」への最短ルートなのでまた使うことになるとは思います。

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