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Yamareco

記録ID: 259587
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雪山ハイキング
道東・知床

ペンケトー パンケトー敗退 双湖台上725m凸

2013年01月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
10.7km
登り
286m
下り
285m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
双湖台の駐車場は除雪してました。
コース状況/
危険箇所等
ルートファインディングの失敗で彷徨っています。GPSログを当てにしないように。

展望の無い樹林帯は倒木もあり、迷いやすいかもしれません。阿寒のガイドでツアーをしているようなので、余裕がある方はそちらを利用した方が安全です。

行き、双湖台から阿寒湖へ300m程歩いた林道から入るとの記録を元に歩いたが、まずフェンス外を歩こうとしたら途中で崖で道路へ。緩やかなカーブの辺りで高い段差の路外に取り付き、林道を探して西に行きすぎた。ここから尾根筋に降りればシール無しでも湖面まで行けたかもしれない。が、倒木が意外にある。
湖面に降りる所は何処も急斜面。偶然にも降りたところが一番緩やかで水面も無かった。
パンケトーへの上イシベツ川は狭い沢地形で、倒木と岩が行く手を阻みスノーシューの方が良いのか?

帰り、双湖台へ直登する尾根を目指すが、双湖台川の枝沢の渡渉に苦労する。尾根も地形図より複雑に感じる。急登と木々の密な所もあり、スノーシュー向きかもしれない。ここも下ってもまともに滑れるような所はない。

氷の薄い所もあるかもしれないので、氷上歩きの判断は自己責任で。そしてパンケトーまでずっと下りです。ということは帰りはずっと登り。その分時間を計算してください。


双湖台上の726凸は斜度も緩やかで比較的展望も良い。天気が良ければ、スノーシュー、クロカン歩きには良いところと思います。

阿寒湖も完全結氷して湖上を歩けます。
期待していなかったが、双湖台駐車場、除雪してありました。
2013年01月10日 11:27撮影 by  iPhone 4S, Apple
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期待していなかったが、双湖台駐車場、除雪してありました。
展望の無い森で彷徨い、途中でシールも付け、やっとこさ出たぺンケトー。ネットで水面も出ている所があるということで、最初はビビりながら対岸に渡り、岸沿いに歩いていたが、全く心配なく場所によっては積雪30cm以上。途中から湖の真ん中を歩いて行く。(水面は双湖台川と双岳台川の河口のみ)
2013年01月10日 12:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
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展望の無い森で彷徨い、途中でシールも付け、やっとこさ出たぺンケトー。ネットで水面も出ている所があるということで、最初はビビりながら対岸に渡り、岸沿いに歩いていたが、全く心配なく場所によっては積雪30cm以上。途中から湖の真ん中を歩いて行く。(水面は双湖台川と双岳台川の河口のみ)
待望の雄阿寒が見えだす。鹿の足跡が。
2013年01月10日 12:25撮影 by  iPhone 4S, Apple
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待望の雄阿寒が見えだす。鹿の足跡が。
雲は多いが青空
2013年01月10日 12:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雲は多いが青空
雄阿寒アップ
2013年01月10日 12:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雄阿寒アップ
ペンケトーから上イシベツ川の沢地形に入りパンケトーを目指すが、狭い沢は倒木と岩でスキーでは一寸厳しい。そして、前に見えるパンケトーの白い湖面は随分下に。全く考えていなかったペンケトー、パンケトーの標高差。時計を見て、帰りを考えると・・・。撤退決定。
2013年01月10日 12:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
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ペンケトーから上イシベツ川の沢地形に入りパンケトーを目指すが、狭い沢は倒木と岩でスキーでは一寸厳しい。そして、前に見えるパンケトーの白い湖面は随分下に。全く考えていなかったペンケトー、パンケトーの標高差。時計を見て、帰りを考えると・・・。撤退決定。
せめてもっと湖面をと、右の斜面に取り付くが、密林に阻まれ・・・。
2013年01月10日 12:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
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せめてもっと湖面をと、右の斜面に取り付くが、密林に阻まれ・・・。
パンケトーへの上イシベツ川出口を振り返る。
2013年01月10日 12:53撮影 by  iPhone 4S, Apple
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パンケトーへの上イシベツ川出口を振り返る。
自分のトレースに沿って帰る。
2013年01月10日 13:01撮影 by  iPhone 4S, Apple
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自分のトレースに沿って帰る。
双湖台から雄阿寒までパノラマ
2013年01月10日 13:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
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双湖台から雄阿寒までパノラマ
分厚い氷がむき出しに。水面が50cm以上下がったらしい。
2013年01月10日 13:23撮影 by  iPhone 4S, Apple
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分厚い氷がむき出しに。水面が50cm以上下がったらしい。
双湖台川河口は凍ってない。
2013年01月10日 13:25撮影 by  iPhone 4S, Apple
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双湖台川河口は凍ってない。
帰り道は道路を歩かない直登コースを探ってみるが、双湖台川から双湖台フェンスの崖に上がる沢のスノーブリッジが無い。地味な枝沢の渡渉に苦労し、展望の無い樹林帯と倒木に苦労しながら登る。大分上に来てからやっと雄阿寒が顔を出す。湖面は全く見えない。
2013年01月10日 13:57撮影 by  iPhone 4S, Apple
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帰り道は道路を歩かない直登コースを探ってみるが、双湖台川から双湖台フェンスの崖に上がる沢のスノーブリッジが無い。地味な枝沢の渡渉に苦労し、展望の無い樹林帯と倒木に苦労しながら登る。大分上に来てからやっと雄阿寒が顔を出す。湖面は全く見えない。
やっと駐車場とい面の道路下に。行きにフェンス裏を通ったが、途中で断崖に気付き道路に出た経緯が。
2013年01月10日 14:08撮影 by  iPhone 4S, Apple
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やっと駐車場とい面の道路下に。行きにフェンス裏を通ったが、途中で断崖に気付き道路に出た経緯が。
時間が早かったので、双湖台に上がってみる。除雪して無く、ノートレースなので、スキーかスノーシューが必要。
2013年01月10日 14:14撮影 by  iPhone 4S, Apple
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時間が早かったので、双湖台に上がってみる。除雪して無く、ノートレースなので、スキーかスノーシューが必要。
北海道の形をしているという手前、ペンケトーと左奥に小さくパンケトー。しかしパンケトーの方が実際ははるかに巨大。奥の緩やかな山がポンサマッケヌプリ。
2013年01月10日 14:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
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北海道の形をしているという手前、ペンケトーと左奥に小さくパンケトー。しかしパンケトーの方が実際ははるかに巨大。奥の緩やかな山がポンサマッケヌプリ。
ポンサマッケから奥のサマッカリを挟んでコトニヌプリ、サマッケヌプリが並んでいる。阿寒外輪山から屈斜路外輪山へ移行する長い稜線。
2013年01月10日 14:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
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ポンサマッケから奥のサマッカリを挟んでコトニヌプリ、サマッケヌプリが並んでいる。阿寒外輪山から屈斜路外輪山へ移行する長い稜線。
日差しが当たっている所を縦断している自分のトレースが見えると一寸嬉しい。
2013年01月10日 14:16撮影 by  iPhone 4S, Apple
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日差しが当たっている所を縦断している自分のトレースが見えると一寸嬉しい。
双湖台から上に上がって平らな稜線上、疎林帯で雄阿寒が綺麗に見える。
2013年01月10日 14:27撮影 by  iPhone 4S, Apple
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双湖台から上に上がって平らな稜線上、疎林帯で雄阿寒が綺麗に見える。
726m凸を越えた所で展望が開け、双岳台状態になるが、雌阿寒が雲の中。残念。阿寒富士は辛うじて判る。
2013年01月10日 14:37撮影 by  iPhone 4S, Apple
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726m凸を越えた所で展望が開け、双岳台状態になるが、雌阿寒が雲の中。残念。阿寒富士は辛うじて判る。
反対を向くと阿寒横断道路の先に双岳台上858m凸の送電線が見える。
2013年01月10日 14:37撮影 by  iPhone 4S, Apple
1/10 14:37
反対を向くと阿寒横断道路の先に双岳台上858m凸の送電線が見える。
行きに国道からちょっとだけ見えた阿寒湖。しっかり見るために行ってみた。当然結氷。いろいろなイベント施設が氷上に設置してあった。

ちなみにライブカメラで見たら屈斜路湖ほぼ結氷してました。摩周湖はまだのようです。
2013年01月10日 15:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
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行きに国道からちょっとだけ見えた阿寒湖。しっかり見るために行ってみた。当然結氷。いろいろなイベント施設が氷上に設置してあった。

ちなみにライブカメラで見たら屈斜路湖ほぼ結氷してました。摩周湖はまだのようです。
赤く染まる雄阿寒。鹿が湖上を走っていたが、写ってない。人工物が無くなるまで湖上を歩くと結構な距離になるが、地図上ではほんの少し。しかし、糞寒い。
2013年01月10日 15:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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赤く染まる雄阿寒。鹿が湖上を走っていたが、写ってない。人工物が無くなるまで湖上を歩くと結構な距離になるが、地図上ではほんの少し。しかし、糞寒い。
剣ヶ峰と雌阿寒に沈む夕日。右はフップシ、左は白湯山。
2013年01月10日 15:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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剣ヶ峰と雌阿寒に沈む夕日。右はフップシ、左は白湯山。
最後にもう一枚。実際はもう少し赤くなっていたのだが。帰り歩いて帰ると左手の感覚が無くなっていた。湖面の氷はスパイク長靴が効かない位硬くなっている。
2013年01月10日 15:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
1/10 15:32
最後にもう一枚。実際はもう少し赤くなっていたのだが。帰り歩いて帰ると左手の感覚が無くなっていた。湖面の氷はスパイク長靴が効かない位硬くなっている。
スノーモービル等の料金表。意外と安いか?しかし、バナナボートは寒そうでヤル気にはならない。貸しスキーとスケートが意外に高い?
マウンテンバイクでも持ってきたらもっと奥まで簡単に行けそうだと思ってしまったが、可能だろか?
2013年01月10日 15:37撮影 by  iPhone 4S, Apple
1/10 15:37
スノーモービル等の料金表。意外と安いか?しかし、バナナボートは寒そうでヤル気にはならない。貸しスキーとスケートが意外に高い?
マウンテンバイクでも持ってきたらもっと奥まで簡単に行けそうだと思ってしまったが、可能だろか?

感想

 前夜−18度を下回っていたので、今朝も極寒と思いきや意外に−15度。しかし、天気がいまいち。ライブカメラの斜里岳、摩周湖、屈斜路湖は展望なし。途中から雌阿寒の火山カメラが晴れだし、予定通りのパンケトーへ遅い出発。しかし、津別を過ぎても曇り、本当に晴れているのかと思ったら、釧北峠を越えると晴れた雌阿寒が。雌阿寒も呼んでいるが、時間も遅く迷わず双湖台へ。
 除雪して無いと思ったら、意外に広く除雪され、晴れた空と雄阿寒にテンションが上がり、急いで出発。対岸を覗くと意外に緩斜面、シールを着けずフェンス裏を阿寒側へ移動するが、途中から断崖になり危険、道路へ。慎重に道路を渡り、再度取りつき、が、段差が厳しく苦労する。ここから尾根上を行けば良かったのだが、ネットの記録の林道跡に惑わされ、落ちトレースも期待して西に寄り過ぎて沢地形に嵌り、結局シールを着け登り返し、iphoneで方向修正後、またもや西に寄り過ぎ、再修正。展望の全く効かない広い尾根に彷徨い、降りる意識を持って進んだらやっと沢地形。やや急斜面にキックターン連発で何とか湖面に。
 鹿の足跡も湖面中央を歩いてないので、ややビビりながら対岸へ移動。しかし、意外と深い積雪と硬そうな氷の音に途中から中央を真っ直ぐ歩いて行くと、尾根から雄阿寒が顔を出す。そう、この景色を見に来ました。途中でphotosynth、そしてパンケトーへの沢へ入るが、意外と狭く、倒木と岩に苦労する。そして、奥に見える湖面は下。全く考えていなかったが、ペンケトーとパンケトーの標高差、そして距離、意外にある。出だしが遅かったせいと彷徨ったせいで時間も遅く、帰りのルートファインディングを考えると・・・。沢の途中で撤退。
 湖面から見える双湖台の売店は意外に低く、降り口に着くとまだ時間の余裕が、で双湖台川から双湖台に直登する尾根を目指す。地図を見て双湖台川の右岸(下から見て)から尾根に取り付こうとするが、スノーブリッジのない枝沢の渡渉に苦労する。何とか渡り尾根に取り付くが、急登の密な木々にまた苦労。ヘロヘロになりやっとこさ双湖台駐車場へ。スキーのまま道路を渡り、目の前に双湖台の売店が。晴れた雄阿寒がおいでおいでする。そして、自分の歩いた湖上のトレースも見たい。で、双湖台売店へ。ペンケトーとトレース、そしてポンサマッケ、サマッケ、前回登ったコトニヌプリが見える。そのまま調子に乗って裏の尾根へ。去年はイマイチ見えなかった記憶があるが、今日は晴れている。緩やかな疎林の尾根は雄阿寒が綺麗に見え、726m凸を越えると雌阿寒、雄阿寒が見え双岳台状態。雌阿寒の雲が残念。シールを外さずゆっくり車まで。
 行きにしっかり見られなかった阿寒湖を見に行く。完全結氷した阿寒湖は氷上イベント施設が沢山出来ていた。赤く染まる雄阿寒を人工物無しで撮りたかったので、どんどん歩いて行くと意外に沖まで歩いてしまった。当然、そこでphotosynth。あまりの寒さにバッテリー60%以上あったはずだが、photosynth最中に10%切りましたアラーム。何とか撮りきり、振り返ると雌阿寒と剣が峰に日が沈む。寒いので急いで帰るが、氷にスパイク長靴が効かない。車に戻ると左手の感覚が無くなっていた。セブンイレブンでネットに入ろうとしたら、此処はWifi無し。ローソンで肉まんを買い、セイコマで温かいコーンスープを買い、帰途に就く。本当は温泉に入りたかったのだが、ボロ家の自宅は風呂を沸かさないとしばれる恐れが。今夜も寒くなりそうだ。


ペンケトーの真ん中から

阿寒湖の湖上から
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