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Yamareco

記録ID: 2596657
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沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒

九階の滝 滝下までピストン

2020年09月22日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.5km
登り
416m
下り
416m
天候 うす曇り
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野生鳥獣センター駐車場に仮設トイレが一か所あります。
コース状況/
危険箇所等
全体的に踏み跡があります。間違って選ぶと別な場所に行くので注意が必要。
【往路】
※655m 枝沢に入った後は、ルートファインディングが必要です。
※705m 小さな二又を左へ。
あとは状況に合わせて必要なものを使用し、ロープ2か所へ一旦残置して様ノ沢へ。

※745mから谷への下降は7月だと雪渓が残っているようですが、今の時期だと落差20m以上の「崖」となり、足場が脆い砂まじりの土砂の場所もあります。
下降の際には、沢以外を歩く時はチェーンスパイクなどで足元を補強してからの方が良いです。

※この「崖」の滝筋を懸垂下降する人達もいます。その際は50m一本あると、この時期は調度良いと思います。

【復路】
谷からの脱出は装備不足だとすっごく疲れるようです。ロープ30m以上が複数あった方が良いです。重いけど50m一本あると楽です。
登り返しにアッセンダーとチェーンスパイクがあれば楽です。
その他周辺情報 鹿角~安代方面なら 大葛温泉町民浴場 入浴150円。休憩室利用100円。
営業時間6:00~20:00まで。
野生鳥獣センターのお洒落な看板
2020年09月22日 06:46撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 6:46
野生鳥獣センターのお洒落な看板
赤水渓谷へ、渡河
2020年09月22日 07:26撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 7:26
赤水渓谷へ、渡河
ヤスミバノ沢との二又
2020年09月22日 08:01撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 8:01
ヤスミバノ沢との二又
朝日に輝く「天国の遊歩道」
2020年09月22日 08:07撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 8:07
朝日に輝く「天国の遊歩道」
655m。冒険の入口。
2020年09月22日 09:05撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 9:05
655m。冒険の入口。
すぐに「すごく急な壁みたいな滝」が出現。しかも高さもある。残置トラロープが新品の様なので、使用させて頂く。
2020年09月22日 09:09撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 9:09
すぐに「すごく急な壁みたいな滝」が出現。しかも高さもある。残置トラロープが新品の様なので、使用させて頂く。
705m 二又を左へ。ここを間違えると別の場所に行ってしまうので要注意。
2020年09月22日 09:19撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 9:19
705m 二又を左へ。ここを間違えると別の場所に行ってしまうので要注意。
暫くすると尾根。残置があるので道筋は合っているのだろうと、安堵。
2020年09月22日 09:30撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 9:30
暫くすると尾根。残置があるので道筋は合っているのだろうと、安堵。
この先は「崖」。スッパリ切り落ちているので注意。ほぼ垂直の滝になってる。右手側に踏み跡あり。沿っていくと下降ポイントが現れる。
滝自体をこのまま懸垂下降する人達もいる様子。今回は安全第一で「人の跡」がある所から下降した。
2020年09月22日 09:49撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 9:49
この先は「崖」。スッパリ切り落ちているので注意。ほぼ垂直の滝になってる。右手側に踏み跡あり。沿っていくと下降ポイントが現れる。
滝自体をこのまま懸垂下降する人達もいる様子。今回は安全第一で「人の跡」がある所から下降した。
帰り用に一旦残置。今の時期は雪渓が消えており、50mのダブル使用で長さピッタリ。
2020年09月22日 10:43撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 10:43
帰り用に一旦残置。今の時期は雪渓が消えており、50mのダブル使用で長さピッタリ。
枝沢の滝。これも大きいスラブ滝。九階ノ滝途中でも、見事なスラブ滝が数カ所出てくる
2020年09月22日 11:05撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 11:05
枝沢の滝。これも大きいスラブ滝。九階ノ滝途中でも、見事なスラブ滝が数カ所出てくる
木々の隙間、遠くに九階ノ滝が見えた
2020年09月22日 11:09撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 11:09
木々の隙間、遠くに九階ノ滝が見えた
肉眼レベルだとこんな小さくしか見えない。まだまだ下降しなくちゃ。
2020年09月22日 11:09撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 11:09
肉眼レベルだとこんな小さくしか見えない。まだまだ下降しなくちゃ。
この松に2本目20mロープをダブルでセット。こちらも帰り用に一旦残置。もともとの残置があるので道筋は合っている、という目安になる。
2020年09月22日 11:29撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 11:29
この松に2本目20mロープをダブルでセット。こちらも帰り用に一旦残置。もともとの残置があるので道筋は合っている、という目安になる。
さっきのロープは半分で10mの長さ。この滝の半分位にしかならなかった。滝はフリクションが効くので下降できたが、もっと長いロープだと更に安全。
2020年09月22日 11:40撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 11:40
さっきのロープは半分で10mの長さ。この滝の半分位にしかならなかった。滝はフリクションが効くので下降できたが、もっと長いロープだと更に安全。
「丸い釜」の滝
2020年09月22日 11:51撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 11:51
「丸い釜」の滝
九階ノ滝の滝下についた!この日は水量も多くなく、楽に直下まで行ける
2020年09月22日 11:54撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 11:54
九階ノ滝の滝下についた!この日は水量も多くなく、楽に直下まで行ける
見事!!!これが一枚岩のスラブ滝かぁ
2020年09月22日 12:00撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
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9/22 12:00
見事!!!これが一枚岩のスラブ滝かぁ
よく岩肌を見ておく。お馴染みのフリクションが効く岩肌だ。
2020年09月22日 12:03撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 12:03
よく岩肌を見ておく。お馴染みのフリクションが効く岩肌だ。
滝壺、赤水っぽい
2020年09月22日 12:05撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 12:05
滝壺、赤水っぽい
帰り道。ここにも残置あれば良かったかな…
ノーロープで登りましたが。
2020年09月22日 12:19撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 12:19
帰り道。ここにも残置あれば良かったかな…
ノーロープで登りましたが。
残置ロープはアッセンダーを使用し、グイグイ。
2020年09月22日 12:38撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 12:38
残置ロープはアッセンダーを使用し、グイグイ。
この滝、覚えていました。ここを左手上にトラバース。
2020年09月22日 13:17撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 13:17
この滝、覚えていました。ここを左手上にトラバース。
残置地点に無事到着。足元はチェーンスパイクを装着。アッセンダー使用しグイグイ登る。
2020年09月22日 13:21撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 13:21
残置地点に無事到着。足元はチェーンスパイクを装着。アッセンダー使用しグイグイ登る。
705mからの枝沢に戻る。ここまでくれば安心
2020年09月22日 14:29撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 14:29
705mからの枝沢に戻る。ここまでくれば安心
最後「急な滝」。ここも懸垂下降すれば良かった。
トラロープで自己確保しながら下ったから時間がかかった。
2020年09月22日 14:49撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 14:49
最後「急な滝」。ここも懸垂下降すれば良かった。
トラロープで自己確保しながら下ったから時間がかかった。
二又に到着。楽しい冒険だった。
2020年09月22日 15:01撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 15:01
二又に到着。楽しい冒険だった。
あとはまたナメナメ道を下る
2020年09月22日 15:05撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 15:05
あとはまたナメナメ道を下る
あの世とこの世の入口…
2020年09月22日 16:52撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 16:52
あの世とこの世の入口…
沢山遊んだ一日でした。
2020年09月22日 16:55撮影 by  LYA-L09, HUAWEI
9/22 16:55
沢山遊んだ一日でした。

装備

備考 ●ネットでは「帰りのためにロープを残置していたほうがよい箇所 2か所」という意見が多かったですが、安全を考えると+1か所か2か所あるような気がしました(20mでもいいので)。

●天気を選んで入らないと危険な場所だと思います。

感想

知り合いの岳人Aさんが九階ノ滝登攀を考えていらっしゃり(→9月28日にソロ登攀成功!!)、今年では7月にも登攀成功済みのようでしたので、ぜひ一度滝下まで行ってみたいと思って単独遡行してきました。

レコを見たら9月20日にも登攀成功していらっしゃるようで、九階ノ滝これから紅葉シーズンにもなるから、更に賑やかになるかも、、。

谷からの脱出は必要な道具を持って行ったので特に大変ではなかったです。

ただ、思ったより踏み跡がたくさんあり、注意しないと別な場所に行ってしまうのでコマメに地形図とコンパスを確認することが必要だと感じました。

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