青笹山レイン
- GPS
- 05:09
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 754m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 曇時々雨(仏谷山迄)後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新東名 新静岡ICを出たら信号を左折し、後は道なりに梅ヶ島方面へ。 渡(Do)の集落を越え暫くすると、右手から流れ込む沢を渡る「白澤橋」が出て来る。 橋を渡って、右斜め前方に見えるアスファルトの上り坂に入る。 (「真富士の里」から約7km。「有東木」、「うつろぎ」等の看板有。) ひたすら道なりに走って行くと、有東木の集落を越え、林道に入って行くが、ここもひたすら道なりに。 ラインが引かれた駐車場らしい駐車場が出て来たら、そこが「葵高原」(約10台駐車可。おおよそ一般の人がイメージする所謂「高原」とはかけ離れているがw) 満車の場合、「葵高原」を越えてそのまま直進すると、左手の林道有東木線を見送った突き当りが駐車場となっている。 【CVS/GS】 新静岡IC出てすぐなら「ローソン 新静岡インター店」、その先の「ファミリーマート 静岡牛妻店」は言わずと知れた”最後のコンビニ”なので、ネタ的にはこちらがオススメw 早朝、夜間に営業しているGSは無し。 【公衆トイレ】 平野手前で左に出て来る「真富士の里」は温水洗浄便座完備で激奨! ここで全てを絞り出し軽量化して行こう♪ |
コース状況/ 危険箇所等 |
良休憩ポイントの「風穴分岐」で小休止中にヒル発見(通算2度目)orz 新道分岐から風穴分岐を越える迄の間は、立ち止まらず、極力石勝ちな所を踏んで行くのが吉。 パーティーの場合、二人目以降が危険。 稜線出会いの崩落箇所は背が低い人やお年寄りが登るには一寸しんどい(泥だらけになる)かも? |
その他周辺情報 | うつろぎ http://utougi.hiho.jp/ 冷たいかけ天大盛り(1,000円)で勝負! |
写真
感想
【プロローグ】
在宅テレワークも早半年!
プロリーマン(?w)としてのパフォーマンスを維持する為、雨天で無い限り、通勤代わりに平日は毎朝、ドア2ドアで75分の早朝ハイキングをしています。
そのためか?週末のハイキング欲があまり湧かない私。
休日は越境の遠出出来ない事を埋め合わせるかのように、次男の部活の送り迎え(&それにかこつけた灯台下暗しの地元探訪w)に勤しんでいた私。
その間、本格的にテストしてないレイングッズも幾つか溜まって来ていた為、次男の送り迎えが無い本日、例によって例の如く(?)ベースレイヤー(フェニックスのTransfer L/S&グンゼCoolMagicステテコ)の上にカッパ上下を羽織った状態で、久方振りにホーム青笹山へと向かいました。
<以下、便所の落書きw>
【何故登るのか?】
そもそも雨でも、あまつさえヒルの生贄確定の時期でも何故登るのか?
それでいて何故、毎朝裏山登ってれば満足できちゃってるのか?
を考えながら登りました。
「無心になる為」ってのが「雨」でも「それ程人出の無い近場の山」に「ソロ」で登る事の、一つの答えだと思い至りました。(「それ程」なのは「全く」だとちと怖いからなんだろうなぁ〜w 考えてるクセに「無心」ってのも自己矛盾w)
「無心になる為」の儀式として、「人目を憚らず」「ゼェ〜ゼェ〜ハァ〜ハァ〜できる事」があるのでは無いか?とも思い至りました。
(みっともなく眼鏡曇らせ、時によだれを垂らし、はたまた「ア”〜ッ!」と熊鈴要らずの喘ぎ声をあげてるの、人に見られたかぁ〜無いし、ましてや涼し気に追い抜かれたかぁ〜無いっすからねw)
それを「足腰にも財布にも優しく出来る事」、どうせ「ゼェ〜ゼェ〜ハァ〜ハァ〜」するなら「いい空気」で、「目的地」を持ってしたいって事が合わさっての「山」であり「ハイキング」なんでしょうねぇ〜私の場合。
(青笹山がホームである事から「景色」とか「雰囲気」も、少なからず影響しているんでしょう。)
割と「無心」だった為、経路上の事に関しては、大して書くことが無いw
【何故OutDryEX?】
ド高いカッパ買わせといて、洗濯してアイロンかけろ!だの、NIKWAXで処理しろ!だの、防水スプレーかけろ!だの、面倒くさい上に金がかかり過ぎませんか?
しかも撥水剤のDWRって、自然に悪そうな事言われてる上、あっという間に落ちちゃう!ってのが個人の感想です。(主に摩耗で落ちるって言われてますけど、摩耗ってのが水や空気との摩擦も含めてるんなら納得!って感じです。)
何だかんだ「面倒でお金の掛かる事が要らないらしい」、事実「カッパ来た状態で行って帰って来れる。」「下山後飲食店に入っても、椅子を濡らさない。」ってのが、OutDryEXを試し続けてる理由です。
要は、あれやこれや考えたり、心配したり、面倒くさい事が大嫌い!な訳ですw
<以下、狂人の妄想w あれやこれや考えてますwww>
【考察:OutDryEX Reignスーツ】
ピットジップ等、山岳用としての一通りのスペックは備えつつ、
ネガとしては、2層のクセに3層相当の厚みがある事と、ブランドのキャラからか?山岳用としてー
・重くて嵩張る
・ピットジップ開けないと、結構暖かい
・ハンドポケットがヒップベルトに丸被りの気の利かなさ(と言いつつ、ハンド”ウォーム”ポケットでは無く、ピットジップ迄繋がるトンネル状の、地図も入れらそうなメッシュポケットというちぐはぐさ。)
・ヘルメットが被れそう(ブランドは公式に言及していない)な大きなフードである事に加え、素材特有の"コシ"から、フードのフィット感が悪い。(大雨に脆そう。)
・(多分?)劣化が宿命付けられた熱可塑性樹脂製(多分PU)メンブレンである事。
という点が挙げられます。
と言いつつ、本国企画のOutDry EXモノとしては最新、且つ2〜3年は廃盤になっていない本スーツ。
そこには何かトレードオフな理由もある筈です。
まずOutDry一般のメリットは、「生地とメンブレンを熱圧着で一体化させている為、その間に隙間がない」事、生地とメンブレンを単にアイロン等で熱圧着した”生地”として”縫い合わせる”のでは無く、(多分?)熱可塑性樹脂を、形作られた生地に対し、ペットボトル形成よろしく”ブロウ”して、生地の形に圧着させる為「縫い目が無い」(手袋や小型ザックの場合。ペットボトルも現在の技術では家庭用ウォーターサーバのボトル程度迄の大きさがせいぜい。)事が挙げられます。
これにはかなりの技術、ノウハウが必要なものと推察します。
「生地とメンブレンを熱圧着で一体化させている為、その間に隙間がない」事は、特に水飽和した生地と、メンブレン間の包含水分量を圧倒的に低下させる為、生地の「乾燥のし易さ」、「凍結のし難さ」等のメリットに繋がります。
OutDryEX Reignスーツ自体は”小型”では無い為縫い目が存在するので、ここへの言及は避けておきます。
次にOutDryEXですが、形成された”裏地”に対して熱可塑性樹脂をブロウしたものを、ひっくり返したような格好のものと推察されます。
メンブレンが剥き出しになるにも関わらず、扱いに関する神経質な注意書きが無いのは、メンブレンの強度もさることながら、"厚さ"でそれを補う為と推察されます。更には疎水性と言ってもテフロン程の撥水性は無い事から(?)表面に見られるディンプル状の構造(水の表面張力に影響?)を設ける為にも、メンブレンの厚さは「外側の水から守る」上で必要なものなのでしょう。
次に裏地ですが、OutDryEXの裏地には、最近多いポリエステルでは無く、スエード様の柔らかなナイロンが使われている場合が多いです。
ナイロンはブロウを前提とした熱耐性も、吸湿性もポリエステルより高い素材です。
どんなカッパでも「蒸れずに快適」なんて事はありません。
今日のような外気温(駐車場現着時点で19℃)であれば、雨が降って無くても、ベースレイヤーだけでも、びしょ濡れになります。(私の場合w)
「外側からの水」と違い、「内側からの水」の供給は夏季以外、行動を止めれば止まりますし、そもそも最初が”温かいもの”ですので、風による気化熱に晒されなければ、ウェットスーツのように、体温維持に役立ちます。
メンブレンの蒸散許容度を越えた「蒸れ」を一旦保水する為の裏地が、ある程度の厚みを持つのは理解できますし、それすら飽和した際に、水を乾かし易いOutDryの構造は前述の通りです。
OutDryEX Reignスーツは、防水透湿レインウェア史上初めて「外からの水」にビニール合羽的な抵抗を行ったと共に、史上初めて内から濡れる事を前提とした「汗処理」を考えたレインウェアなのでは無いか?というのが狂人の仮説ですw
そう考えると、幾つかのネガは相殺されます。
熱の排出という点では、ピットジップが奢られています。
【おしまい】
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