笹峠(笹峠道整備 1回目)
- GPS
- 08:45
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 497m
- 下り
- 494m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車地の登山口から、笹峠まで、危険個所はありません。倒木処理は済んでいます。 笹峠から、ヒジキ谷東稜線出合まで、ワラビシダの藪等の為、踏み跡が不明瞭な箇所が多く、今回、一応、目の届く範囲に、ピンクのテープを巻き、所々に「笹」と、記しています。 各所に枯れ木の倒木等がありましたので、出来得る限り、切断処理しています。かなり、歩き易くなりました。 ヒジキ谷東稜線出合(今回の到達点)から、東270m位に、広い鞍部があります。此処では、鋭角で、折り返す様に、左折します。間違って直進して、道迷いになり易い個所です。要注意箇所です。 ヒジキ谷東稜線出合(今回の到達点)から、南東約150m〜200mの谷筋に、崩落個所があります。今回、ザイルを張って、唐鍬で、ステップを切りました。山慣れしている方ならば、通過出来ると思います。次回以降に、トラロープ設置を行う予定です。トラロープを設置すれば、普通の難コースになると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ザイル 30m/10m
カラビナ
スリング
ナイフ
携帯用鋸
携帯用鉈
ピンクのテープ
雨具
食料
非常食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
地図(地形図)
コンパス
GPS2台
筆記用具
スマートフォン
予備バッテリー
時計
タオル
ファーストエイドキット
ゴム付き軍手
山仕事用手鋸
腰鉈
唐鍬
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感想
今回の作業は、笹峠道の復活の第一歩と考えています。コメカイ道と並行して通っている笹峠道は、木炭が生活の必需品であった頃、安曇川側から、比良山北部を挟んで、反対側の畑集落に、木炭を運び、帰途、米を買って帰った事から名付けられた「コメカイ道」の代替えルートとして開かれたものと考えています。
コメカイ道には、途中、ヒジキ滝と云う難所が存在します。小生の観察では、ヒジキ滝の下流の狭隘部に、木馬道の技術で架けられた木橋が存在したと思われますが、今は、痕跡を残すのみです。
通行者或いは、役牛・役馬の安全の為、笹峠道は新たに開かれたものと考えています。実際、「コメカイ道」と「笹峠道」の双方を通過してみれば、安全度の差は歴然です。
今後は、笹峠道を、熟練者ならば、通過出来るまでに、復活させ、昔の人々の思いを、後世に繋げる事が出来る様に、微力ながら、少しづつ、整備を続けたいと考えています。
最後に、昨年は、山の木の実の、記録的不作でした。多くの山の獣が、餓えに苦しみ、死んだ個体もいた筈と考えています。でも今年は、トチの実も野栗も豊作です。トチの実・野栗を、鹿等が食べた跡が、沢山散見されます。山に入る小生にとっても、山の獣の幸せな気持ちが、伝わって来る様です。
「追記」今回、いつも使用している「SONY WX-350」を忘れ、スマートフォンで、撮影しています。駐車地に帰着した時に、「バッテリー残量
55%」でした。
GPS機能は、Garminを使用していますので、スマートフォンでは、使っていませんが、GPS機能を使用していれば、バッテリー残量は、更に低下していると思います。先日も、長野県で、スマートフォンのバッテリー残量が無くなり、道迷いになり、県警の救助隊に救助された方がおられました。全ての機能を、スマートフォンに頼るのは、少し危険だと、改めて感じました。
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