伊吹山ヒョイ 10月の花。

2020年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.4km
• 登り: 139m
• 下り: 146m

コースタイム

10:08西登山口―11:11山頂11:42―12:25中央登山口

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　伊吹山ドライブウェイ、9合目手前の滋賀県側に入るとガスで真っ白。そんな中でも大砲カメラがずらりと並んでいます。スカイテラス駐車場、すでに1/3程埋まっています。

コース状況／危険箇所等

　西登山道から頂上へ。
　中央登山道を下りました。
　いずれも危険個所はありません。

写真

10/11 10:08

霧の西登山道を上がります。

10/11 10:12

シロヨメナ。

10/11 10:17

リュウノウギク。

10/11 10:19

一杯咲いています。

10/11 10:22

シオガマギク。

10/11 10:32

コイブキアザミ。

10/11 10:40

アキノキリンソウ。

10/11 10:45

キジムシロ。

10/11 10:46

琵琶湖展望台から。

10/11 11:04

イブキトリカブト。

10/11 10:57

側咢片には毛が。

10/11 10:57

花茎、ほぼ無毛。

10/11 11:29

雄蕊。

10/11 11:49

ヘルメットの中、花弁が見えます。

10/11 10:58

リンドウ。

10/11 10:58

リンドウ。

10/11 11:06

ナギナタコウジュ。

10/11 11:11

山頂に到着です。

10/11 11:14

タケル。

10/11 11:19

昼食です。

10/11 11:31

三角点です。

10/11 11:53

コイブキアザミ。

10/11 11:53

コイブキアザミ。

10/11 12:05

イブキトリカブト。

10/11 12:16

側面から。

10/11 12:06

アキノキリンソウ。

10/11 12:32

帰り際、雲が流れ、琵琶湖が姿を見せました。

撮影機器：

EOS 5D Mark IV ボディ CANON

感想

onisan

　台風14号が去り、今日は晴れ模様。
　伊吹山へ行って来ました。
　ガスで覆われ、遠望は効きませんでしたが、花はしっかり見る事が出来ました。
　伊吹山は花の名山。頭にイブキとついた花も沢山あります。この時期、残っているのはコイブキアザミとイブキトリカブトです。
　トリカブトの花はヘルメット、側咢片、下萼片、花弁、蕊から成り立っています。これらの形に加えて、花茎に毛があるか、葉の形はどんなものかといったような形態、あるいはアルカロイド成分の違い等で色んな分類がなされています。植物学の大家といわれる人達が、自らの考えで分類しているもので、中には個体変異や環境による変化等、種として分類するには如何なものかと思われるものもあるようです。イブキトリカブトはヤマトリカブトの変種でハクサントリカブトと同様のものと考えられていますが、果たしてその違いはどこにあるのか？　従来の形態学的分類は再検討をする必要があると思われます。
　植物学においても他の分野と同様、APG体系によるDNAレベルでの分類がなされており、いずれトリカブト目についても詳細な分類がなされる事でしょう。さて、その時にイブキトリカブトは果たして生き残っている事が出来るでしょうか？　今の所は、伊吹山に咲いているトリカブトだから、イブキトリカブトと呼ばれていると云った所でしょう。
　台風一過、ガスに覆われた伊吹山ですが、多くのヒトが訪れていました。秋とは云え、下界は夏日となっていました。
　

コメント

andounouen

onisanさん こんにちは。
イブキトリカブト気になります。
茨城県ではツクバトリカブトがあります。名の通り筑波山で初めて発見されたそうです、（固有種ではないので他でも咲いてます）葉に切れ込みに違いがあるそうですが、他の所でも色んなトリカブトがあるみたいですね〜。ぱっと見て判別はできませんね。
ヒョイお疲れ様でした！

onisan

Re: onisanさん こんにちは。
　andounouenさん、こんばんは。

　トリカブト、30種あるとか60種あるとか、植物学者によって色々です。医学の世界では大家の意見と云うものはエビデンスレベルは最低で、植物学でも同様と思われます。遺伝子レベルでの解析により、ツクバトリカブトもイブキトリカブトも実は同じ変種だった、てな事に成るかもしれませんね。