阿蘇・南外輪山 岩戸渓谷
- GPS
- 03:24
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 750m
- 下り
- 733m
コースタイム
天候 | 曇 のち雪 終日-2℃〜3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
冬場は滝壺直下を歩くので、滝が氷結している場合は、危険、かな。今日はほんの少しで危険性なし。 帰路の山道は、昨年7月の大水害で2か所崩壊していたが、現状では、やっと歩ける状態だったが、行く前に確認した方が良いと思う。 ルートのGPSログは、岩壁のハーフドーム直下を通過するため、上空エリアが70〜80%遮断されるため、柱状節理の岩壁直下は、ログが荒れています。今回は修正せずそのままUPしました。修正した正しいルートは、前回のルートを参考にしてください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-158484.html (2011.12.29の山行記録です。) |
写真
感想
「もしかして、次の土日のどっちか、九重に行けるかも!?」と寒気団と天気予報をチェックしながら期待に胸ふくらませ、念願の「雪山リベンジ」をイメージし、すぐにでも師匠に連絡しようかと迷ったが、結局、早々に土曜日は没、今日の日曜日は大津町のサッカー場に試合観戦帯同となったが、時間が少し空くので、すぐ近くの俵山に登る計画を立てる。
帰りが遅くなると寒風吹き荒ぶ中、サッカー場に何人かを待たせることになるので、「絶対、時間通りに戻ってこなければ!」と固い決意で、俵山よりさらに近い岩戸渓谷に変更してサッカー場を出発。
岩戸渓谷は、昨年、建築中だったトイレと駐車場も整備され、地元の人たちの岩戸渓谷への愛情が伝わってくる。登る準備をしていたら地元の人にいろいろ話しかけられ、その思いが伝わってきた。
この寒波で岩戸神社横の大滝が氷瀑と化していたら、滝壺直下の道は非常に危険で引き返すことになるが、歩いてみると一の滝、二ノ滝ともに何となく緊張感がない。というか今の時期としては水量豊かで「上の滝は氷結していないな〜。」とがっかりの予感が漂う。
この寒さだったので滝壺は完全氷結の見事な氷柱になっている!と期待してここを選んで来たが、凍っているのは滝壺だけで、上部にツララはあるものの、マダマダの感じ。
「ここに巨大なツララがあったら安全のため、引き返そう。」と心配していたことが嘘のように、滝壺の裏を何の緊張感もなくスイスイと通過。途中、滝壺の水しぶきで葉や幹が氷結している面白い造形が出現した。(写真があります)
今日は2人で来ているので、あまり急がせるとバテたり、ケガの心配があるが、1:40にはスポ森サッカー場に絶対に戻らなけらばならない!というプレッシャーから、時間的余裕を稼ごうと先を急ごうとするが、パートナーは「朝の3時まで色々やっていた〜。」と、どうも今回は体調不良で驚くほどのスローペース。
柱状節理の岩壁横を登ったあたりからスピードが超減速し、林道で待つが来ないので…。止まると一気に体が冷える。マウンテンジャケットを着ているのに体が冷える。雪が舞う冷たい風の中でじっとしていると寒いし、心配になって様子を見に戻るほどの、超スローペースで歩いている…。
先を急ぎたいが、急がせてしまうとこの体調なので怪我の心配もあるので、間に合うギリギリのペースを保ち、少しでも先へ歩こうとするが、さらにペースは遅れ、このままだと1時間遅れでも厳しい感じになってきた。
この後、駐車場で再会するであろう面々の、怒りの表情が脳裏に浮かぶ…。
急な下りを過ぎたあたりから、急にペースが奇跡的に回復し「これなら30分遅れで済むかなあ〜。」と希望が出てきた。
引き分けでPK戦とかになれば試合終了は15分ぐらい遅れるからな〜。とさらに希望を持ってペースを上げる。
崩壊箇所が2つあった。
「ここで通行止めだったら、最速でも1時間、下手すると登り返しで3時間は遅れる…。」と思うと、冷や汗タラ〜リ。
まあ、現時点では難なく歩けるが、少しでもまとまった雨が降れば心配。通過できてよかった。
やっと出発地点の岩戸渓谷駐車場へ。すぐに試合結果の速報をNETでチェックしたら、ちょうど1分前に試合が終わったとのこと。
会場まで車で10分なので競技場から駐車場まで出てくる時間を考えれば、ギリギリの時間となる。
駐車場入口にやっと到着するが、出る車と次の試合の応援のために押し寄せる車でごった返し、なかなか駐車場に入れない…。やっと見つけた。
今回の重大な教訓として、
「絶対遅れられない時は、余裕を持った計画を!」でした。
心に誓います。でも、これで何回目だろう…。
今回も1時間は余裕を持たせたつもりなのに…。「山は不確実な場所」という認識が大前提ですね。
GPSのログは、毎回ハーフドーム直下で衛星電波を受信できずに荒れまくり、まあ、こんな感じです。
今回よかったこと。
「温泉メンバーズカード、発見」
久しぶりに着用した青のZeroPointのマウンテンジャケットのポケットに何か入っている、何かな〜、と引っ張り出してみると、約1年前に行方不明になっていた「お気に入りの温泉」の立ち寄り湯割引ができるメンバーズカード。これがないために今まで定額を払っていた、約1年ぶりの再会、別のジャケットだったが前回の財布と同様、またやらかしてしまった…。
普段、「ジャケットのポケットには物を入れない。」という習慣があるので、チェックもしない、という習慣もあります。
「6WAY目出帽」
ホームセンターで購入。雪山用だったが、今回使用。なかなかいい。
「New くつひも」
純正よりなかなかいい、締め上げも簡単にでき、解けず、解きやすく、緩めやすい、「今までの紐は何だったんだ!」という感じ。
「 TG-625」
前回の「雪の九重」では、明るかったので、このカメラの性能の差は感じなかったが、今回は曇・雪でさらに北斜面の樹林帯の中なので、カメラにとって厳しい条件だったが、どれもそこそこに撮れていたので、性能の良さに感動した。さらにバッテリーがなかなかで、充電しなくても結構持つ。
今まで液晶保護シールは、一般的なもので少しサイズが足りなかったが、TG−625専用のシールを装着し、さらに今までのシールを2重に貼って強化した。これくらいした方が、液晶破損を少しは減らすことができる。
※ルートのGPSログは、岩壁のハーフドーム直下を通過するため、上空エリアが70〜80%遮断されるため、柱状節理の岩壁直下は、ログが荒れています。今回は修正せずそのままUPしました。修正した正しいルートは、前回のルートを参考にしてください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-158484.html
(2011.12.29の山行記録です。)
コメント
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お疲れ様でした〜 。
いや〜、なんかせわしない山行でしたですね〜 。
時間のない中、なんとか時間を作られ山歩きを楽しまれる・・やはり心底山歩きがお好きなんですね〜 。
今年は「雪」というキーワードに接していないので、大きく希望が膨らみチャンスだったのですが、結果、唯一可能になった「滝」に変更になりました。
それでも「歩けただけでもよかった。」と
でも制限時間がキッチリあると、ホント冷や汗 ですね
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