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Yamareco

記録ID: 2650975
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ハイキング
近畿

丸山城(三重県伊賀市)

2021年05月22日(土) [日帰り]
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GPS
01:54
距離
3.5km
登り
78m
下り
70m
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
『三重の中世城館』より
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『三重の中世城館』より
登城口
2021年05月22日 11:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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登城口
南出丸
2021年05月22日 11:16撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 11:16
南出丸
出丸の北側に祠が祀られています。
2021年05月22日 11:17撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 11:17
出丸の北側に祠が祀られています。
主郭北隣の曲輪の東に道がついていて北上します。江戸時代の元文年間に立てられ、上部が崩落している鳥居を潜ると左手に主郭北隣の曲輪と北曲輪群をつなぐ土橋状のものがありましたが、そこより北側は藪化していて入れません。
2021年05月22日 11:30撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 11:30
主郭北隣の曲輪の東に道がついていて北上します。江戸時代の元文年間に立てられ、上部が崩落している鳥居を潜ると左手に主郭北隣の曲輪と北曲輪群をつなぐ土橋状のものがありましたが、そこより北側は藪化していて入れません。
天守台の南側の曲輪に伊賀天正の乱で亡くなった人たちの供養塔があり、花が供えられていました。
2021年05月22日 11:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 11:38
天守台の南側の曲輪に伊賀天正の乱で亡くなった人たちの供養塔があり、花が供えられていました。
天守台跡には三角点があります。
2021年05月22日 11:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 11:39
天守台跡には三角点があります。
2021年05月22日 11:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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2021年05月22日 11:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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2021年05月22日 11:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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西の丸虎口
2021年05月22日 12:31撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 12:31
西の丸虎口
西の丸の水道施設
2021年05月22日 12:32撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 12:32
西の丸の水道施設
櫓台跡
2021年05月22日 12:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 12:38
櫓台跡
天守台虎口
2021年05月22日 12:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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天守台虎口
集会所駐車場
2021年05月22日 13:03撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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集会所駐車場
南からの遠景
北から見ると名前の由来となったこんもり丸い形が見られるのですが。
2021年05月22日 13:04撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/22 13:04
南からの遠景
北から見ると名前の由来となったこんもり丸い形が見られるのですが。
撮影機器:

感想


【城名】丸山城(三重県伊賀市)
【場所】伊賀市下神戸字坂田1507
【形式】山城
【地目】山林
【立地】山頂
【規模】380x400m
【築城】天正6年3月(1578)(天正3年?)
【築城者】北畠(織田)信雄、滝川雄利
【城主】北畠
【遺構等】出丸、郭、天守台跡、堀切、櫓台跡、土塁、虎口、説明板、城址碑
【概要】方形単郭が多い伊賀の山城の中では、主郭から延びる尾根筋に曲輪群を配した本格的な山城として異彩をはなつ。天守台は往時には石垣が築かれていたのではとのこと。三層の天守が建てられていたともいう(『伊賀旧考』)。
【歴史】天正3年北畠具教が伊賀平定のため築いたが、信長と戦って生害を遂げた後、天正6年信長の次男信雄が伊賀平定の本拠地にと滝川雄利に築かせた。築城を知って驚いた伊賀衆が木津川対岸の天童山に籠り、丸山城を急襲したため、雄利は伊勢に敗走。天正9年伊賀の乱後滝川雄利が本格的に築城し、松ヶ島城城主となって移った際廃城となったか。
【備考】--

【アクセス】
名阪国道なら上野東ICから国道422号を7km南下します。
国道165号なら国道422号を5km北上し、伊賀消防署丸山分署南60mの信号のない丁字路を東に入り、320m進んだ所にある丸山集会所駐車場に車を停めて城に向かいます。
鉄道の場合伊賀線丸山駅が最寄りの駅となります。

【見所】天守台跡、主郭東堀切
【訪城時間】1時間54分
【訪城記】
集会所のすぐ東に登城口の案内板が設置されています。

登城路はよく整備されています。
登城路に入ってすぐの北側に櫓台跡があります。
登城路の南側にも曲輪風の削平地がありましたが、耕作放棄地かもわかりません。道を東北東方向に進むと南出丸が現れます。出丸の北側に祠が祀られています。出丸の南側に櫓台跡があります。
祠の右側から登城路を北上します。しばらくなだらかに山腹をトラバースした後左手の斜面に取り付いて上がり切ると主郭の南側に出合います。西側の一段高い所が天守台跡でかなり高い城跡碑が見えます。
主郭跡は藪化していて入れません。主郭の東側を北に進むと北隣に曲輪が隣接していて、北から東にかけて土塁が確認できました。

主郭の東側に堀切がありました。ここは二重の堀切となっているようですが、分かりませんでした。主郭北隣の曲輪の東に道がついていて北上します。江戸時代の元文年間に立てられ、上部が崩落している鳥居を潜ると左手に主郭北隣の曲輪と北曲輪群をつなぐ土橋状のものがありましたが、そこより北側は藪化していて入れません。東沿いに登城路が続いており北上します。しばらくなだらかに山腹をトラバースして進みますが、北尾根の突端に狭い曲輪があり、そこを含めて曲輪が南側に三つ連続しているのを伝いましたが、それ以上たどれずに登城路に出てそこから主郭に戻り、天守台に進みました。

天守台あたりに案内板があり、読んでみると天守台近くには石材が散乱していて往時には石垣が築かれていたのではとのこと。そういえば登城路にも石材を利用したとも思える石段がありました。

天守台の南側の曲輪に伊賀天正の乱で亡くなった人たちの供養塔があり、花が供えられていました。独立した曲輪に見えましたが、『日本城郭体系』では主郭の南側となっています。
天守台の南側に虎口があります。他にも虎口があると他のネット情報にはありましたが、確認できませんでした。
主郭の南側に櫓台跡がありました。その南側にも曲輪状の削平地がありましたが、ここから西尾根にかけてを二の丸とするネット情報もありました。

主郭の南側から西尾根に進みます。所々曲輪状の削平地や櫓跡と思われる地形がありました。『日本城郭体系』記載の縄張り図とも一致しています。『日本城郭体系』の縄張り図で西尾根曲輪群中央あたりに堀切が記載されていますが、堀切の痕跡程度のものが確認できました。この堀切跡から南側にも道がついていたようですが、現在では荒れていて進入を諦めました。


西尾根最短部の西の丸は現在水道施設となっています。西側には虎口があります。

伊賀地方には珍しい本格的な城郭ですが、部分部分では特筆すべき遺構はないと感じました。要は写真に撮ってもパッとする遺構がないということです。

▼ガーミン軌跡
https://connect.garmin.com/modern/activity/6666848895
▼これまでの訪城記録
http://nack1003.livedoor.blog/archives/6463470.html
▼攻城団
https://kojodan.jp/profile/11671/

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