また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2659974
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【動画】初冬:雪の剱岳!早月尾根/テント泊

2020年10月17日(土) 〜 2020年10月19日(月)
 - 拍手
kuiten その他1人
GPS
56:00
距離
14.3km
上り
2,297m
下り
2,297m

コースタイム

1日目
山行
7:00
休憩
0:00
合計
7:00
8:30
0
8:30
8:30
0
8:30
8:30
420
15:30
2日目
山行
8:00
休憩
0:00
合計
8:00
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
0
6:30
6:30
270
11:00
11:00
0
11:00
11:00
0
11:00
11:00
0
11:00
11:00
210
14:30
3日目
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
7:00
0
7:00
7:00
0
7:00
7:00
0
7:00
7:00
300
コースタイムは計算中です
天候 1日目:雨(標高の高い所は雪)
2日目:晴
3日目:晴
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島に駐車
コース状況/
危険箇所等
【積雪状況】※10月18日時点
◼馬場島〜早月小屋
雪なし

◼早月小屋〜剱岳
2400mくらいから登山道上に雪が出始め、2600m以降は雪の上を歩くことになる。
岩の上に薄ら積もり、そこを登山者が歩いて踏み固められている状態。
ミックス帯のアイゼン歩行に慣れている場合は、特に問題ないかと思いますが、秋山の延長としてでは無く、冬山としての入山が望ましいと感じました。

◼装備
アイゼン:必要だと思います。
ピッケル:持参が必要だと思います。(今回は使いませんでした。)
※週明け以降、気温も上がるようなので、今回の雪も一旦溶けるかと思いますが、いつ再度振るか分からないので、冬山装備を持参し、適宜使用する事が望ましいと思います。
"試練と憧れ"の看板からスタート。
"試練と憧れ"の看板からスタート。
松尾平に到着。ここまでで真剣に帰ろうかと思った。
松尾平に到着。ここまでで真剣に帰ろうかと思った。
23kgの荷物を背負ってのこの急登は辛い。
試練と憧れは、伊達じゃ無い。
23kgの荷物を背負ってのこの急登は辛い。
試練と憧れは、伊達じゃ無い。
この看板と実際の標高に一喜一憂。しかし、実際に登る標高はどちらも一緒。
この看板と実際の標高に一喜一憂。しかし、実際に登る標高はどちらも一緒。
この鎖が出ると小屋はもうすぐ。
この鎖が出ると小屋はもうすぐ。
小屋が見えた!
今季は休業。
しかし、トイレは使えます。
しかし、トイレは使えます。
テント設営。テ
夕食。この時間がアプローチ日の一番の幸せ。
夕食。この時間がアプローチ日の一番の幸せ。
今回もパスタ
夜、トイレに目が覚めるとテントがバリバリになっていた。
空気がピンと冷たい、星も見えている。明日は晴れそうだ。
夜、トイレに目が覚めるとテントがバリバリになっていた。
空気がピンと冷たい、星も見えている。明日は晴れそうだ。
2日目、さぁ、剱岳へ
1
2日目、さぁ、剱岳へ
2400以降で雪が出始める
2400以降で雪が出始める
一旦の岩場
雪を纏った姿にテンションが上がる。
雪を纏った姿にテンションが上がる。
息も上がる。
標高が上がると雪も増え始める。
標高が上がると雪も増え始める。
この辺りから、岩場が本格化する
1
この辺りから、岩場が本格化する
カニのハサミの行き。雪が付いているが、落ちついて行けば問題ない。
カニのハサミの行き。雪が付いているが、落ちついて行けば問題ない。
アイゼンは履いた方が良い。
アイゼンは履いた方が良い。
別山尾根との分岐が見えた
別山尾根との分岐が見えた
雪の剱岳。
到着出来て嬉しい。
5
雪の剱岳。
到着出来て嬉しい。
下りも慎重に。
下りはアイゼンがないと危ない
2
下りはアイゼンがないと危ない
慎重に下れば問題ない。
1
慎重に下れば問題ない。
下りも長い
カニのハサミの帰り
2
カニのハサミの帰り
あれは、槍かな
あの山かっこいいな。何の山か知らないけど。
3
あの山かっこいいな。何の山か知らないけど。
雲海が広がっている
2020年10月18日 13:55撮影 by  iPhone XS, Apple
2
10/18 13:55
雲海が広がっている
大分標高も下がった
1
大分標高も下がった
テントに戻り夕食。
今回は2泊3日なので、ゆっくり過ごす。
1
テントに戻り夕食。
今回は2泊3日なので、ゆっくり過ごす。
夕陽の鑑賞タイム。
日が沈む
2
夕陽の鑑賞タイム。
日が沈む
綺麗だが、寒い!
4
綺麗だが、寒い!
1時間程、日の沈む様を眺める。2泊3日して良かった。
2
1時間程、日の沈む様を眺める。2泊3日して良かった。
iPhoneにしては綺麗に撮れた
2
iPhoneにしては綺麗に撮れた
夜景も綺麗だった。
1
夜景も綺麗だった。
3日目、朝食
さぁ、帰るか
馬場島は遥か下。
馬場島は遥か下。
標高の低い所は紅葉が見頃を迎えている。
標高の低い所は紅葉が見頃を迎えている。
立山杉なウロの中
立山杉なウロの中
こう見ると凄い急登だな
1
こう見ると凄い急登だな
ひたすら下る。
"試練と憧れ"は文字通りだった
1
"試練と憧れ"は文字通りだった
馬場島に到着
富山の海の幸を堪能して帰る
3
富山の海の幸を堪能して帰る
富山湾から剱岳方面。
1
富山湾から剱岳方面。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル グローブ アイゼン ピッケル ガスカートリッジ コンロ コッヘル テント シェラフ ヘルメット

感想







◼感想
本格的な雪山シーズンの前に剱岳に登っておきたかった。
今回予定した早月尾根は、標高差2200mの急登で、軽量速攻型の日帰りの記録をよく見かけるが、私には難しいのと、丁度仕事の休みが3日取れたので、2泊3日でゆっくりと行くことにした。

最後の気掛かりは、やはり天気だった。
土曜に標高の高い所では降雪が予想されていたので、装備の選定に悩まされた。
結果的に2600m以降では本格的な雪道となり、アイゼンを持って来たことは正解だった。

早月小屋は営業していないので、2泊3日分の水を全て担ぎ上げることなったので、かなりの重量になった。
試練と憧れの石碑を過ぎて、初っ端から急登。松尾平の時点で真剣に帰りたい気持ちになった。
とは言え、進むしかないので、ひたすら登り続ける。

このルート、200m毎に看板があるのは良いが、どうも実際の標高は正しくないようで、一部明らかなおかしい所がある。(1600m地点)

すれ違った登山者は1組のみで、早月小屋に着いても他の登山者の姿もテントも無かった。


2日目、朝6時過ぎにテントを出発する。
2400mくらいから雪が出始め、2600mくらいから雪の上を歩く様になり、岩場が本格化する前にアイゼンを履いた。
心配していたカニのハサミも、雪は付いているが問題なく通過出来た。
剱岳の山頂には同ルートから登って来た方が数名いるくらいで、静かだった。

下りも長いので、写真を撮り少し休憩を取った後、早々に下山するが、
今日も早月小屋で1泊の予定なので焦らずにゆっくりと下る。
途中、雲海が広がっておりついつい見惚れてしまった。

テントに戻り、夕食。
この日の夕日も綺麗だったので、日暮れの1時間程、小屋の側で夕日を眺める。

3日目、少しゆっくり目に起床し、馬場島に向けて下山とした。


"試練と憧れ"は伊達じゃ無かった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:986人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら