また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2663269
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

黒伏山・白森 美しいブナの森と絶壁、そして出会い

2020年10月21日(水) [日帰り]
 - 拍手
yonejiy その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
11.9km
登り
995m
下り
1,001m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
1:09
合計
6:37
7:55
84
スタート地点
9:19
9:30
65
10:35
10:47
38
11:25
12:03
33
12:36
12:41
38
13:19
13:22
70
14:32
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ジャングルジャングルスキー場のP3駐車場を利用
登山道はその先の左側へ下っていく林道をちょっと行くと、登山ポストがあり村山野川を渡る仮設橋があります。仮設橋を渡って作業道を少し進むと、左へ登る登山道の入り口があります。
コース状況/
危険箇所等
道標等はありませんが遅沢林道分岐までは赤ペンキの目印がありますのでそれを外さないように。黒伏山まではロープ場の連続する急登です。この日は乾いていたので大丈夫でしたが、濡れていると滑りやすくなります。南峰の頭方面へ行くと眺めは良いですが、切れ落ちているので気を付けて。
白森まではいったん下って少し泥濘のある鞍部から登り返しになります。
白森の山頂は眺めがよく、一休みするのに最適です。
その他周辺情報 JA東根の産直ぽぽら 豊富な果物、野菜などお土産を探すのには最適です
P3の駐車場に止めて、黒伏を眺める。ここで新潟から来られた方と立ち話をした。お互いに初めての山で、後程ご一緒することになった。
2020年10月21日 07:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/21 7:58
P3の駐車場に止めて、黒伏を眺める。ここで新潟から来られた方と立ち話をした。お互いに初めての山で、後程ご一緒することになった。
陽の当たる南壁を見上げて
2020年10月21日 07:57撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 7:57
陽の当たる南壁を見上げて
この仮設橋を渡って。今年はいつ外されるのだろう。
2020年10月21日 08:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/21 8:05
この仮設橋を渡って。今年はいつ外されるのだろう。
はじめはカラマツ林。黄葉の頃はきれいだろうな。
2020年10月21日 08:27撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 8:27
はじめはカラマツ林。黄葉の頃はきれいだろうな。
やがてブナや楢の林。結構、岩が多くて小さなアップダウンが多い。
2020年10月21日 08:37撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 8:37
やがてブナや楢の林。結構、岩が多くて小さなアップダウンが多い。
奇形気味のブナの林に入った。幽玄な感じ。
2020年10月21日 08:46撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 8:46
奇形気味のブナの林に入った。幽玄な感じ。
少しずつ彩が加わってくる
2020年10月21日 08:48撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 8:48
少しずつ彩が加わってくる
木立の奥に真っすぐな岩壁が見えた
2020年10月21日 08:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 8:59
木立の奥に真っすぐな岩壁が見えた
もう少ししたらこの辺りも黄金色になるのだろう
2020年10月21日 08:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 8:59
もう少ししたらこの辺りも黄金色になるのだろう
割とキノコは少なめだった。これは美味しそうだが?
2020年10月21日 09:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 9:14
割とキノコは少なめだった。これは美味しそうだが?
遅沢林道との分岐に着いた。ここで駐車場でお話しした方に追いつく。お話ししながら何となくご一緒することに。
2020年10月21日 09:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/21 9:24
遅沢林道との分岐に着いた。ここで駐車場でお話しした方に追いつく。お話ししながら何となくご一緒することに。
森が綺麗になるにつれて傾斜も増してくる
2020年10月21日 09:45撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 9:45
森が綺麗になるにつれて傾斜も増してくる
道には落ち葉が散り敷いて、気を付けないと何かに引っ掛けたり
2020年10月21日 09:47撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 9:47
道には落ち葉が散り敷いて、気を付けないと何かに引っ掛けたり
今日は会社時代の山の先輩と二人連れだったが三人になった
2020年10月21日 09:47撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 9:47
今日は会社時代の山の先輩と二人連れだったが三人になった
次第にロープが連続するようになる
2020年10月21日 09:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 9:53
次第にロープが連続するようになる
時々黒伏の斜面が見えて一息
2020年10月21日 09:56撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 9:56
時々黒伏の斜面が見えて一息
長~いロープ場。滑ったら大変だよ。
2020年10月21日 10:02撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 10:02
長~いロープ場。滑ったら大変だよ。
ブナの森は一面の黄葉に
2020年10月21日 10:09撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 10:09
ブナの森は一面の黄葉に
少し南壁の頭のほうへ寄り道して、覗き込む
2020年10月21日 10:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
6
10/21 10:18
少し南壁の頭のほうへ寄り道して、覗き込む
目の下にはさっき歩いていた森とスキー場が
2020年10月21日 10:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 10:19
目の下にはさっき歩いていた森とスキー場が
黒伏山の意外にずんぐりした姿。奥には柴倉山と船形山。
2020年10月21日 10:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 10:20
黒伏山の意外にずんぐりした姿。奥には柴倉山と船形山。
絶壁の紅葉
2020年10月21日 10:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 10:21
絶壁の紅葉
黒伏山から続く縦走路の山々へ。良い眺めだ。
2020年10月21日 10:22撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 10:22
黒伏山から続く縦走路の山々へ。良い眺めだ。
遥かな谷の奥の船形連峰へ、縦走路は続く。今日は見通しもいい。
2020年10月21日 10:23撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 10:23
遥かな谷の奥の船形連峰へ、縦走路は続く。今日は見通しもいい。
三人でほれぼれと眺める白森の三角錐
3
三人でほれぼれと眺める白森の三角錐
もう一登り
2020年10月21日 10:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 10:26
もう一登り
この前登った面白山や大東、蔵王などが霞んでいる
2020年10月21日 10:28撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 10:28
この前登った面白山や大東、蔵王などが霞んでいる
すっかり茶色く、カサカサになったブナの森だが、これはこれで趣ある
2020年10月21日 10:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 10:29
すっかり茶色く、カサカサになったブナの森だが、これはこれで趣ある
山頂に着きました。こちらは展望ない。
2020年10月21日 10:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/21 10:36
山頂に着きました。こちらは展望ない。
ちょっと休んで白森へ。さっきの姿を見るとちょっとビビるが、登りたい意欲も湧いてくる。
2020年10月21日 10:39撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 10:39
ちょっと休んで白森へ。さっきの姿を見るとちょっとビビるが、登りたい意欲も湧いてくる。
下っていくとそこは黄葉の森
2020年10月21日 10:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 10:53
下っていくとそこは黄葉の森
ブナの木肌と黄金色
2020年10月21日 10:54撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
10/21 10:54
ブナの木肌と黄金色
ブナの森の先に屹立する白森
2020年10月21日 11:02撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 11:02
ブナの森の先に屹立する白森
良い姿。ちょっと小又山みたい。
2020年10月21日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
7
10/21 10:59
良い姿。ちょっと小又山みたい。
縦走路はブナの森を抜けて、時々展望も広がる
2020年10月21日 11:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 11:03
縦走路はブナの森を抜けて、時々展望も広がる
おや、山頂の上空に何かいる
2020年10月21日 11:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 11:17
おや、山頂の上空に何かいる
オオタカだろうか。風を受けながら空中に静止して、獲物を探しているようだ。
2020年10月21日 11:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 11:17
オオタカだろうか。風を受けながら空中に静止して、獲物を探しているようだ。
美しいブナの森に囲まれた沢渡黒伏山
2020年10月21日 11:25撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
10/21 11:25
美しいブナの森に囲まれた沢渡黒伏山
甑岳の向こうには村山葉山。月山は今日も雲をかぶっている。
2020年10月21日 11:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 11:26
甑岳の向こうには村山葉山。月山は今日も雲をかぶっている。
白森の山頂から眺める銭山や福禄山への縦走路は、柔らかい色合いのブナの森に包まれている
2020年10月21日 11:27撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 11:27
白森の山頂から眺める銭山や福禄山への縦走路は、柔らかい色合いのブナの森に包まれている
北側の長谷山方面への山々
2020年10月21日 11:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 11:29
北側の長谷山方面への山々
一面黄葉の森
2020年10月21日 11:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 11:29
一面黄葉の森
この縦走路歩いてみたいな。今日は出発が少し遅かった。
2020年10月21日 11:30撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 11:30
この縦走路歩いてみたいな。今日は出発が少し遅かった。
仙台カゴのとんがりと白髪山の優美。奥にどっしり後白髪山。
2020年10月21日 11:30撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
10/21 11:30
仙台カゴのとんがりと白髪山の優美。奥にどっしり後白髪山。
沢渡黒伏が鋭い
2020年10月21日 11:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
10/21 11:31
沢渡黒伏が鋭い
柴倉山と御所山。山頂の小屋まで見えた。
2020年10月21日 11:35撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
10/21 11:35
柴倉山と御所山。山頂の小屋まで見えた。
いろいろお話をしてゆっくりしたら、さて帰りましょう
2020年10月21日 12:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
10/21 12:03
いろいろお話をしてゆっくりしたら、さて帰りましょう
黒伏山の北面は荒々しい南の断崖とは違う、静かな森に囲まれた優美な姿
2020年10月21日 12:04撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
10/21 12:04
黒伏山の北面は荒々しい南の断崖とは違う、静かな森に囲まれた優美な姿
黄葉が谷へ降りていく
2020年10月21日 12:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:05
黄葉が谷へ降りていく
こうしてみると白森も急峻だな
2020年10月21日 12:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:06
こうしてみると白森も急峻だな
何とイワカガミが咲いていた
2020年10月21日 12:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/21 12:09
何とイワカガミが咲いていた
落ち葉を踏みながらもう一度黒伏山へ
2020年10月21日 12:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:14
落ち葉を踏みながらもう一度黒伏山へ
またまた曇り空になってしまったが、黄葉は綺麗だ
2020年10月21日 12:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:21
またまた曇り空になってしまったが、黄葉は綺麗だ
こんな風景に包まれながら歩く幸せ
2020年10月21日 12:24撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 12:24
こんな風景に包まれながら歩く幸せ
つい立ち止まり、シャッターを押す
2020年10月21日 12:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
10/21 12:26
つい立ち止まり、シャッターを押す
光が欲しい、とため息
2020年10月21日 12:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:26
光が欲しい、とため息
黒伏の南壁側の紅葉がすごかった
2020年10月21日 12:44撮影 by  DC-G9, Panasonic
7
10/21 12:44
黒伏の南壁側の紅葉がすごかった
急坂を下る直前で見えた沢渡黒伏
2020年10月21日 12:55撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 12:55
急坂を下る直前で見えた沢渡黒伏
下るにしたがって次第に緑へ戻る
2020年10月21日 13:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
10/21 13:05
下るにしたがって次第に緑へ戻る
この辺りは本当にいい雰囲気のブナの森
2020年10月21日 13:42撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
10/21 13:42
この辺りは本当にいい雰囲気のブナの森
一枝の紅葉を眺めて、お終い
2020年10月21日 13:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
8
10/21 13:50
一枝の紅葉を眺めて、お終い

感想

今までにも何度か下から見上げた黒伏山の壁。あの壁を上から見下ろしたいというのが宿題になっていました。天気は良くなりそうでしたが、ちょっと一人では自信がなく、久しぶりに山はベテランの知り合いをお誘いしました。他の方のレコでも晩秋の頃が美しい紅葉の森が見れるので、今年はまだ早いとは思いましたが、出かけました。

山麓のほうはやはりまだ緑でしたが、標高が1000m近くなると見事な紅葉で、ことに黒伏と白森の間のブナ林は素晴らしい黄葉に覆われていました。もちろん見たいと思っていた南壁方面の壁も見下ろすことができました。しかしあの壁、真下から見上げたらそれもすごいでしょうね。
本当はぐるっと周回したかったのですが、少し出発時間が遅かったのと、柴倉山方面からの下り道も厳しい場所があるということで、白森で他の方たちと相談して戻ることにしました。

朝に駐車場に着いたときに準備をされていた方は新潟からいらした方でした。
途中でご一緒になってから、いろいろとお話を伺ったのですが、山を始められたのは定年になってからとのこと。私より歳は5ほど上でしたが、日本中北海道から九州までいろいろな山に登っていらっしゃるそう。出かけるときは一週間ほどかけて、車中泊をしながらそちらこちらに登るそうです。ほかに楽しみがないからとおっしゃるのですが、それにしても大したものです。
お話をしてこちらもエネルギーをだいぶ頂きました。

静かで美しいブナ樹林、見事な壁、そして人との出会い。色々と得るところの多い山でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:654人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら