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Yamareco

記録ID: 26696 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 ヨーロッパ

スイス ブライトホルン(4164m)登頂 山スキー

情報量の目安: S
-拍手
日程 2008年02月15日(金) [日帰り]
メンバー , その他メンバー1人
天候晴天
アクセス
利用交通機関
ケーブルカー等

コースタイム [注]

09:00 クラインマッターホルン展望台
09:20 シール登行スタート
10:50 スキーデポ、アイゼンセット
12:00 ブライトホルン登頂  -12:20
12:50 スキーデポ地点にて、スキーセット
    ウンターテオドール氷河の滑降
15:30 フーリのレストラン ゴール
-
コース状況/
危険箇所等
●パッケージツアー(フェロースキーツアー)にて、ツェルマットへスキーに行った際、ガイドツアーのないフリーの日に、現地アルピンセンターに申し込んでブライトホルン(4164m)へスキー登山してきましたので報告します。

●この日のために、サロモン・テンエイティガン(135-99-125、181cm)、マーカーデューク16、ガルモント・エンドルフィンという出で立ちでツアーに参加していたので、全くの確信犯であり、自分にとってはこのフリーの日がメインイベントとなります。反面、パッケージのガイドツアーでは、スピードを上げると板が叩かれてツアー参加者の皆に着いていけなかったりしました。シールやビーコン、ハーネスなども日本から持っていきましたが、ビーコンやハーネスなどはツアー代金のなかでレンタルできるようでしたので、一緒にパッケージツアーに参加した友人(普通のスキーヤ)もブライトホルンに誘惑してしまいました。(400スイスフラン/人)

●前日のパッケージツアーの方のガイドツアー(サース・フェー方面)を控えめに楽しみ、夕方ツェルマットの街のスーパーマーケットで、バナナやサンドイッチ、ミネラルウオーターを買い込んで当日に臨みました。スイスで山スキーをするのは今回が初めてでしたが、ツェルマットへは、1年前の9月に来ていた(Mt.Pollux登頂)ので、おおよその要領は掴んでいました。

●当日朝、ロープウエイの下の駅で現地ガイドと待ち合わせして、クラインマッタホルン展望台まであがり、この直下でハーネスやシールをセットして、シール登行を開始しました。中間点あたりで雪面がウインドクラストしていて、シールが食わなくなり、スキー靴にアイゼンをセットして登行することになりましたが、難なくブライトホルンをサミットすることが出来ました。相棒は頂上直下で足が上がらなくなっていましたが、基礎体力で登りきったようです。頂上からの景色は筆舌に尽くし難く、360度、全方向で絶景であり、マッターホルンも低く見えました。

●頂上からスキーデポ地点まで降りて軽い昼食をとり、アイゼンからスキーに履き替えて、ここから広大なウンターテオドール氷河の滑降を楽しみました。もちろんスキーエリア外であり他に誰もいませんのでどこを滑っても自由ですが、必ずガイドのトレースを辿って滑らなければなりません。なぜなら、あちこちにヒドン・クレバスがあるからです(うっ)。その後、途中狭い校渓谷を越えて、ヘロヘロになりながらフーリ(Furi)まで滑り降りました。非常に充実した一日でした。パッケージツアーの方も良かったですが、この日の山スキーは一生忘れないと思います。

●最後に、ブライトホルン登山は一般に、最もやさしい4000m峰と呼ばれています。ブライトホルンへのスキー登山も、普通レベルの”山スキーヤー”の世界です。たとえば、栂池スキー場の一番上のリフトから、天狗原までを往復できる体力があれば問題ありません。高度順化できて、天候が許せば、皆さんにも是非挑戦してもらいたいです。その感動は請合います。

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過去天気図(気象庁) 2008年02月の天気図 [pdf]

写真

スキーツアーでご一緒した面々。
2008年02月10日 18:32撮影 by u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スキーツアーでご一緒した面々。
神々しいマッターホルンの夜明け。ツェルマットのホテルでの朝食時間に頂上から日が当たり始める。
2008年02月12日 15:51撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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神々しいマッターホルンの夜明け。ツェルマットのホテルでの朝食時間に頂上から日が当たり始める。
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山スキー確信犯の出で立ち。 (ここはスネガエリア、背景はマッターホルン)
2008年02月13日 18:41撮影 by u795SW,S795SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山スキー確信犯の出で立ち。 (ここはスネガエリア、背景はマッターホルン)
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クラインマッターホルンにてハーネスをセット。我々のガイドは地元のスイス人ガイド、レイニーだ。
2008年02月15日 17:18撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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クラインマッターホルンにてハーネスをセット。我々のガイドは地元のスイス人ガイド、レイニーだ。
広大なブライトホルン・プラトーへシール登行開始。 ポリュクス、リスカム、カストールなどの4000m超級の山群が遠望される。
2008年02月15日 17:42撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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広大なブライトホルン・プラトーへシール登行開始。 ポリュクス、リスカム、カストールなどの4000m超級の山群が遠望される。
ブライトホルン頂上への斜面は、その山名どおり陽が当たって明るい。絶好の山スキー日和だ。
2008年02月15日 18:01撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ブライトホルン頂上への斜面は、その山名どおり陽が当たって明るい。絶好の山スキー日和だ。
背景の三座は、左から、展望台のあるクラインマッターホルン(3884m)、マッターホルン(4478m)、ダン・ブランシュ(4357m)の雄姿。
2008年02月15日 18:02撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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背景の三座は、左から、展望台のあるクラインマッターホルン(3884m)、マッターホルン(4478m)、ダン・ブランシュ(4357m)の雄姿。
ウインドパックされてシールが食わなくなったため、スキー板を脱いでデポし、アイゼンを装備する。
2008年02月15日 18:42撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ウインドパックされてシールが食わなくなったため、スキー板を脱いでデポし、アイゼンを装備する。
3人でアンザイレンして、だいぶ登ってきた。背景にはブライトホルンプラトーが広がる。
2008年02月15日 19:46撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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3人でアンザイレンして、だいぶ登ってきた。背景にはブライトホルンプラトーが広がる。
相棒は山頂直下で足があがらなくなってしまった。空気が薄くてつらい。
2008年02月15日 20:03撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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相棒は山頂直下で足があがらなくなってしまった。空気が薄くてつらい。
ブライトホルン(4164m)サミット! 右から順にスイス人ガイド、相棒、私。 背景のマッターホルンも低く見える。
2008年02月15日 20:03撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ブライトホルン(4164m)サミット! 右から順にスイス人ガイド、相棒、私。 背景のマッターホルンも低く見える。
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なかなか渋いね、ガイドのレイニー。
2008年02月15日 20:04撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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なかなか渋いね、ガイドのレイニー。
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ほんま、来てよかった〜! 空は群青色。
2008年02月15日 20:05撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ほんま、来てよかった〜! 空は群青色。
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厳冬期なのに、ピークにいくら居ても寒くなく、風も弱かった。
2008年02月15日 20:06撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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厳冬期なのに、ピークにいくら居ても寒くなく、風も弱かった。
一緒に登頂を喜んだ別パーティ。背景はモンテローザ山群。最高地点のデュフール・シュピッツェ峰(4634m)も見える。
2008年02月15日 20:04撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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一緒に登頂を喜んだ別パーティ。背景はモンテローザ山群。最高地点のデュフール・シュピッツェ峰(4634m)も見える。
ブライトホルン頂上から、正面はマッターホルン。右にはダン・ブランシュ(4357m)、右端はヴァイスホルン(4505m)。 左には先の尖ったダン・デレン、さらに奥にグラン・コンバン(4314m)。
2008年02月15日 20:10撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ブライトホルン頂上から、正面はマッターホルン。右にはダン・ブランシュ(4357m)、右端はヴァイスホルン(4505m)。 左には先の尖ったダン・デレン、さらに奥にグラン・コンバン(4314m)。
レイニー、長いこと写真につきあってもらって、ごめんね。
2008年02月15日 20:10撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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レイニー、長いこと写真につきあってもらって、ごめんね。
下降開始。下降のアンザイレンはガイドが一番後ろになる。ターンでは独特の回転が必要なのだ。
2008年02月15日 20:23撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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下降開始。下降のアンザイレンはガイドが一番後ろになる。ターンでは独特の回転が必要なのだ。
スキーデポ地点。 ここでアイゼンからスキーへ履き替えて、テオドール氷河への滑降を開始する。
2008年02月15日 20:58撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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スキーデポ地点。 ここでアイゼンからスキーへ履き替えて、テオドール氷河への滑降を開始する。
降りたくない気分がする。もったいないようなお天気。スカイラインがすばらしい。
2008年02月15日 20:58撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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降りたくない気分がする。もったいないようなお天気。スカイラインがすばらしい。
ウンター・テオドール氷河へ突入する。他のスキーヤーはまったくいない。
2008年02月15日 22:04撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ウンター・テオドール氷河へ突入する。他のスキーヤーはまったくいない。
いくぞー! ちゃんとついて来いよ〜!っちゅう感じかな。。。ガイドのトレースを外すと、ヒドン・クレバスが待っている。
2008年02月15日 22:06撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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いくぞー! ちゃんとついて来いよ〜!っちゅう感じかな。。。ガイドのトレースを外すと、ヒドン・クレバスが待っている。
広大なテオドール氷河。写真を撮っている間に、置いてけぼりにされた。。。『おーい、待ってくれ〜!』
2008年02月15日 22:11撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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広大なテオドール氷河。写真を撮っている間に、置いてけぼりにされた。。。『おーい、待ってくれ〜!』
ちょっと急だけどがんばってね。。。って言われても、相当な急勾配!!! ひえ〜。。。
2008年02月15日 22:15撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ちょっと急だけどがんばってね。。。って言われても、相当な急勾配!!! ひえ〜。。。
ちょっと岩が出てきて、注意を要する。
2008年02月15日 22:23撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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ちょっと岩が出てきて、注意を要する。
だいぶ、下ってきた。小尾根には岩が露出する。
2008年02月15日 22:34撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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だいぶ、下ってきた。小尾根には岩が露出する。
氷河が狭まったところでは、板を外して歩く必要があった。もうゴールのフーリは近い。
2008年02月15日 22:55撮影 by Canon EOS 40D, Canon
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氷河が狭まったところでは、板を外して歩く必要があった。もうゴールのフーリは近い。
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