また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2683288
全員に公開
沢登り
日高山脈

オムシャヌプリ(上二股の沢〜西峰)

2020年10月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.9km
登り
923m
下り
935m

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
0:18
合計
7:20
6:25
227
翠明橋公園
10:12
10:30
195
オムシャヌプリ西峰
13:45
翠明橋公園
ルートの軌跡は手動入力です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天馬街道の翠明橋公園を出発。駐車場の向かいのロープが張ってある林道に入る。
天馬街道の翠明橋公園を出発。駐車場の向かいのロープが張ってある林道に入る。
藪化した林道を少し下ると1回目の渡渉。水深は浅い所を選べば10cm程度だった。
藪化した林道を少し下ると1回目の渡渉。水深は浅い所を選べば10cm程度だった。
2回目の渡渉で左岸へ。渡った少し先で林道は倒木や藪が多くなり歩きづらくなってきた。沢沿いに下りて進む。
2回目の渡渉で左岸へ。渡った少し先で林道は倒木や藪が多くなり歩きづらくなってきた。沢沿いに下りて進む。
3回くらいの渡渉の後、610m二股で左側が開けてきてガレ沢が合流する。このガレ沢を詰めてオムシャヌプリのコルに向かう。
3回くらいの渡渉の後、610m二股で左側が開けてきてガレ沢が合流する。このガレ沢を詰めてオムシャヌプリのコルに向かう。
水流はほとんどなく、登山靴のほうが歩きやすいかもしれない。
水流はほとんどなく、登山靴のほうが歩きやすいかもしれない。
主稜線のあたりはやはり白くなっている。昨夜の雨が山の上では雪になっていたようだ。
主稜線のあたりはやはり白くなっている。昨夜の雨が山の上では雪になっていたようだ。
1000mを越えたあたりから傾斜が急になってきた。
この二股は幅の広い右に進んだが、左に行けば最短でコルに出られたのかもしれない。
1
1000mを越えたあたりから傾斜が急になってきた。
この二股は幅の広い右に進んだが、左に行けば最短でコルに出られたのかもしれない。
主稜線が間近になると所々白っぽくなってきた。
主稜線が間近になると所々白っぽくなってきた。
コルより僅かに東峰寄りに出そうだったので、コルに向かってトラバース気味に進む。
積雪は5cm程度だが、沢足袋では滑る上に冷たさが直に伝わってきて辛い。足先が凍傷になるんじゃないかというレベル・・・。
コルより僅かに東峰寄りに出そうだったので、コルに向かってトラバース気味に進む。
積雪は5cm程度だが、沢足袋では滑る上に冷たさが直に伝わってきて辛い。足先が凍傷になるんじゃないかというレベル・・・。
コル手前から見たオムシャヌプリ西峰。どこから見ても三角形をしている。
4
コル手前から見たオムシャヌプリ西峰。どこから見ても三角形をしている。
コルから西峰に登る途中。振り返るとうっすら雪化粧した東峰と太平洋が綺麗だった。
4
コルから西峰に登る途中。振り返るとうっすら雪化粧した東峰と太平洋が綺麗だった。
西峰まではすぐの距離だが、踏み跡は無いか、あってもハイマツが被っている所が多い。
中途半端に雪が乗った藪を掻き分けると全身濡れてさらに寒い・・・。
5
西峰まではすぐの距離だが、踏み跡は無いか、あってもハイマツが被っている所が多い。
中途半端に雪が乗った藪を掻き分けると全身濡れてさらに寒い・・・。
オムシャヌプリ西峰(1379m)到着!
3
オムシャヌプリ西峰(1379m)到着!
樹氷の向こうに野塚岳。
トヨニ岳から北側は雲がかかっていたものの、3週間前に神威岳からの縦走で歩いた稜線が少し見えた。
3
樹氷の向こうに野塚岳。
トヨニ岳から北側は雲がかかっていたものの、3週間前に神威岳からの縦走で歩いた稜線が少し見えた。
天馬街道の翠明橋がはるか下に見える。
1
天馬街道の翠明橋がはるか下に見える。
南側には先日登った十勝岳〜楽古岳。オムシャヌプリより100mほど標高が高いせいか、上部の積雪は少し多いように見える。
6
南側には先日登った十勝岳〜楽古岳。オムシャヌプリより100mほど標高が高いせいか、上部の積雪は少し多いように見える。
足が冷たくて辛いのであまり長居はできなかった。
海を見下ろしながら下っていく。東峰は今回はパスした。
3
足が冷たくて辛いのであまり長居はできなかった。
海を見下ろしながら下っていく。東峰は今回はパスした。
振り返ると上部の雲が少し抜け、トヨニ南峰が顔を出した。
4
振り返ると上部の雲が少し抜け、トヨニ南峰が顔を出した。
コルまで戻ってきた。ここは平坦なので風さえ強くなければ良いテン場になりそう。
2
コルまで戻ってきた。ここは平坦なので風さえ強くなければ良いテン場になりそう。
標高を下げるとすぐに雪は無くなり、足の冷たさからも解放された。
標高を下げるとすぐに雪は無くなり、足の冷たさからも解放された。
沢としての面白みとかは少ないのかもしれないが、大量のガレに覆われた斜面はなかなか壮観だと思う。
沢としての面白みとかは少ないのかもしれないが、大量のガレに覆われた斜面はなかなか壮観だと思う。
朝方は真っ白だった十勝岳もかなり雪解けが進んだようだ。
2
朝方は真っ白だった十勝岳もかなり雪解けが進んだようだ。
林道跡まで下りてきた。翠明橋はもうすぐそこ。
1
林道跡まで下りてきた。翠明橋はもうすぐそこ。

感想

今回は日高の稜線藪漕ぎ縦走第3弾(?)として、野塚トンネル十勝側からポン三の沢を詰めて野塚岳に登り、主稜線をオムシャヌプリまで縦走し、上二股の沢で翠明橋公園に下りる計画だった。
しかし、朝起きてポン三の沢を野塚岳に向かって歩き始めると、山の上がかなり白くなっていることに気付く。沢登りと藪漕ぎに雪が加わるとかなり厳しい。初雪の遅い南日高はまだ大丈夫かと思っていたが、甘かったようだ・・・。
そんなわけで急遽計画を変更し、浦河側に戻って翠明橋公園へ。このあたりで最も容易な上二股の沢でオムシャヌプリまでのピークハントのみとした。

上二股の沢は主に下降に使われる沢のようで、大量のガレに覆われた斜面がひたすら続いた。水流のある所はわずかで、下部の数回の渡渉を除けば登山靴のほうが有利なのでは?と思うほど。傾斜が急になる所でも足掛かりは多く、安心して上り下りできた。
コルから西峰までの中途半端に積もった雪と藪の組み合わせは厄介だった。ハイマツを除けると溶けかけの雪がこびりついて濡れるし、足も非常に冷たい。そんな状況だったので東峰はパスしてしまった。(双子山なのに片方しか登らないのはどうかと思ったが・・・)季節の変わり目は装備選択が難しい。

今回の山行で、南日高の神威岳〜楽古岳までの主稜線上の名のある山には一通り登ったことになった。今年はもう厳しそうなので、来年の残雪期になったらまた稜線繋ぎをやっていこうと思う。好天の日にピリカヌプリのリベンジ(?)もしたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:677人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら